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時間停止課長と無垢な新人遥の官能物語 vol.1(時間停止からの愛撫)

時間停止課長と無垢な新人遥の官能物語 時間停止・催眠・操り
時間停止課長と無垢な新人遥の官能物語
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静止した夜、溶けゆく純情と快楽の狭間で

夜のオフィスには、パソコンの稼働音と空調の静かな唸りだけが響いていた。
机に向かい、資料をまとめる遥の指先は、細く美しい。
彼女はまだ社会に出たばかりの新人OL。「どうして私だけ、こんなに残業……」と、弱々しく呟きながらも、地味で控えめなスーツの袖口をきゅっと握りしめていた。

遥は男性と目を合わせることさえ苦手だった。
誰かに近づかれるだけで、心臓が跳ね上がる。
恋愛も、キスも、遠い世界のこと。交際経験はゼロ
純粋無垢な身体は、まだ誰のものでもなかった。

その夜――
いつの間にか、彼女の背後には課長・ひろしの影が忍び寄っていた。
大柄で落ち着いた雰囲気のひろしは、遥とは対照的に堂々とした大人の男。
だが、その瞳の奥には、誰も知らない異能が潜んでいる。
彼は、「時を止める力」を密かに持っていたのだ。

ひろしは、そっと腕時計のボタンを押した。
――その瞬間、空気が歪み、すべての音が消える。
世界は完全に静止した。

遥の手も、まばたきも、動かない。
椅子に座ったまま、静かに息を止めたような遥。
だが、ひろしの前でだけ、時間は滑らかに流れ続ける。

「さて……遥。今日は特別な夜にしてあげるよ」
(何も知らない君の、柔らかな唇を)

ひろしは机を回り込み、静止した遥の横顔に見惚れる。
整った輪郭、伏し目がちな睫毛、薄く閉じた唇――初々しい色香
触れるだけで壊れてしまいそうなその唇を、深く、ねっとりと奪う準備をする。

ひろしの指先が遥の顎をそっと持ち上げ、顔を正面に向ける。
彼女は何もできず、無抵抗のまま、静止したまま。
だが、身体の奥底には、やがて快感が降り積もる予感が満ちていた。

ひろしは遥の唇に自分の唇を重ねる。
ねっとりと、湿り気を帯びた舌が、遥の口内を丹念に舐め回す。
遥の柔らかな舌を絡めとり、粘膜の奥深くまで、じっくり、じっくりと味わい尽くす。

空気が密やかに震え、唾液が遥の唇の端からつっと流れる。
ひろしは遥の頬に手を添え、さらに深く、貪るように口づけを重ねていく。
ちゅっ、ちゅっ、くちゅ――
粘りつく音が、誰もいないオフィスに小さく響く。

「君のこんな表情、誰も見たことがないだろう?」
(遥の、無垢な口の中……この味、全て俺だけのものだ)

ひろしの手は遥の肩を優しく抱きしめる。
柔らかなスーツ越しに伝わる体温。
遥の身体は無意識のまま、敏感な反応を蓄積していた。

時が止まったままの空間で、ひろしは遥の口内を隅々まで舌で探る。
遥の舌は、強くも弱くもできず、ただされるがままにされている。
だが、感覚だけはしっかりと奥底に溜まり、積もっていく。

ひろしの手が遥の髪を梳き、耳元に唇を寄せる。
そっと囁く。

「時が動き出したら、どんな声をあげるのかな……遥」

彼の舌先は遥の耳たぶを舐め、軽く噛む。
スーツの襟元に、指先がそっと触れる。
ほんの少しだけ、シャツのボタンを緩めて、白い首筋に口づけを落とす。
(これも、君には抗えない……)

遥の敏感な首筋を、ひろしの舌がなぞる。
その間も、遥の身体は静止したまま。
だが、快楽はまるでスパークするように、静かに、確実に蓄積されていくのだった。

そして――
ひろしは遥の頬を撫でながら、もう一度深く、濃厚なキスを落とす。

「……さあ、目覚めてごらん」

ひろしは腕時計のボタンをそっと押し戻す。

世界が再び動き出す。
空調の音が戻り、パソコンの画面が点滅を始める。
遥のまばたきがゆっくりと始まり、指先が小さく震えた。

その瞬間、全身に一気に流れ込む快感――
まるで、体中が火照り、痺れるような感覚に襲われる。

「っ、あっ……な、なに……?!」
遥は反射的に唇に手を当てる。
口内には残る粘り、火照った頬。
誰も触れていないはずなのに、敏感な唇から、じんじんと快楽が広がっていた。

「どうして、こんな……っ、からだが……っ」

遥は震える手で机を掴み、顔を俯ける。
自分でも理解できない熱が、全身を駆け巡る。
耳の奥まで、羞恥で真っ赤に染まっていく。

「……誰か、見てないよね……?」
遥は恐る恐る周囲を見回すが、誰もいない。
ただ、自分の身体がまだ微かに震えていることだけが、異常な夜を物語っていた。

パソコン画面に映る自分の顔は、赤く火照り、濡れた唇が妖艶に艶めいている。
遥は慌ててハンカチで口元を拭う。
だが、その手もまた、小刻みに震えていた。

「わたし……いったい、どうしちゃったの……」

遥の純情は、誰にも気づかれぬまま、ひろしの異能によって少しずつ侵されていく。
この夜の出来事が、やがて彼女の中で新しい快感として芽吹いていくことを、まだ誰も知らない。

だが、ひろしの視線は、また新たな欲望で遥を見つめていた。
(また時を止めて――もっと深く、君を味わいたい)

夜のオフィスは、静かに、淫らな熱を含んだまま、朝を待っていた。

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