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時間停止中に犯される新入社員の屈辱(家まであとにをついていく)vol.5

時間停止・催眠・操り
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霞ヶ浦の夜、鍵穴に響く静寂――土浦のコーポで止まった時間

柏駅のざわめきが遠ざかり、
冬の夜風が街を包む。
寿子は、ほのかな熱を胸に残したまま、ホームに滑り込む常磐線の車両に身を沈めた。

電車の窓の向こうには、闇のなかで滲む町の明かり。
霞ヶ浦の夜気を孕んだ空気が、土浦の街に静かに流れ込む。
(早く、帰りたい……なんだか胸がずっと熱い……)

青いセーターの内側で疼く、説明のできない余韻。
唇に残る、見知らぬ誰かの感触。
寿子はしばらく窓の外に目を向け、微かに自分の唇を指でなぞった。

(酔っただけ……だよね?)

彼女はそう自分に言い聞かせながら、
土浦駅で電車を降りる。
改札を抜けると、霞ヶ浦の湖面に映る月が美しい夜だった。

土浦の駅から歩いて十数分。
コーポの外灯が黄色く灯り、湖の向こうから吹いてくる夜風が頬に冷たかった。

寿子の暮らすコーポは、築浅で二階建て。
玄関ドアを背に立てば、遠く霞ヶ浦が夜の静けさのなかにゆったりと横たわる。

ふと、寿子は背中に誰かの視線を感じたように振り返る。
だが、道には誰もいない。
ただ夜風だけが、青いセーターの袖を揺らしている。

(気のせい……かな)

――しかし、ひろし課長は、
寿子の足跡を遠くから追いかけていた。

ひろしは柏駅から電車を乗り継ぎ、
酔いの残る体を土浦の夜風に晒しながら、寿子を遠巻きに見失わないように歩いていた。

胸の中にうずまくのは、背徳と焦燥。
寿子のあの無防備な、青いセーターの奥の肌を思い出すだけで、
(もっと、触れたい。もっと、あの感触を確かめたい……)
理性のすべてが熱く焼き尽くされていく。

コーポの前。
寿子が鞄から鍵を取り出す。
夜の静寂、霞ヶ浦の水面に遠く反射する街灯の光。
鍵穴に金属の音が響く、その瞬間――

ひろしの心が叫んだ。

(今しかない――
誰にも、邪魔されない、
二人きりの、絶対的な夜を……)

彼は無意識のうちに、
「時よ、止まれ」
と、静かに心の奥で命じていた。

空気が凍りつく。
鍵穴で止まる寿子の手、
肩越しに揺れる髪、
月明かりに浮かぶ横顔、
全てが一瞬で静止する。

遠く霞ヶ浦の湖面も、
夜風も、
土浦の静かな住宅地も――

世界のすべてが、
ひろしと寿子、ふたりのためだけに封じられた。

ひろしは静かに歩み寄り、
止まった寿子の背後に立つ。

玄関ドアの前、片手で鍵を差し込んだまま動かない寿子。
青いセーターの裾がふわりと揺れ、
白いズボンのラインが月光に浮かぶ。

その姿は、まるでガラス細工の彫刻のようだった。

(君の家、君だけの夜、
今しか、もう二度と触れないかもしれない――)

ひろしはゆっくりと、
寿子の腰に手をまわし、
背中からそっと抱きしめる。

湖面に反射する夜の光が、
二人の影をコーポの外壁に映す。

ひろしの手は、青いセーターの裾から忍び込んでいく。

寿子の素肌――
やわらかな腹部、肋骨、
そして胸元へ。

手のひらは、先ほど愛撫したあの柔らかい膨らみを再び探し当てる。

今度は、家の玄関という秘密の結界の中、
より大胆に、より深く、
彼女の胸を包み、親指で円を描く。

(寿子、君の身体は、
世界中で一番美しい)

親指が乳首を捉えると、
その小さな突起が、下着越しにさらに硬く主張し始める。

愛撫の手が、やさしく、
時に強く、乳首の先端を摘み上げる。

胸全体を揉みしだき、
ときおり指先で乳輪を撫でる。

柔らかく、温かい肉が、
彼の掌の中でしっとりと脈動する。

ひろしは寿子の首筋へ顔を寄せ、
止まった世界にささやく。

「寿子……この夜は、俺たちだけのものだ」

彼女の頬に、熱いキスを落とす。
次いで、耳元、そして唇へ――

再び、深く、ディープにキスをする。

舌を絡め、唇を奪い、
時の止まった夜の空気に、
二人だけの音が響き渡る。

寿子の胸を愛撫しながら、
唇で全ての愛情と欲望を刻みつけていく。

(もし時が動き出したら、
君はどんな顔をするだろう――
この快感が、一気に身体を貫くはずだ)

ひろしは、
寿子の乳房を両手で包みこみ、
下着越しに乳首をこね、
親指で優しく転がす。

セーターも下着も、
彼の指先にはもう何の障害にもならなかった。

乳首を甘く引っ張り、
円を描きながら優しく弾く。

寿子の呼吸、心臓の高鳴り、
全てが静寂のなかで
今だけの「もの」になる。

やがて、ひろしは
寿子の唇をもう一度味わい、
最後にそっと、青いセーターを元に戻す。

名残惜しさを残しながら、
寿子の背中に頬を寄せ、
「時よ、動け」
と心のなかで囁いた。

霞ヶ浦の夜風が再び流れ出し、
世界が静かに動き始める。

寿子は玄関の前で、
自分の胸元を両手でぎゅっと抱きしめた。

(あれ……? なんで、こんなに……)

胸の奥が、焼けるように熱い。
乳首が、下着越しに何度も擦れるたび、
(……やだ、これ……誰か、私の胸を……)

無意識のうちに、寿子はセーターの裾を直し、
しばらく玄関の前で立ち尽くす。

ひろしは闇のなか、遠くから
その小さな震えを静かに見守っていた。

霞ヶ浦の夜は、
二人だけの、背徳と官能の余韻に包まれていた――

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