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万引き一度の過ち 撮影された少女は店長の性処理の餌食に(身分証コピーと、支配の呪縛)vol.12
逃れられぬ証――身分証コピーと、支配の呪縛
膣の奥に、まだ熱とぬめりが残っている。
遥は仰向けのまま、涙と汗に濡れ、微動だにできなかった。
太ももを伝う精液が、床にぽたりぽたりと滴り落ちていく。
体温が下がりはじめると、
今さらながらに羞恥と屈辱、そして強烈な自己嫌悪が、遥の全身を包んだ。
視界は涙で滲み、呼吸はかすれ、
何もかもが夢のように現実感を失っていく。
ひろしはそんな遥の身体からゆっくりと離れ、
無造作にズボンを履き直した。
部屋には精液と汗と涙と、さまざまな体液が入り混じった、重い匂いが残っている。
「……さて」
ひろしは、ポケットから一枚の紙を取り出した。
「お前、身分証出せ」
その声に、遥は反射的に身体を縮めた。
それでも抵抗する気力は、もうどこにも残っていなかった。
涙と嗚咽に濡れたまま、
制服のジャケットの内ポケットから、小さな財布を取り出す。
指先が震えて、財布をうまく開けない。
ひろしは舌打ちし、遥の手から財布を奪う。
「これか」
身分証明書――
遥の顔写真と住所、生年月日、そして勤務先の名前。
ひろしはそれをしげしげと眺め、
悪意のこもった笑みを浮かべた。
「お前、いいとこの会社勤めてんだな。
これがあれば、いろんなところに連絡できる。
“今夜のこと”、どこにでも知らせられるってわけだ」
遥の胸がぎゅっと締めつけられる。
逃げられない。
逃げられない――
どこにも、誰にも、何も言えない。
「これ、コピーさせてもらうから。
まあ、証拠として大事に保管しておくよ」
ひろしは事務所の奥の複合機の前に行き、
遥の身分証を機械にセットする。
カシャン、ウィーン……
機械音が冷たく事務所に響く。
白い紙の上に、遥のすべてが晒される。
名前も顔も、
住所も会社も、
そして“今夜の全て”を背負わされた身体も――
もう、この男から逃れられない。
「やだ……やめて……
それだけは、お願い……」
遥のかすれた声は、
もうひろしには何の意味も持たない。
「いまさら遅いよな?
証拠があれば、お前は俺の言うこと何でも聞くだろ?」
身分証コピーを手に、ひろしは遥の顔のすぐ前に突き出した。
「“これ”があれば、
会社にも家族にも、全部バラせる。
今日の“動画”も“写真”も――
お前が逆らえば、一瞬で終わるぞ」
遥は頭を抱えて震えた。
膣の奥で精液がぬるりと流れる。
その温度と、ひろしの冷たい声が混ざり合い、
遥の心を完全に打ち砕いていく。
「これからは、俺の連絡があれば、
“いつでも、どこでも”来い。
次はどこでやるか、楽しみにしてろよ」
男はスマートフォンを取り出し、
遥の身分証に書かれた携帯番号を指でなぞる。
「間違いなく、また連絡する。
……その時、お前が逃げたり断ったら、
写真も動画も、“全部”会社や家族にバラまくからな」
遥の世界が、
ゆっくりと色を失っていく。
絶望と恐怖が、
新しい夜をまた塗りつぶす。
「……たすけて……
だれか、
たすけて……」
涙が枯れるほど流れ、
膣の奥で精液が冷たくなり始めていた。
ひろしは椅子に腰を下ろし、
遥の顔をじっと見つめる。
「今日のことは忘れるな。
お前はもう“俺のもの”だ」
遥は、
まるで壊れた人形のように、
その言葉を何度も頭の中で繰り返した。
“俺のもの”――
その呪縛が、遥の未来すべてを縛り付ける。
事務所の壁時計が、夜の終わりを告げる。
だが、遥の夜はまだ、終わらない。
制服をぐしゃぐしゃのまま着直し、
震える手で髪を直す。
下着も、靴下も、どこにあるのか分からない。
太ももを伝う精液のぬめりだけが、
確かに現実のものとして、遥の身体を支配していた。
「忘れんなよ、遥。
次はもっと、面白いことしてやる。
お前が泣いて、壊れていく顔、何度でも見てやるからな」
ひろしの指が顎を持ち上げ、
最後にもう一度、遥の唇を強引に奪った。
ぬちゅ、ぐちゅっ……
唾液と涙が混ざり合う濃厚なキス。
「帰れ。
でも、俺の連絡を無視するな。
もし逆らえば、お前の人生、全部終わりだ」
遥は膝を震わせながら、
壊れそうな身体で事務所の扉に手をかけた。
外の冷たい空気が、
身体に残る男の匂いと混ざり合う。
夜明けの街は、まだ静かだった。
歩き出す遥の太ももを、
冷えた精液が下着のないまま垂れ流れていく。
全てを奪われ、
これからの未来にまで「支配の影」を落とされたまま、
遥は夜の街に消えていった――
だが、
背後でひろしの笑い声が、
ずっと耳の奥で響いていた。
終わらない呪縛。
どこにも逃げ場はなかった。


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