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万引き一度の過ち 撮影された少女は店長の性処理の餌食に(援交の連絡に震える夜)vol.13

万引き
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終わりなき支配、交わされた取引――援交の連絡に震える夜

日常が、音もなく壊れていく。

遥は、会社のデスクで書類を整理しながら、
ふとスマートフォンに目を落とした。

あれから数日――
あの夜の傷はまだ癒えていない。
下半身に残る鈍い痛みや、
身体に染み付いた精液と男の匂いが、
シャワーを浴びても消えない気がして、
制服の下の肌がむず痒い。

あの夜のことは、
夢だったのではないか――
そう思いたくて、
記憶を封じ込め、
ただ必死に毎日をやり過ごす。

だが、
スマートフォンの画面に「非通知」の着信表示を見た瞬間、
全ての記憶が、一気に蘇る。

怖い。
絶望と羞恥が、
また身体の奥からせり上がってくる。

その日は、昼休みの直前だった。
手にしたスマートフォンが震える。
不安と恐怖で指が凍りつく。

恐る恐る、画面をタップする。

そこには、
あの男――ひろしからの
メッセージが届いていた。

**『遥へ

元気か? ちゃんと俺の言うこと聞いてくれるよな。
この前はすごくよかったぜ。

さて、今度は“エンコウ”してもらうから。
場所と時間はこっちで指定する。
服装は制服、下着は着けてくるな。

もちろん断れねぇよな?
お前の身分証も動画も写真も、ちゃんと取ってある。
もし逆らえば、会社にも家族にも、全部バラすからな。

お前はもう、俺の“商品”だ。

わかったら、今日の夜、また連絡する。
絶対に逃げるなよ。』

――ひろし**

その文字列を見た瞬間、
遥の心臓がどくんと大きく跳ねた。

身体が冷たく、指先が痺れる。

「……うそ、でしょ……」

思わず机の下で、両膝を抱える。
制服のスカートが膝にまとわりつき、
あの日の事務所の空気が蘇る。

“エンコウ”――
今度は見知らぬ男たちに売られる、ということなのか。

全身が震えだす。
恐怖と羞恥、屈辱と絶望。

いまここにいるはずの“日常”が、
一瞬で色を失い、
世界の輪郭が崩れ落ちる。

会社の同僚たちの笑い声が、
遠い世界の出来事のように聞こえた。

「私が、“商品”……?」

唇が震える。
喉の奥が詰まり、
心臓が胸をギュッと締めつける。

――逃げられない。

あの日、身分証も、動画も、写真も、
全て奪われ、コピーされ、
「また連絡する」と宣言された。

もし拒否すれば――
あの動画や写真が、
会社や家族や友達に一斉にばら撒かれる。

遥の人生、
すべてが壊れる。

「やだ……やだ……
どうして……」

喉から声が漏れる。
涙がこみあげ、目尻が熱い。

だが、スマートフォンは静かに次の通知音を鳴らす。

――今夜、また“ひろし”から連絡がくる。

遥は、
制服の襟元をぎゅっと握りしめる。

鏡の中の自分の顔が、
青ざめて、どこか他人のようだった。

会社が終わっても、
まっすぐ家には帰れない。

家族に会う顔もない。
もしも男の命令に逆らったら、
家族の人生まで破壊される。

心が、ぼろぼろになっていく。

「エンコウ」
その言葉の意味を、
遥は本当に理解している。

大人の男たちの欲望のままに、
自分が“売り物”として並べられる。

制服を着て、
下着もつけずに、
知らない誰かに抱かれる――

屈辱と恐怖。
恥ずかしさと絶望。

「どうして、私が……」

嗚咽が込み上げ、
スマートフォンの画面を見つめることすら、
もう耐えられなかった。

夜が近づくたび、
心はどんどん冷たく、
暗くなっていく。

だが、
逃げ場はない。

あの夜、身体に残った精液のぬめりと痛み。
今度は、
見知らぬ男たちが、
遥のすべてを買って、
犯していくのだ。

制服の下に、
下着をつけずに。

――それが、命令。

「たすけて……
たすけて……」

誰にも助けてとは言えない。
誰にも打ち明けられない。
誰かに打ち明ければ、すべてが壊れる。

「私はもう……普通の生活に戻れない……
あの男の“商品”として生きるしか……
……生きていけないの……?」

夜の空気が冷たく、
心を突き刺す。

鏡の前で制服のスカートを見つめる。
これからまた“エンコウ”を強要され、
名前も知らない誰かに買われる自分――

涙があふれる。

スマートフォンは静かに通知音を鳴らし続ける。

支配は終わらない。

日常が音もなく、
完全に壊れていく。

遥は、
制服の襟をぎゅっと握りしめ、
夜が訪れるのを、
ただ恐怖と絶望の中で待つしかなかった――

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