制服の檻──遥が捧げる夜、童貞と屈辱の狭間で
遥の身体は、まだ熱い余韻に包まれていた。
切り裂かれたストッキングは太ももでずり落ち、制服のスカートはベッドの上で無惨にめくれ上がっている。部屋の空気は、汗と吐息、男たちの興奮が混じり合い、息苦しいほど濃厚だった。
遥はベッドサイドに座り込み、震える指で膝を抱えた。けれど、背中にはひろしの無機質なカメラがぴたりと貼りついている。レンズ越しに、その一部始終を記録されているという現実からは逃れられない。
「遥……次は、こいつの童貞を卒業させてやれ」
ひろしの低い声が、部屋の湿った空気を震わせた。
遥の目の前には、さっきまで遥の足にしゃぶりついていた童貞の男が立っていた。シャツのボタンは半分以上外れ、太い指が震えている。顔は汗と興奮で赤く火照り、目は恐れと期待、欲望でギラギラしていた。
「見てるだけじゃ駄目だろう?」
もう一人の中年男が、けたたましい声で童貞の背中を押す。
「ほら、早くしろよ。女の子が待ってるぜ」
遥の胸の奥で、羞恥が火花を散らす。制服のネームプレートが、涙で濡れた頬にひんやりと当たっていた。
「いや……こんなの、いや……どうして……」
だけど、もう逆らう力はなかった。
ひろしが無遠慮にカメラを構えたまま、遥の肩に触れる。
「泣いてないで、ちゃんと自分で脱がせてやれ。こいつ、初めてなんだから、優しくしてやれよ」
遥は震える指で、童貞の男のズボンのジッパーを下ろす。布越しに膨らんだそこが、遥の手のひらにじっとりと熱を伝えてきた。
「……こんな、知らない人の……」
唇が震える。涙が、頬を伝って制服の胸元に落ちた。
童貞の男は、緊張で身を固くしている。顔を赤らめ、遥の手元だけをじっと見つめている。
「遥、声を出せ。感じてやってるふりでも、してやれよ」
ひろしの命令が、遥の鼓膜に突き刺さる。
遥はか細い声で囁いた。
「……初めて、なんですよね……大丈夫、ですから……」
童貞の男は、ごくりと唾を飲み込む。遥の震える手が、男のパンツの中に滑り込む。
熱く、硬いものが指先に当たる。
「おお……」
童貞の男が、驚きとも歓喜ともつかない声を上げた。
遥は顔を背けたまま、男のものを取り出す。ぶるぶると小刻みに震えるその姿に、背徳と恐怖、そして説明できない罪悪感が押し寄せた。
「自分から跨ってやれ」
ひろしの声が静かに響く。
遥は涙を拭い、ベッドの上に膝をつく。制服のスカートが太ももでくしゃりと音を立てる。童貞の男は遥の前で膝を折り、動けずにいる。
「ほら、遥。自分からパンツをずらして、そいつを導いてやれ」
遥は、制服の下で自分の下着に手を伸ばす。
ストッキングの切れ目から指を入れ、湿った布をそっとずらす。その瞬間、周囲の男たちの視線が、一斉に遥の下腹部に注がれる。
「こんな、姿……誰にも、見せたくなかったのに……」
心の叫びは、もう誰にも届かない。
童貞の男のものを、震える手でそっと自分の奥へと導く。
「ゆっくり、入れて……ください……」
遥の声は、すすり泣きにかき消されそうだった。
童貞の男は、必死の形相で遥の腰をつかみ、自分の腰を押しつけてきた。
ずぶりと、熱いものが遥の中へと入ってくる。
「……あっ、……や……やだ……」
遥の身体が震える。痛みはもう、ほとんどなかった。それでも、他人のものが自分の中を貫く感覚に、涙が止まらなかった。
童貞の男は、がむしゃらに遥の身体を抱きしめてくる。制服のシャツが男の汗と唾液で濡れる。
ひろしのカメラが、ベッドの上のふたりを無遠慮に追いかけている。
「どうだ、気持ちいいか?」
ひろしの声が、童貞の男の耳を刺激する。
「……すごい……すごい、柔らかくて、あったかい……」
童貞の男は、呆けたようにそうつぶやく。
遥は、ただ黙って涙を流し続けた。
「こんなの、感じたくないのに……」
だけど、身体の奥に熱いものがじわじわと広がっていく。
童貞の男は、ぎこちない動きで腰を前後させ始めた。
ぬちゅ、ぬちゅ……
生々しい音が、ベッドの上で響く。
「ほら、声出せよ。せっかくの初めてなんだから、もっと盛り上げてやれよ」
ひろしの指示に、遥は必死に唇を噛みしめる。
だけど、腰を押しつけられるたび、下腹部の奥がジンジンと疼いていく。
「……やめて、見ないで……」
童貞の男は、汗だくになって遥の上で喘いでいた。
「気持ちいい、すごい……遥さん、すごい……」
その言葉に、遥はただ涙を流す。
「私、壊れちゃう……」
けれど、男の熱と体温、湿った肉の感触が、否応なしに遥の感覚を塗りつぶしていく。
他の中年の男が、ベッドの端からその様子をじっと見つめていた。
「いいなぁ、オレも早く入りてぇな」
「おい、童貞、もっと腰を使えよ」
卑猥な声が、遥の耳元で反響する。
童貞の男が、遥の奥へと強く腰を押し付けた。
「あっ……」
遥の口から、抑えきれない声が漏れた。
「ほら、遥、感じてるんだろ?」
ひろしのカメラが、遥の涙と表情をじっと切り取る。
「いい顔してるよ、遥。童貞、初めてでこれはラッキーだな」
「……すごい……遥さん、すごく……」
童貞の男は、ひたすらがむしゃらに腰を振り続けていた。
遥は、もう自分の意思では身体を動かせない。
童貞の男の興奮と熱気が、遥の奥に流れ込んでくる。
「遥、こっち向いて、カメラに顔見せて」
ひろしの命令に、遥は震える瞳でレンズを見つめた。
涙でぼやける視界の中、カメラの赤いランプが眩しく瞬いていた。
童貞の男が、遥の身体をしっかりと抱きしめる。
ぬちゃ、ぬちゃ……
熱い肉が、遥の中を出入りする音。
遥の制服のシャツは乱れ、ネームプレートが胸元で揺れる。
童貞の男が、がくがくと身体を震わせ始めた。
「もう、だめ、……出る……」
遥の耳元で、息苦しい声が漏れる。
「遥、そのまま受け止めてやれ」
ひろしの冷たい命令。
遥は、息を止めて、ただ男の熱に身を委ねた。
ずぷっ、ずぷっ……
童貞の男が、遥の奥へと何度も突き入れる。
そして――
熱いものが遥の中に溢れた。
童貞の男は、遥の身体に顔を埋め、全身で震えていた。
遥は、ただベッドの上で、呆然と天井を見つめていた。
「もう、何も考えたくない……」
身体の奥に熱と痛み、そしてじっとりとした濡れが広がっていく。
「すごかったな、童貞卒業おめでとう!」
ひろしが冷ややかに笑う。
「遥、カメラに向かって、初めての相手にお礼言え」
遥は、涙をこらえながら唇を震わせた。
「……ありがとう……ございました……」
その言葉に、部屋の空気が一瞬静止する。
だが、すぐに次の命令が飛ぶ。
「さぁ、次は俺たちの番だ」
遥の制服の裾が荒々しく引き裂かれ、涙と熱、恥辱と快楽の夜は、まだ終わらなかった――
絶望の中にも、遥の奥には確かに火照りが残っていた。
「この夜を、きっと私は一生、忘れられない……」


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