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【契約書の罠】遥の撮影:vol.10(二人に襲いかかる毒牙)

犯罪・強制

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【契約書の罠】遥の撮影:vol.10(二人に襲いかかる毒牙)

「……うぅっ……あぁぁっ……っ」

冷たく無機質なスタジオの床に倒れ伏したまま、遥の虚ろな瞳からは、後悔と絶望の涙がとめどなく溢れ出し続けていた。
彼女の股間からは、二人の大人の男から立て続けに注ぎ込まれた大量の白濁と、無残に引き裂かれた処女の証である鮮血が混ざり合い、ドロドロとした不潔な泥水となって床へと滴り落ちている。
危険日に、二種類の男の遺伝子を胎内の奥深くまで撃ち込まれた。
その取り返しのつかない重い事実が、腹の底でどくどくと脈打ち、遥の精神を完全に崩壊させていた。

(……もう、おしまいだ……私の人生、全部……っ)

だが、契約書という鎖に繋がれた彼女に、絶望に浸る時間すら与えられなかった。

「はい、そこまで。遥ちゃん、次のシーンあるから早くシャワー浴びて着替えて」

ひろしの冷酷な声とともに、男性スタッフたちが容赦なく遥の両脇を抱え上げて立ち上がらせる。
内臓を抉られたような腹の痛みに呻きながら、彼女は無理やり浴室へと引きずり込まれた。
そして、あれほど大切に守ってきた身体を他人の手で乱暴に洗われ、腹の奥から男の欲望の痕跡を掻き出された後、スタッフに指定された新しい衣装――透け感のあるレースの白い下着と、薄い水色のガウン――を強制的に着せられた。

そのまま、静まり返った控え室へと放り込まれる。

夕方の日差しが窓のブラインド越しにぼんやりと差し込む小さな部屋。
そこには、遥と同じように薄い水色のガウンを羽織り、恐怖で膝を抱えて震えている親友、綾香の姿があった。

「遥……っ! ほんとに、これ……大丈夫、だよね……?」

綾香の涙声に、遥は返す言葉を持たなかった。
つい先程まで地獄のような凌辱を受けていた遥の虚ろな表情を見て、綾香もまた、事態の異常さを肌で感じ取っていた。
唇が、乾いている。唾を飲み込む音さえ、やけに大きく聞こえる。
最初に事務所で渡された契約書を思い出す。
『演出に同意すること』
わけも分からず判を押したあの一文が、違約金500万円という暴力的な鎖となって、二人の少女の自由と尊厳を完全に奪い去っていた。

コンコン、とドアがノックされ、ひろしの声が控えめに聞こえた。

「遥ちゃん、綾香ちゃん、準備できた?」

穏やかを装ったその声には、絶対に逆らえない冷酷な強さがあった。

「……はい……っ」

遥が震える足で立ち上がり、綾香の手をそっと取る。綾香の指先は氷のように冷たかった。
二人は無言のままドアを開けた。
スーツの上着を脱ぎ、シャツの袖をまくったひろしが、瞳の奥に計算された下劣な熱を秘めて立っていた。

「このままスタジオへ。次は二人でのポージングだよ。清楚系のファンが喜ぶやつ。な?」

笑顔が吐き気を催すほどいやらしい。
それでも、遥も綾香も、首を縦に振って従うことしかできなかった。

控え室を出て、再びあの悪夢のような白いライトが照らされた撮影スペースに入る。
真ん中に置かれたベッド。そして、複数のカメラと、無言で彼女たちを値踏みする男性スタッフたちの視線。

「じゃあ、遥ちゃん。まずは君からだ。さっきみたいに、イイ顔頼むよ」

遥は絶望に歯を食いしばりながら、ライトの下に立った。
着せられたばかりの真っ白なレースのブラとショーツが、ライトに透けて、まだ赤く腫れたの生々しい質感を浮かび上がらせる。

「うん、いいね。じゃあ、ブラの肩紐、少しずらしてみようか。そうそう、片方だけ」

遥は言われるままに震える指で肩紐を外し、まだ未成熟な胸のラインを無防備に晒す。
強烈な羞恥と、先ほどの凌辱の恐怖がフラッシュバックし、彼女は顔を背けた。

「視線はこっちね。次は……下もいこうか」

「……っ!」

ショーツを外せという指示。
先程まで男たちの欲望を詰め込まれていた、最も無防備で悲惨な場所を、再び大勢の男たちの前で晒せというのだ。

「だ、大丈夫です……それは、ちょっと……っ、いや……」

耐え切れずに悲鳴のような拒絶の声を上げる遥。
だが、ひろしはゆっくりと、懐からあの契約書のコピーを取り出した。

「これ、覚えてるよね? 拒否するなら、もう帰ってくれていいよ。けど、当然、違約金500万はすぐに払ってもらうからな」

(……っ! そんなお金、あるわけないっ……!)

遥の指が、震えながらショーツの端に触れる。
肌と布の間に指を差し入れ、涙をこぼしながらゆっくりと下へと引き下ろした。
つい先程まで蹂躙されていたばかりの、痛々しく赤く腫れ上がったが、明るいライトの下に完全に露わになる。

「カメラ、ズームいける?」

ひろしの指示で、男性スタッフが無言でレンズを切り替え、遥の股間へと容赦なくフォーカスする。

「遥ちゃん、足を……もう少し大きく開こうか。さっきみたいにさ」

遥は絶望の涙を流しながら、言われるがままに片膝を立て、大きく足を開かされた。
シャッター音が無機質に、連続してスタジオに響き渡る。

「じゃあ、次。綾香ちゃんも、こっちに来ようか」

呼ばれた綾香が、蒼白な顔で恐る恐るスタジオの中心へ近づく。

「ふたりで、絡んでもらうよ。女の子同士の……ちょっとエッチなやつね。最初は触り合うくらいでいいから」

「……そんなの、ムリ……っ、できない……っ」

綾香がかすれた声で拒絶するが、返されたのはまたしても違約金の脅しだった。
遥は綾香に向き直った。
視線だけで『ごめんなさい、従うしかないの』と痛切に伝える。
綾香の目から、ぽろりと大粒の涙がこぼれた。
そして、ふたりはそっと手を伸ばし合う。

「じゃあ、遥ちゃん。綾香ちゃんの胸、撫でてあげて。カメラ入ってるから、気持ちよさそうに見せるんだよ」

遥の震える手が、綾香のガウンをそっと開き、下着の上からその柔らかな胸を撫でる。
触れた瞬間に伝わってくる親友の絶望的な震えが、遥の心をも激しく削り取っていく。

「やぁ……あっ……やめ……っ」

綾香が身をよじるたび、ひろしの容赦ない罵声が飛ぶ。
「カットかけるぞ。やるならちゃんとやれ。これは遊びじゃない、仕事だからな。違約金払って今すぐ親にバラされてもいいのか?」
その言葉は、圧倒的な暴力となって二人の少女を雁字搦めに縛り付ける。
怯えた綾香の震える手が、今度は遥の胸元へと触れてきた。
女の子同士の柔らかい指先が互いの素肌を擦るたび、強烈な羞恥と逃げ場のない絶望が理性を削り取っていく。
こんな異常な行為が、永遠に残る映像として記録され続けているのだ。

(……こんなの、おかしいよ……っ、なんで私たちが、こんな目に……っ)

涙が頬をつたうのを止められないまま、ふたりの少女の無垢な肉体は、男たちのカメラに徹底的に晒され、弄ばれていく。
互いに慰め合うように触れ合えば触れ合うほど、それは男たちの歪んだ欲望を満たすための極上のスパイスとなって消費されていく。
カメラのフラッシュが無機質に瞬くたび、二人の尊厳は削り落とされ、ただの慰み物としての価値だけがスタジオの中に充満していった。
だが、それはこの後に続く本当の地獄への、ほんの序章にすぎなかった。

「よし、いい感じだ。そろそろ、男優、入れようか」

その言葉に、遥と綾香はビクッと体を震わせ、同時に顔を上げた。
扉の向こうから現れたのは、下劣な笑みを浮かべ、すでに欲望を剥き出しにした屈強な男優たち。
先ほど遥を犯した男たちとは別の、新たな恐怖。
逃げ場を完全に塞がれた二人の少女に、底なしの悪夢のような現実が、再びその毒牙を剥いて襲いかかろうとしていた――。

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