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新歓コンパで罰ゲーム、貫かれた処女膜(男が全裸に)

新歓コンパ
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『春の罰、夜の宴』
夜がすっかり深くなり、空気に微かな熱気を含みはじめた春の夜。
新歓コンパの賑わいの余韻を引きずったまま、数人の男女は、ひろしの家へと場所を移していた。駅から少し離れた低層マンションの一室。間接照明の淡い光が、アルコールの酔いと同じように部屋全体をゆらゆらと包み込んでいた。

リビングには、男が四人、女が二人。

遥と多香子――ふたりの女子新入生。
そして、ひろしを中心にした数人の男たち。全員が成人だが、どこか少年のような悪戯心を隠し持った目つきで、彼女たちを見ている。

遥は、小動物のような存在感だった。
黒髪は肩にかかるほどの長さで、艶やかに揺れ、肌は雪のように白く、目はどこか怯えたように伏せられている。お酒はほとんど飲めない体質で、今も顔を朱に染め、ガラスのコップを両手で持っていた。

多香子は遥とは対照的で、社交的な笑顔を浮かべ、男子たちとも軽口を交わしているが、その瞳の奥には、どこか様子を窺うような緊張が宿っていた。

ひろしはソファの背にもたれかかりながら、グラスを傾ける。
その視線は、遥の膝、太もも、そして首筋と、執拗にさまよっていた。

「はい、罰ゲーム、いってみよー!」

ひろしの声が、場の空気をさらに煽るように響いた。
先輩グループによる王様ゲームに似た飲み会ノリ。だが、そこには明確な力関係があった。新入生は、命令に逆らえば“浮く”のだ。
“ノリ悪いよね”――その一言で、数年間のキャンパスライフが孤独に変わる。だから、誰も逆らえない。

その輪の中に、遥と多香子もいた。

遥は、薄く笑いながらもグラスを握る手が震えていた。
白いブラウスの胸元、第一ボタンまでしっかり留められた清楚な姿は、場違いにさえ映る。
処女――恋も経験も未熟なまま、ただ「流されないと危ない」とだけ感じていた。

多香子もまた同じ。遥よりもやや華やかな雰囲気はあるが、経験はない。
ふたりは地味な同じ学科同士、入学早々に友達になったばかりだった。

「じゃあ……負けたのは、遥ちゃんと多香子ちゃん」

ひろしがカードを指差して、笑う。
「うちのグループではさ、負けた人には“特別な罰”があるんだ。まぁ、記念ってことで」

周囲から「えー」「またそれー?」と笑い混じりの反応が上がる。だが、それを止める者はいない。

「じゃあまず……俺が脱ぐか。ノリだからな、ノリ」

そう言うと、ひろしは立ち上がり、ベルトに手をかけた。
冗談かと思いきや、革のベルトが外れ、ジーンズが床に落ち、パンツもためらいなく脱ぎ捨てられた。

ひろしの男の裸体が、照明の下に露わになる。

遥の喉が音を立てて鳴った。
見てはいけない――でも、目を逸らせない。
男性の肉体を、こんな近くで、こんなあからさまに見るのは初めてだった。

多香子が小さく「やば……」と呟いた。だが、それ以上は言えない。

「さ、次は……遥ちゃんたちの番だよ?」

ひろしの声は穏やかで優しい。だが、その目は命令だった。
「先輩が脱いだんだから、後輩も……ね?」

遥は言葉を失ったまま、周囲の視線を感じていた。笑いながら見ている者。目を伏せてスマホを弄るふりをしている者。そして、じっと興奮を隠しきれず見つめる者。

彼女の心は激しく揺れていた。
「やめて」と言えたら、どれだけ楽だったろう。
だが、その一言で“浮く”ことへの恐怖が、彼女の唇を塞いでいた。

「……いいよ、やる」

そう呟いたのは、多香子だった。

驚いた遥が目を見開く。
だが多香子は、震えながらも立ち上がり、ブラウスのボタンに手をかけた。

一つ、また一つ――白い肌がゆっくりと現れる。
丸みを帯びた胸の輪郭、控えめなレースの下着。

空気が変わった。
誰も喋らない。呼吸すら忘れたような静寂が、彼女の身体に注がれる。

遥も、立ち上がった。
拒めない。それなら――せめて、多香子を一人にはしたくなかった。

彼女もまた、ぎこちない手つきで、制服のようなブラウスを脱いでいく。

時間が、異様にゆっくりと流れていた。
下着姿のふたりの少女が、酔った男たちの視線の中で立ち尽くす。
部屋の空気は濡れていた。湿り気を含んだ欲望が、まるで視線という名の触手となって、ふたりの肌を這いまわっているようだった。

「もっと見せてよ。撮っていい?」

誰かが言った。
スマホのシャッター音が、間を置かず鳴った。

遥は、身体の奥が凍りついたように固まった。
でも、足は動かない。言葉も出ない。

「下も、いこうか」

ひろしの声が囁きに変わる。
「そのまま下着、脱いで。大丈夫。みんなもう仲間だし、あとでちゃんと守るから」

守る――その言葉が、遥の頭に残った。
でもそれは、何かを差し出さなければ得られない“保護”だった。

多香子が、ゆっくりとスカートを下ろした。
淡いピンクのショーツが露わになり、脚のラインが際立つ。
手が震えながら、その下着にも指をかける。

遥もまた、同じように動いた。
白いショーツが、太ももを滑り落ちていく。
その瞬間、再びシャッター音が鳴った。

「おー……これはすごいな……」

誰かが低く呟いた。
男たちの視線が、ふたりの身体を貪るように這い回る。
露わになった恥部。柔らかな膨らみ。無防備な内もも。
そのすべてが、湿り気を帯びた呼気とともに犯されていた。

遥は、視界の端でひろしが近づいてくるのを感じた。
全裸のまま、彼女の前に立つその身体。
それを真正面から見なければならない状況が、恐ろしく、そしてどこか夢のようだった。

「遥ちゃん、初めてなんでしょ?」

ひろしが小さく笑う。

遥は頷くこともできず、ただ頬を紅潮させながらうつむいていた。

そのとき――

彼女の耳元で、ひろしの息が熱くかかる。
「大丈夫。綺麗だよ。今夜、絶対忘れられない夜にしてあげるから」

──そして、夜は静かに、しかし確実に、濃密な闇へと沈んでいく。

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