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デリヘルで妹が!小遣い欲しさに「身体を差し出した」夜:vol.8(なんで、抜いてくれなかったの…)

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禁断の一線──理性を超えた夜

熱い。
すべてが焼け焦げるような熱気に満ちていた。
真夜中のホテルの一室。
カーテンの隙間から零れる青白い街灯りも、
二人の体温の前ではほとんど意味をなさなかった。

シーツの上で、兄妹は何度も重なり合い、
肉と肉をこすりつけて、素股の限界を超えかけていた。
遥の濡れた割れ目と、ひろしの昂ぶったものが、
ぬるぬると生々しい摩擦音を立て、
汗と愛液が混じりあうたび、空気まで濡れていくようだった。

遥は自分でもわかるほど熱く、
時に喘ぎ声を漏らしながら、
兄の昂ぶりを自身の割れ目に押し当てていた。

「……お兄ちゃん、
ほんとにもう、ダメかも……」

遥の声はとろけるようにかすれていた。
ひろしは何度も、自分の理性を抑え込んできた。
でも、もう限界だった。

挿れたい。
ダメだ。
妹だ。
絶対に越えてはならない一線。
だけど、
ぬるぬると滑る遥の割れ目の温度、
艶やかな腰つき、
なにより、女として感じ始めている遥の吐息――
全てが、ひろしの“男”の衝動に火をつけた。

頭のどこかで警告が鳴っていた。
「ここで踏み止まれ」
「これ以上は戻れない」
でも、
気持ちよすぎる。
全身の神経が、
妹の粘膜に溶けていく。

「お兄ちゃん……すごい、固い……」

遥が恍惚とした顔で囁くたび、
ひろしの亀頭は遥の割れ目の奥にまで、
じりじりと導かれてしまう。

ほんの数ミリ。
腰をずらせば、
あの“禁断の一線”を超えてしまう――

ひろしの身体は、もう制御できなかった。
無意識のまま、腰をすべらせる。
遥の潤んだ割れ目に、
先端が“じゅぷり”と吸い込まれる。

「……えっ……?」

遥の目が見開かれる。
明らかに、今までと違う感触。

「……お兄ちゃん、
今……入ってる……?」

吐息まじりの声。
遥はその異物感に、強い羞恥と不安を覚えた。

ひろしの全身が、びくんと震える。
妹の、熱くて柔らかな“中”が、
彼の昂ぶりを強く、奥深く包み込んだ。

気持ちいい。
気が遠くなるほど、
気持ちいい。

遥の中は、
今まで経験したどんな女とも違う、
背徳と現実と生々しさが全部混じり合っている。

「……だめ……抜いて……!」

遥の声が、必死に響く。
だが、
その瞬間。

ひろしの理性は、
すべて絶頂の波に呑まれていた。

「ごめん、遥……
もう、だめ……!」

びくっ、びくっ、
全身が痙攣し、
妹の身体の奥に、
白濁がほとばしる。

「や、やだ、お兄ちゃん……だめ、出して……!」

「……もう……止められない……!」

抜くこともできず、
ただ、すべてを遥の中に吐き出してしまう。

どくっ、どくっと、
肉の奥で熱いものが流れ込む感覚。
遥の身体がびくりと震え、
涙まじりに声をあげる。

「……ごめん、遥、
ほんとにごめん……!」

ひろしは呆然としたまま、
遥の中からゆっくりと抜く。
先端には、
白く濁った精液が絡みついている。

遥は膝をついたまま、
震えた手で自分の下腹部を押さえ、
しばらく無言だった。

静寂。

ただ、
汗と愛液と、
背徳の余韻だけが、
ベッドの上に残されていた。

やがて、遥が絞り出すような声で言う。

「……お兄ちゃん、
今日……危険日、なんだよ……」

その瞬間、
ひろしの心臓は、
底なしの闇に落ちていく。

遥の瞳には、
怒りと涙と、ほんの少しの快感の余韻が同居していた。

「……なんで、抜いてくれなかったの……」

ひろしは何も言えなかった。
欲望と後悔。
快感と絶望。
それら全てが、
ふたりの身体に刻み込まれていた。

遥はしばらく黙っていたが、
やがてタオルで自分の股間をそっと拭い、
ひろしの隣に力なく倒れ込む。

「最悪……
本当に、最悪だよ……」

彼女の声は弱々しかった。

ひろしはただ隣で、
遥の肩に手を置くことしかできない。

外の街の音も、
ホテルの空調も、
なにも聞こえなかった。

ただ、
ふたりの荒い呼吸と、
ベッドのシーツの濡れた跡だけが現実だった。

しばらくして、遥が絞り出すように呟く。

「もし……
もし、できちゃったら……どうする?」

ひろしは答えられない。
あまりにも現実的な問い。
あまりにも重すぎる夜。

「……ちゃんと責任とるよ」

そう言うのが精一杯だった。

遥はひろしの方を向き、
涙に濡れたまつげを見せる。

「……もう、お兄ちゃんなんか知らない」

それでも、
ふたりはシーツの中で背を向け合ったまま、
朝を待つしかなかった。

それぞれの身体に、
熱と絶望の余韻だけを残して――

おしまい

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