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デリヘルで妹が!小遣い欲しさに「身体を差し出した」夜:vol.2(遥の挑発的な言葉と現金のやりとり)
夜の静寂に包まれたホテルの密室に、異常なほど重く、息の詰まるような沈黙が漂っていた。
残業明けの重い疲労を抱えて、ほんの少しの癒やしを求めて呼んだデリヘル。
だが、ホテルのドアを開けた先に立っていたのは、他でもない、自分の実の妹である遥だった。
その信じられない現実の前に、ひろしは頭の中が真っ白になり、ただベッドの端に腰掛けたまま硬直していた。
妹の遥は、どこか他人行儀な店の制服姿のまま、部屋の隅にある小さな椅子に座り、膝の上で両手をきつく握りしめたまま、ずっと俯いている。
お互いの荒い呼吸、緊張による速い鼓動、そして指先のわずかな震えさえもが、この静まり返った密室では痛いほど過敏に伝わってくる。
やがて、遥は震える手でゆっくりと顔のマスクを外した。
ひろしの視線が、無意識のうちに遥の顎のラインから、華奢な首筋、そして制服の襟元へと落ちていく。
わずかに開いた胸元から、普段家では絶対に晒すことのない、純白の肌と未成熟な胸のふくらみがちらりと覗いていた。
毎日、家で見慣れているはずの、ただの生意気で手のかかる妹。
それなのに、こんなホテルの密室で、しかも「売り物」として自分の前に座っているというその絶対的な背徳のシチュエーションが、ひろしの脳髄を強烈に麻痺させていく。
(……俺は、何を考えてるんだ。相手は遥だぞ……っ)
ひろしは慌てて目を逸らそうとした。
だが、絶対に見てはいけない禁断のものに吸い寄せられるように、ひろしの目は再び遥の無防備な胸元へとねっとりと絡みついてしまう。
遥がふと、その兄の異常な視線に気づいたように、顔を上げた。
「……どこ、見てるの……?」
その声は、恐怖と極度の羞恥でかすかに震えていた。
だが、今のひろしには、その怯えた声すらも、自分を誘う女の甘い声のように錯覚してしまっていた。
ひろしは咄嗟にうつむき、膝の上で手をきつく握りしめた。
「いや、別に……何も……」
視線を外した拍子に、思わず身体を前かがみにしてしまう。
けれどその動作のせいで、今度はひろしのズボンの股間が、すでに自制心を失って浅ましく膨れ上がり始めているのが、遥の目にもはっきりと映ってしまった。
密室という異常な空間と、親に秘密を握られているという絶対的な優位性が、ひろしの中の「兄」としての理性をドロドロに溶かし、ただの「オス」としての本能を暴走させ始めているのだ。
遥は、兄の下半身のその異様な膨らみに気づき、ヒッと小さく息を呑んで肩をすくませた。
「……お兄ちゃん……まさか……」
遥の顔が、恐怖と信じられないという思いで一気に青ざめる。
「……興奮、してるの……? 私のこと、見て……っ」
それは、ただの純粋な怯えからの言葉だった。
だが、ひろしの耳には、それがどこか妹からのからかいや、挑発のように響いてしまった。
ひろしは顔を赤黒く染め、言葉に詰まる。
「ち、違うよ……! そんなわけ……」
否定しようとしても喉が極度に渇き、声が裏返ってしまう。
遥は、このままでは本当に自分が兄に襲われるかもしれないという強烈な危機感を感じていた。
親にこのホテルでのバイトがバレれば、自分の人生は終わる。でも、だからといって実の兄に身体を差し出すなんて、絶対にできるわけがない。
遥は震える足に無理やり力を込め、椅子からそっと立ち上がった。
そして、ベッドに腰掛けているひろしの正面に、あえて数歩だけ距離を詰めて立った。
すぐ目の前。
若い女特有の、甘く生々しい体臭が、ひろしの鼻腔を強烈にくすぐる。
時計の秒針だけがやけに大きく響く中、遥は必死に虚勢を張り、震える声で告げた。
「……お兄ちゃん、私のこと、女として見てるんでしょ……?」
その声は悲鳴のように細く、今にも泣き出しそうだった。
ひろしは身体をガチガチに硬くし、思わず膨れ上がった肉棒を両手で隠すようにしてさらに深く前かがみになる。
それを見て、遥は「お仕事」に慣れているフリをするため、必死に頬を引きつらせて作り笑いを浮かべた。
「……お兄ちゃんも、男なんだね。……でも、どうせお店には、お金いっぱい取られちゃうんだよ……?」
遥は、これがお金のやり取りだけの、ただのビジネスであるということを強調することで、兄の狂った欲望をなんとか逸らそうと必死だった。
「だからさ、……お兄ちゃんから直接もらえる方が、私も……嬉しいんだけど……」
遥は、震えが止まらない右手を、そっとひろしの前に差し出した。
その指先は氷のように冷え切り、小刻みにカタカタと音を立てるほど震えている。
「……お小遣いくれたら、私がサービスしてあげるよ……」
完全な虚勢。そして、絶望的なブラフ。
本当は誰の相手もしたことなどない、完全な処女である遥が、親に秘密をバラされないために必死に絞り出した、あまりにも痛々しい「大人の女」の演技だった。
だが、完全に理性を失いかけているひろしには、その痛々しい震えすらも、ただ「自分に身体を売ろうとしている堕落した妹」の姿にしか見えなかった。
「本当に……それでいいんだな?」
ひろしの声は、もう普段の優しい兄のものではなかった。
ひろしは、胸の奥で何かが決定的に弾け飛ぶのを感じていた。
普段なら絶対に踏み込まない、そして踏み込んではいけない禁断の一線が、今、自分の目の前で大きく口を開けている。
自分に媚びを売り、金を要求してくる妹。
その事実が、ひろしの下半身の熱を、もう二度と後戻りできないほどに狂わせていく。
ズボンの股間の膨らみは、もう隠しようがないほどに猛々しく自己主張していた。
ひろしは、重い息を吐き出しながら、震える手で自分の財布を取り出した。
「……わかった。今日のお店の分、二万円……」
一枚、二枚と、一万円札をゆっくりとホテルの小さなテーブルの上に重ねていく。
「それから……遥に、秘密を守るための直接のお小遣い。……二万円」
さらに新しい札を抜き出し、遥の震える小さな手の上に、そっと押し付けた。
「……全部で、四万円だ」
手渡された札束が、遥の手の中でカサリ、と冷たい音を立てて震える。
遥は、その四万円を握りしめたまま、顔を伏せ、絶望に満ちた瞳から一筋の涙をこぼしそうになるのを必死に堪えた。
「……ありがとう、お兄ちゃん……」
それは、もう元の家族には戻れないという、完全な諦めの言葉だった。
兄妹の距離は、この四万円の現金の受け渡しによって、決定的に壊れてしまった。
遥の柔らかな息遣い、怯えて震える指先の熱。
そして、それを見て限界まで膨れ上がるひろしの狂った興奮。
ホテルの分厚い壁の外では、夜の街のざわめきが遠く響いている。
しかし、この狭く息苦しい密室の中だけは、完全に狂った禁断の空間となって、ふたりだけの秘密と暴力的な欲望が静かに、そして確実に膨らみ続けていた。
現金を握りしめ、ただ怯えて立ち尽くす妹。
それを、もう完全に「オス」の目で見下ろす兄。
交わってはいけなかったふたつの運命が、今、確実に取り返しのつかない形で絡み合い始めている――。
官能の底なし沼へと足を踏み入れる、その一線を越える“直前”。
部屋の空気は、もうすぐ始まる狂った夜を予感させるように、息が詰まるほど熱く重く澱んでいた。

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