選ばされた体位――涙と命令の夜
窓の外には、深い夜の闇が静かに降り積もっている。
遥の部屋は、裸のまま交わったふたりの熱でまだ微かに湿っていた。
ベッドのシーツには遥の涙と汗、
そして背徳の痕跡が色濃く残っている。
ひろしは、遥の隣で無言のまま身体を起こし、
部屋の空気を確かめるように深く息を吸った。
その目は、満ち足りた征服感に濡れている。
遥は、ベッドの端で膝を抱え、小さく身を縮めていた。
髪は乱れ、涙と唾液で頬が濡れている。
何度も繰り返された行為に、
心も身体も限界を超えていた。
そんな遥に、ひろしは静かに声をかけた。
「……遥、
今日は特別に、好きな体位を選ばせてあげるよ」
その言葉が遥の心に鋭く突き刺さる。
……やめて。
お願い、もう何もしたくない……
好きな体位なんて、そんなこと……
私の“好き”なんて、
もう何も残ってないのに……
しかし、ひろしの精神操作の力が、
遥の意識に静かに、でも確かに浸透していく。
「好きな体位、
どれがいいか教えて?
どんなのがいいの?
自分でちゃんと選んで言いなさい」
それは、命令という名の罰だった。
遥は強く首を横に振り、
涙で濡れた瞳で兄を睨みつける。
いや、
絶対に言いたくない。
選びたくない、
お兄ちゃんの命令に従いたくない……
でも、
唇が、喉が、
勝手に動いていく。
「……正常位……が、いい……」
自分の口から紡がれたその言葉に、
遥の全身が小さく痙攣する。
自分の意志ではないと分かっていても、
体位を“選ばされた”という屈辱は、
遥の心を深く貫いた。
ひろしは満足げに微笑み、
ゆっくりとベッドの中央に遥を引き寄せた。
「じゃあ、
遥が選んだ“正常位”でしてあげる。
自分で脚を開いて、
僕の目をちゃんと見て」
その言葉に逆らえず、
遥は、涙に濡れた目元で兄を見上げ、
ゆっくりと両脚を開く。
身体は震えているのに、
なぜか抗うこともできず、
恥ずかしい姿を晒すしかなかった。
いやだ、
いやだ、
いやだ――
私はもう、
お兄ちゃんに全部壊されてしまう……
兄の目は、征服欲と高揚にギラギラと光っている。
自分の命令で妹に体位を選ばせ、
その羞恥と絶望を眺めることに
圧倒的な快楽を感じていた。
ひろしは、遥の脚の間に身体を割り込み、
柔らかな太腿を両手で抱え込んだ。
「遥、
ちゃんと自分から腰を動かして……
自分の“好きな体位”なんだから、
気持ちよくなってごらん」
また新しい命令。
気持ちよくなんて、なれるわけがない……
私はただ、
壊れていくだけ……
それでも、遥の腰は
命令に従って小さく震えながら動き出す。
兄の昂ぶりが、遥の入り口に押し当てられる。
熱く、固く、
兄の欲望だけが
遥の身体を支配していく。
「……遥、
中に入れるよ……」
ひろしはゆっくりと遥の奥に貫き、
全身で彼女の熱さときつさを味わう。
遥の涙は止まらず、
だけど、身体は命令通りに
兄の動きに合わせて腰を浮かせる。
ベッドのきしむ音、
肌と肌がぶつかる湿った音。
ぱん、ぱん、ぱん……
ひろしの重みが遥の身体にのしかかり、
唇が首筋や胸元を貪るように吸い上げる。
「……遥、
すごく気持ちいいよ……
お前が自分で選んだ体位だから、
もっと感じてごらん」
そんなこと言わないで……
これは、私が望んだことじゃない。
全部、全部お兄ちゃんのせい……
だけど、
遥の身体は命令通りに
腰を揺らし、
小さな喘ぎ声を漏らす。
「あっ、ん、や、いや、
やめて、
やめてよ……
私は……私は……!」
涙があふれ、
身体が小刻みに震える。
兄の手は、遥の脚をさらに大きく開き、
奥へ、奥へと突き上げていく。
快感と屈辱、
絶望と羞恥が入り混じる。
ひろしは、遥の顔を見つめながら
さらに腰を深く打ちつける。
「……遥、
自分で選んだ体位でイッてごらん。
俺の命令に、全部従ってごらん……」
命令の言葉が、遥の心を
完全に粉々に砕いていく。
いやだ、
いやだ、
やめて、
助けて……
こんなこと、
もう耐えられない……
でも、
遥の腰は大きく揺れ、
快感に痙攣し始める。
「……あ、あ、だめ、だめ、
イッちゃう、
イきたくないのに……!」
兄の支配下で、
遥は涙と嗚咽、
そして絶望的な快感のなかで
絶頂に導かれる。
いやだ、
こんなの、
私が選んだ体位なんかじゃない……
お兄ちゃんの命令で、
私はもう……私じゃなくなってしまう……
夜はまだ終わらず、
兄の支配欲と遥の涙、
命令に従うしかない身体と
心の絶望だけが、
ふたりの間に重く降り積もっていった。
おねだりせっくす
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