重なりあう鼓動、背徳の悦び──ふたりだけの密夜
暗いホテルの一室。
微かな明かりがベッドの端を照らすだけで、ふたりの裸の肌は、ほとんど夜に溶けていた。
ひろしは遥の脚の間に身を沈め、ゆっくりと腰を動かしていた。
遥の中に、確かに自分が包まれている――
それはもう“家族”という言葉では片付けられない、圧倒的な現実。
熱い吐息が、夜気の中で絡み合う。
遥の顔には、最初の緊張や覚悟よりも、もっと違う色が浮かび始めていた。
頬はほんのり紅潮し、唇は何度も小さく震える。
胸の先端はピンと硬くなり、シーツにこすれて微かに波打つ。
「はぁ……お兄ちゃん……っ」
その声には、もう仕事でも妹でもない、
女の声が混じっていた。
ひろしはゆっくりと遥の身体を動かす。
コンドーム越しの感触でも、遥の内側の温度や柔らかさがはっきり伝わる。
妹の中を、男として進んでいく背徳と快感。
遥は自分の太ももに手を添え、
時おりひろしの肩を掴む。
「だめ……なんか、変な感じ……」
そんな言葉でさえ、熱い吐息とともに蕩けていく。
ひろしも、遥の全てが自分の動きに応えているのを、確かに感じていた。
「遥、気持ちいい?」
囁くと、遥は最初は首を振りかけて、でもすぐに小さく頷く。
「……うん……
だめなのに、……
お兄ちゃん、なのに……
でも……」
遥の目が潤み、細い声で喘ぎをこぼす。
ひろしの背中には、遥の指が食い込む。
「もっと、強く動いていいよ……」
遥の声は、次第に高く甘く変わっていく。
初めは羞恥と戸惑いだけだったはずが、
今は明らかに快感が混じり始めている。
ひろしは遥の胸を片手で包み込み、
親指で乳首を優しく転がす。
「んっ……や、やだ……そこ……」
遥は恥ずかしそうに目を伏せるが、身体は確かに反応している。
「お兄ちゃん……
こんなの、ほんとに……だめ、だよ……」
その声には、抗いきれない悦びが混じっていた。
ふたりとも頭では「おかしい」と分かっている。
兄妹なのに。
血がつながっているのに。
けれど、身体は嘘をつかない。
遥の脚が、ひろしの腰にきつく絡みつく。
太ももが、背中に滑り込む。
肌と肌が強く、何度も擦れ合う。
「……お兄ちゃん……
私の、奥……ちゃんと、届いてる……?」
甘えるような囁き。
女の顔と妹の顔が、ひとつになって揺れている。
ひろしは遥の顔を近づけて、額をそっと合わせた。
「遥……ほんとに、いいんだな?」
「うん……
今だけは……
お兄ちゃんのものになりたい……」
その言葉に、ひろしの理性は完全にとろけていく。
腰の動きをゆっくりと深くし、
遥の中で、自分が波を作っているのを確かめる。
「や、あ、んっ……! お兄ちゃん……」
遥の指がシーツをぎゅっと握る。
乳首はさらに硬くなり、
ひろしの手のひらで何度も撫でられるたび、
身体がびくびくと震える。
「ねえ……私、こんな……
家族なのに、
すごく気持ちよくなってきてる……」
恥ずかしそうに笑いながら、
それでももう遥の目は快感で潤んでいた。
ひろしも同じだった。
「妹なのに」
「ダメなことをしている」
その背徳が、逆に興奮と快感を何倍にも増幅させていく。
兄妹で交わるという事実に、
最初は抗うばかりだった本能が、今ではすべてを肯定し始めている。
遥は自分から腰を少し持ち上げ、
ひろしの動きに合わせてリズムを作りはじめる。
「お兄ちゃん、もっと……
奥まで、して……」
吐息は熱く、時折震えて途切れる。
「私、おかしくなりそう……
でも、やめたくない……
もっと、お兄ちゃんに……触れてほしい……」
背徳の罪悪感も、いまやふたりの快感にすっかり溶けていく。
ひろしは遥の身体を両腕でしっかりと抱え、
胸元に唇を落とす。
乳首を優しく舐め、歯で軽く甘噛みする。
「んっ、やぁ……そんな、……だめ、だよ……」
遥はシーツを掴んだまま、声を漏らす。
脚の間から、ぬるぬるとした音が闇の中に響く。
「……遥、もう止められないよ……
全部、受け入れてくれる?」
ひろしの問いに、遥は涙目のまま頷く。
「うん……お兄ちゃんになら、全部……」
その瞬間、ふたりの心と身体が、完全に背徳の快感でひとつになった。
もう誰にも止められない。
兄妹の罪と悦びは、
闇の中で静かに、激しく燃え続けていく。
遥の腰が、ひろしの動きに合わせて跳ねる。
息が詰まるほど熱く、
ふたりだけの世界が、ベッドの上に広がる。
「お兄ちゃん、だめ……ほんとに、もう……」
「遥……俺も、もう……」
言葉の隙間からこぼれる喘ぎと快感。
「もっと、触って……
もっと、して……
お兄ちゃんで、おかしくなりたい……」
遥の心も身体も、完全に溶けていく。
汗が肌を伝い、
ふたりの身体の間に流れた罪の蜜は、
今夜だけの許された背徳の悦び。
闇のなか、繰り返されるキスと、
何度も重なるピストン。
遥の声は次第に高く、甘く、途切れがちになっていく。
「お兄ちゃん……好き……
すごく、気持ちいい……」
ふたりの鼓動が重なり合い、
夜はさらに深く、
禁断の熱を増していくのだった。
極煌戦姫ミストルティア2 黒の女王と逆襲の淫獄
4,180円

コメント