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【屈辱の奉仕】上司に仕組まれた快楽支配:vol.2(涙のフェラチオ)
呼吸だけが浅く速くなり、遥の身体は凍りついたように動かなくなっていた。
過剰に装飾された調度品と、無数の名も知らぬ男女が残していった生臭い情事の匂い、そして安っぽい消臭剤の香りが混ざり合った空気が、絶え間なく吐き気を催させる。
かつて二十二年間必死に守り続けてきた理性の拠り所は、足元の分厚く柔らかい深紅のカーペットへと、まるで音を立てて崩れ落ちるかのように静かに沈んでいくようだった。
ひろしは、部屋の中央でゆっくりと振り返る。
その手には、あの忌まわしい黒銀のペンダントが、まるで生き物のように鈍く光って握られていた。
照明の光を吸い込んで妖しい光を放つその幾何学模様が、獲物を狙う毒蛇のように遥の瞳を正確に射抜く。
「遥。そこに膝をついて、俺の前に座りなさい」
その声は、決して大きくはないが、腹の底まで響くような抗いがたい絶対的な重圧と支配力を伴っていた。
(……嫌……膝なんてつきたくない……どうして私が、こんな最低な男の前に……)
遥の脳は激しく拒絶し、全身の筋肉に「出口に向かって走れ」という切実な指令を送り続ける。
だが、ペンダントから放たれる不可視の強制力が、彼女の脳と運動神経の接続を強引に乗っ取っていた。
ガクガクと小刻みに震えていた膝が、本人の必死の抵抗を完全に無視して力なく折れ、分厚い深紅のカーペットに深く沈み込む。
遥は、自分が最も嫌悪する上司の股間を下から見上げるような、女性として極めて屈辱的で卑屈な姿勢で、ピタリと固定されてしまった。
「……っ、ちがっ……お願い……やめて……っ」
恐怖とパニックで掠れた細い声で哀願するが、ひろしの表情には、エリートの殻を剥がれた女を嬲る冷酷な優越感だけが浮かんでいる。
「ファスナーを下ろして、中を取り出して……お前のその綺麗な口で、俺を奉仕してくれ」
言葉が耳裏に響いた瞬間、遥の震える両手が、まるで操り人形のようにひろしのズボンの社会の窓へとゆっくりと伸びる。
冷たい金属のファスナーの感触が、震える指先に生々しく伝わる。
ジジジッ……。
ファスナーが下がる無機質な音。それは、彼女が処女として大切に守ってきた聖域が完全に踏みにじられ、穢されていく絶対的な合図だった。
下着の布地を自らの手で震えながら押し下げると、そこには、異常な熱を帯び、今にもはち切れんばかりに凶暴に怒張した巨大な肉棒が、大きく脈打ちながら彼女の目の前に鎮座していた。
極限まで膨れ上がった亀頭は、血が通いすぎて毒々しいほど赤黒く充血し、カリ首の辺りからは、すでに男の欲望の証である先走り汁が透明な糸を引いて滴り落ちている。
まるでそれ自体が一つの獰猛な生き物のように、絶え間なく拍動するその凄まじい熱量と質量を鼻先が触れそうなほどの至近距離で直に感じ、遥の顔は、あまりの恐怖と生理的嫌悪で一気に青ざめた。
「遥。それを唇で包みなさい。舌で、丁寧に舐めるように……根元まで、ゆっくりとだ」
感情を一切交えない無慈悲な命令。
遥の顔が、見えない大きな手で後頭部を押さえつけられたかのように、ゆっくりと、しかし確実に男の象徴へと近づけられていく。
鼻腔を強烈に突く、汗と尿が混ざったむせ返るような男の体臭と、饐えたような男性器特有のむせ返るような匂い。
(…… 臭い……、気持ち悪い…… 無理、絶対に無理……)
彼女は、男性と手を繋いだことすらない、生粋の処女だった。
未知で暴力的で、ひたすらに不潔な異物に対する本能的な凄まじい恐怖と、耐え難い生理的嫌悪感で、胃の奥が激しくせり上がり、吐き気に襲われる。
しかし、彼女の意思とは無関係に、柔らかな小さな唇は、まるで磁石に引き寄せられるかのように自動的にだらしなく開かれ、異常な熱を帯びた亀頭へと、ついに触れてしまった。
「ん……っ……! あ、んんっ……!」
触れた瞬間、唇から全身の神経へと、強烈な高圧電流が走ったような凄まじい衝撃が突き抜けた。
ぬるりとした、体温よりも遥かに高い生々しい肉肌の感触。
遥の意思を完全に裏切り、自発的に尿道口から滲み出ている粘り気のある汁を、そっと掬い取るように舐め取ってしまう。
(……しょっぱい……生臭い……いやだ、吐きたい……)
唾液と粘液が絡み合う音だけが、低く続く。
誰もいない静かな密室に、唾液と我慢汁が過剰に絡み合う、ねっとりと粘つくようなどぎつい水音が響き始める。
遥の未経験の小さな口は、ひろしの肉棒を根元まで受け入れるにはあまりに狭く未熟で、挿入されるたびに何度も喉の奥の粘膜を激しく突かれ、涙目で咽び声を漏らした。
しかし、ひろしの大きくて容赦のない手が彼女の後頭部の髪をがっちりと鷲掴みにし、逃げようとする彼女の顔をさらに深く、喉の奥へと強引に押し込んでいく。
「……あ、ぐ、ぅ……っ、ん、んんぅ……っ!」
苦痛と生理的な涙がポロポロと頬を伝い、男の陰毛とシーツを濡らしていく。
鼻呼吸すらままならない息苦しさの中で、遥の肉体は必死にペンダントの命令を忠実に遂行し続けた。
柔らかな舌を巧みに使い、亀頭のカリ首や、最も敏感とされる裏筋の部分を執拗に舐め回し、時には二つの重い陰嚢を小さな掌で優しく包み込み、下から舌先でくすぐるように舐め上げる。
その一連の動作は、まるで彼女が心の底からこの奉仕行為を悦び、男に快楽を与える歓びを知り尽くしている娼婦であるかのように、極めて淫らで、恐ろしいほどに熟練していた。
だが、彼女の心の中にあるのは、ひたすらな恐怖と、嘔吐感と、窒息しそうな苦しさだけだった。
(違う……こんなの私じゃない。身体が勝手に動いてるだけ……苦しい……息ができない……)
屈辱と絶望の極致にあるはずなのに、遥の肉体は、自分自身の意志では全く制御できないまま、未知で恐ろしい男の暴力に確実に侵食され始めていた。
まだ誰の指一本触れられたことのない純潔な膣の入り口は、恐怖のあまりに異常な緊張を強いられ、彼女がどれほど否定しようとも、冷や汗と極限のストレスが入り交じった生ぬるい液が、履き慣れたパンティのクロッチ部分をじっとりと重く湿らせていく。
男に逆らえず、完全に支配されて奉仕を強制されるという究極の受動的で屈辱的な状況が、彼女の理性の奥底に深く突き刺さり、本人さえ全く自覚していなかった暴力に対する純粋な恐怖を強制的に呼び覚まそうとしていたのだ。
「……いいよ、遥。すごく上手い……そのまま、もっと喉の奥までしっかり咥えろ」
頭上から降ってくる、優越感に満ちた男の褒め言葉。
それが、彼女がこれまで築き上げてきたエリートとしての誇りを、さらに無残に、粉々に踏みにじる。
褒められることが嬉しいわけがない。男に褒められるような下品で淫らな奉仕行為を、自らの肉体が泣き叫びながらも完璧にこなしてしまっているという抗いようのない事実が、彼女の精神をどん底まで絶望させた。
「お……っ、ん、お……っ、げほっ……!」
不意に後頭部の拘束が解け、命令によって口を離す。
極限まで拡張された口内から、ポコンという生々しい音を立てて引き抜かれた肉棒と、遥の真っ赤に充血した濡れた唇の間に、琥珀色の糸を引く唾液の橋が長く架かった。
彼女は両手で自らの口元を覆い、激しく咽びながらベッドのシーツの上へと四つん這いで這いずって逃げようとした。
小さな顎からは、飲み込みきれなかった男の汁と自身の大量の唾液が混ざり合った液体が糸を引いてポタポタと滴り落ち、彼女の白いシャツの胸元と絨毯を無残に汚している。
「……やだ……どうして……私……こんな……汚いこと……っ」
ガタガタと全身を震わせ、泣きじゃくるような声で呟く。
だが、彼女の大きく歪んだ瞳は、ただ純粋な恐怖や嫌悪感だけで満たされていた。
一度、本物の男の暴力の味を深く口内に教え込まれ、強制的な奉仕の屈辱を知ってしまったその肉体は、もはや以前の潔白で冷徹な彼女には二度と戻れないところまで侵食されている。
彼女はベッドの端で、乱れた黒髪を振り乱しながら、自分自身の身を強く抱きしめるように震えていた。
だが、逃げ出そうとしているその白く細い太腿の隙間からは、隠しきれない極限の恐怖と冷や汗の匂いが、むせ返るように立ち上がっている。
「どうした、遥? 途中でやめるのか? お前の身体は、もっと続きを欲しがっているんじゃないのか?」
ひろしの静かで、すべてを見透かしたような支配的な問いかけ。
遥は答えない。いや、否定の言葉を返すことができなかった。
頭の中では絶対に嫌だ、助けてと泣き叫んでいるのに。
その恐怖で硬直した心と肉体は、次にこの冷酷な男から下されるであろう絶対的な命令と、それに伴う未知の蹂躙を、どこか恐ろしいほどの恐怖を持ったまま、待ち構えてしまっていたからだ。
彼女の気高く純粋だった自我は、この狭い密室で、静かに、そして確実に後戻りのできない崩壊へと向かっていた。
それは、一人の誇り高き女性が、ただ男の暴力を受け入れるためだけの惨めな器へと完全に堕ちていくための、あまりにも残酷で絶望的な儀式の始まりに過ぎなかった。
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