🔖 全ての物語の目次はこちら

契約書の罠、遥の撮影(シックスナインを男優と綾香)vol.11

撮影
▶ 名前変換:入力フォームを開く




スタジオの空気が変わったのは、彼が入ってきた瞬間だった。
黒髪を短く整え、無言のまま全身から圧力を放つ男優。
その名は明かされない。遥も寿子も、名前を知る権利さえ与えられていなかった。

「遥ちゃん、まずは彼とシーンをやってもらうよ。
今回は“カラミ”がメインじゃなくて、“シックスナイン”のシチュエーション。わかるよね?」

ひろしの言葉に、遥は目を見開いた。

「し……っ、そんな……っ、口で……?」

「そう。互いにね。相手を気持ちよくしてあげながら、自分も舐められる。それが今日の“演出”」

「む、無理です……そんなの、やったことない……っ」

遥の声は震え、腰が引ける。
だが、その一歩後ろにいた寿子が囁く。

「……違約金、払えないよ。やるしか……ないよ……」

遥の胸が締めつけられる。寿子はすでに、半ば諦めていた。

「ベッドの上にうつ伏せになって、腰を上げて。男優が下に入るから、逆さになる形になるよ。
ショーツも、外してね。もう隠す意味、ないでしょ?」

逃げ場のない指示。
遥の指が、脚の付け根にかかる。
白いレースのショーツを、ゆっくりと滑らせ、膝まで下ろしていく。

桃のようにふくらんだ尻が、露わになる。
ほんのりと赤く染まった秘部は、恥じらいと緊張で、ぴたりと閉じられていた。

「じゃあ、そのまま跨いで。男優の顔の上に、自分の“そこ”を乗せる感じで」

ひろしの声に、遥は頭が真っ白になる。

——顔の上に、自分の……?

あまりの羞恥に意識が遠のきそうになる。
だが、それでも指示されたとおり、遥は男の上に跨った。

鼻先が、秘部に触れる。
その瞬間、ビクンと腰が跳ねた。

「ひっ……や、やだっ……っ」

だが男はすぐに、舌を這わせてきた。
押し開くように割れ目を割り、粘膜の奥へと、容赦なく入り込んでくる。

「う、あっ……! やぁ……っ、そんなとこ、舐めちゃ……だめ……っ」

声が裏返る。
震える脚を支えるように、男の両腕が彼女の太腿に巻きつく。逃げられない。

そして——

「あっ……ああっ……!」

遥は、自分の声が破裂するのを感じた。
舌が、執拗にクリトリスをなぞる。尖らせた舌先が、敏感な突起を絶え間なく責め立てる。

「さあ、遥ちゃんも。男優のを、舐めてあげて」

その指示に、遥は絶望する。
今、自分の眼の前にあるのは、硬く膨らんだ男の性器。
それは想像よりも太く、恐ろしいほど熱を持っていた。

「無理……怖い……」

「触るだけでいいから。なめなくても、最初は口に咥えるだけで」

寿子が、カメラの向こうで震えている。
でも、それが遥の背中を押した。

——私だけじゃない。寿子も見てる。
だから……やるしか、ない。

遥は指でそれを握った。ずしりと重く、脈打つ感触。
怖い。でも、舌先を震えながら近づける。

ちろ……っと舐める。

「んっ……んぐっ……!」

予想を超える太さに、喉が詰まりそうになる。
でも、その瞬間。男の舌が、さらに強く、激しく動いた。

「ひゃっ……あっ……! んんんっ、あああっ!」

快感が、突き抜ける。
舐められるたびに、咥える力が緩む。
その繰り返しが、いつしか“交わり”のリズムになっていく。

——こんなの、知らない……
でも……身体が、勝手に……

涙が頬をつたい、唾液と愛液が絡み合って、遥の全身が濡れていく。

その時だった。

「寿子ちゃんも、入って」

ひろしの声。

「……え?」

「遥ちゃんと、シックスナインして。女の子同士の絡み、これが今の流行りなんだよ」

遥の身体が硬直する。
寿子が、裸のまま近づいてきた。

「……遥、ごめん……」

震える声。
だが次の瞬間、遥の股間に、寿子の柔らかな唇が触れた。

「あぁっ……す、寿子……やめ、恥ずかしい……っ!」

だが寿子の舌が、ぎこちなくも丁寧に、遥の割れ目をなぞる。
それと同時に、遥も導かれるように、寿子の股間へと口を近づけていた。

——ふたりのシックスナイン。

カメラが音を立て、シャッターが絶え間なく切られる。
スタジオの空気は、もはや完全に“欲”に支配されていた。

遥と寿子の純情な大学生の肉体が、男たちの前で、淫らに絡み合っていく。

最初は抵抗だった。羞恥だった。
けれど——

そのうち、ふたりの口からは、次第に“声”が漏れ始める。

「あっ……やだ……でも……きもち、いい……っ」

「遥の……こんな味、するんだね……」

もう、戻れない。
羞恥と快楽の狭間で、ふたりの少女は確かに“堕ちて”いった。

そして、ひろしが低く笑った。

「よし、このまま本番、いこうか」

その一言が、遥と寿子の人生を、完全に狂わせる号令だった——

コメント