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オフィスレディーが堕ちる夜―純愛か絶望か・・・(そのままフェラチオ)vol.6
安っぽいビジネスホテルの密室。全裸にひん剥かれ、自分の手で自らの純潔を慰める姿を録画されるという、人間の尊厳を根底から破壊するような屈辱。寿子の未成熟な蕾に押し当てられた自分の指先は、ただただ異物でしかなく、快感などあるはずもなかった。
警備員の男は、タバコの焼け焦げ跡がある薄汚れたソファに深くもたれかかりながら、スマートフォンのカメラを構え、じっと寿子の惨めな姿を舐め回すように見つめていた。
「もっとだ。指をもっと奥まで入れて、腰をくねらせろ。感じてるフリでもいいから、俺を欲情させるように喘げって言ってんだろ」
下劣な命令が飛ぶたびに、寿子は血が滲むほど唇を強く噛みしめる。
「……ん、んん……っ、いや……恥ずかしい……っ」
小さな、引き攣ったような喘ぎ声。だが、それは自分で自分の心を削り取っていく音にも等しかった。
指を奥まで入れてみろ、という命令に、寿子はガタガタと震える歯を食いしばりながら、ぎこちなく、ひたすらに機械的に指を動かす。無理な摩擦が乾いた粘膜を傷つけ、鈍い痛みが下腹部に走る。濡れてもいない、熱もない。そこにあるのは、底なしの絶望だけだ。
「あぁ……やぁ……もう……やめて……」
大粒の涙が次々と頬を伝い、真っ白な顎先からホテルの安いベッドカバーへとシミを作っていく。
「もっとだ、寿子。今度は自分から、“お願いします”って言ってみろ。カメラに向かってな」
「……何を……ですか……」
寿子の声は極度の恐怖と羞恥で激しく震え、かすれきっていた。
警備員の男は、忌まわしい笑みを浮かべながらソファから立ち上がり、自らの制服のズボンのベルトをチャッと音を立てて外した。そして、寿子の目の前でゆっくりと下着を下ろし、醜く膨張した自らの欲望をむき出しにした。
「わかってるだろ? ……お前のその綺麗な舌で、ちゃんと俺の肉棒を舐めさせてくださいって、自分から懇願するんだよ」
その言葉は、寿子のすでにボロボロになった心を、さらに深く、決定的にえぐった。
(ひろしさん以外の男の人に……そんなこと……絶対に……)
「……無理です、そんなこと……絶対、できません……。お願い、許してください……」
全裸のままベッドの上で首を激しく横に振り、顔を両手で覆って号泣する寿子。
「じゃあ、この録画も全部、今すぐ課長にも会社にも一斉送信するぞ? あのエリート男にも見せてやる。お前が、全裸で、こんな恥ずかしい格好で、自分を必死に弄ってるとこを全部な。明日から会社でどんな顔されるか、楽しみだな」
寿子の呼吸がヒュッと浅くなり、胸の奥が張り裂けんばかりの悲鳴をあげる。
(課長だけは……課長にだけは、あんな動画、絶対に見せたくない……)
何度も何度も、心の中で繰り返した。もはや自分の尊厳など、どうでもよかった。どんな辱めを受けようと、会社をクビになろうと構わない。ただ、自分に優しくしてくれた大切な人の未来だけは、そして彼の中にある自分の綺麗な思い出だけは、この地獄から死守したかった。
寿子は、ゆっくりと、まるで死刑台に向かう罪人のように顔を上げた。
ベッドの上で無惨に両膝を開き、自分の秘所に指を入れたままの恥辱にまみれた姿で、警備員の男の方を焦点の定まらない虚ろな目で見つめる。声は、涙と絶望の震えで極限までかすれていた。
「……おねがい、します……」
「……あなたの、舐めさせて……ください……」
自分でも信じられないほどの、魂を売り渡すような声が、震える唇から絞り出された。その瞬間、自分のなかの残されていた最後の人間らしさが、粉々に砕け散って完全に壊れていく音がした。
警備員の濁った目がいやらしく細められる。
「そうだ、それでいい。もう一度、カメラのレンズをしっかり見て、はっきりと大きな声で言え」
寿子は、自分の人生を終わらせるスマートフォンの赤い録画ランプを、ただじっと見つめた。自分の涙と、圧倒的な羞恥、そして純粋だった恋心のすべてが、あの小さなレンズの奥底に永遠に吸い込まれていく。
「……あなたのを……舐めさせて……ください……っ」
激しく震える声。だけど、その屈辱の言葉は確かにこの薄汚れた密室の空気に刻み込まれた。
警備員はズボンと下着を完全に足首まで下ろし、ベッドの端にどっかと座り込む。
「ほら、こっち来いよ。早くしろ」
寿子は、ベッドの上を四つん這いになりながら、ゆっくりと、男の股間へと近づいていく。自分の流した涙と、極度の緊張から滲み出た冷や汗が、シーツに点々とシミを作っていく。全裸のまま、他人の悪意に満ちた目と冷徹なレンズの前で、何もかもを晒して最悪の屈辱へと進む道しか、彼女には残されていなかった。少しでも逆らう素振りを見せれば、すぐにスマホの画面を突きつけられ、送信ボタンを押すぞと脅される。社会的な死という目に見えない鎖が、寿子の首にしっかりと巻き付いていた。
ベッドの端に座る警備員の前で、寿子は床に膝をつき、小さな震える手で男の太ももに恐る恐る触れた。ひろし以外の男性の、不潔な体温と不快な重みが、圧倒的な恐怖と共に伝わってくる。
「ちゃんと舌を長く出して、“お願いします”って言いながら舐めろ」
寿子は、止まらない涙を手の甲で乱暴に拭いながら、恐る恐る顔を男の股間へと近づける。自分の唇が、他人の男の強烈な悪臭と不潔な匂いに包まれ、吐き気が胃の底からこみ上げてくる。
「……おねがいします……舐めさせて、ください……」
カメラは、寿子の涙と鼻水でぐしゃぐしゃになった悲惨な顔と、男の股間にひれ伏して懇願する屈辱的な姿を、余すことなく高画質で記録し続けていた。
警備員の男は、満足げに下腹部を突き出しながら冷酷に命じる。
「ほら、舐めろよ。カメラによく見えるように、淫乱で恥ずかしい顔をしてな」
寿子は、激しく震える舌を少しだけ出し、男の不潔な先端を、まるで毒を舐めるかのようにそっとなぞった。
「……んっ……、はぁ……っ」
大粒の涙が男の太ももに零れ落ち、永遠に消えない屈辱が、寿子の純白な魂の奥深くに真っ黒な烙印として刻みつけられていく。自分の舌が、愛してもいない、嫌悪しかない他人のものを舐めさせられる感触。それは、これまで一度も経験したことのない、狂ってしまいそうなほどの恐ろしい現実だった。
「もっと舌を大きく動かして、全体をしゃぶれ。そして“美味しいです”って言え」
寿子は深い絶望の海の底で、ただ機械のように言われるがままに舌を動かし、嗚咽を漏らしながら呟いた。
「……おいしい、です……っ」
言葉とは裏腹に、心の奥では声の限りに泣き叫んでいた。助けて。誰か助けて。お願いだから、この恐ろしい悪夢から私を救い出して。そんな叶わぬ願いだけが、ぐるぐると頭の中を回り続けている。
無慈悲な録画の赤いランプが、永遠の長さのように思える時間、ずっと、寿子の絶望に満ちた顔と、涙と、無理やり動かされる舌と、その全てを残酷に映し出している。
タバコと芳香剤の入り混じった部屋の空気が重く淀み、彼女にはどこにも逃げ場がなかった。圧倒的な暴力の恐怖と底なしの絶望に深く深く沈みながら、寿子はただ祈るように、壊れたテープレコーダーのように、
(ひろしさん……助けて……助けてください……っ)
心の奥底の真っ暗闇のなかで、決して届くことのない彼の名前を、何度も何度も呼びかけ続けていた。

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