夜の背後、支配と絶望の交わり
浴室の扉はまだ閉じられたまま。
湿った空気の中、兄妹ふたりきりの世界は崩れかけの均衡を保っている。
遥の膝は震え、涙で濡れた頬がほのかに赤らむ。
ひろしの昂ぶりは止まらず、唇の感触、舌の熱、全てを脳裏に刻みつけていた。
お願い、もうやめて――
これ以上、私を壊さないで……
遥は、心の奥で叫び続けていた。
けれど、兄の支配欲に逆らえない自分が、
もはや“妹”としての境界を越えてしまったことを痛感していた。
ひろしの目は、遥の濡れた身体の曲線を舐めるように見つめている。
無防備に立たされた遥の背中、濡れた髪、
小さく震える肩、
柔らかな腰のライン。
全てが、ひろしの征服欲を強く掻き立てていく。
「……はるか、こっち向いて、背中を壁に向けて……」
その言葉は、遥にとって絶望の宣告だった。
なぜ、私が……
お兄ちゃんに……
やめて……やめて……
しかし、身体は抗えない。
兄の言葉に従い、遥はそっと背を向け、
壁に手をつく。
小刻みに震える指先。
冷たいタイルが、掌の熱を奪っていく。
立ちバック――
それがこれから始まるのだと、遥の心が本能的に察知する。
ひろしは、初めて手にした肉体の温もりに
全身を焼かれるような陶酔感を覚えていた。
自分のものになった遥の背中に、そっと手を這わせる。
「……綺麗だよ、遥」
その一言で、遥の絶望はより深くなった。
兄妹で、こんな言葉を交わすなんて。
今まで積み重ねてきた家族の時間が、
この一瞬で壊れていく感覚。
私は、
私は、どうなってしまうの――?
ひろしの手が、遥の腰にまわる。
濡れた肌と肌が触れ合うたび、
震えと恐怖、
そして逃れられない現実が遥の全身を貫いていく。
「……遥、足を少し開いて……」
ひろしの低く熱を含んだ声。
遥は、操り人形のように言葉に従い、
ゆっくりと足を開いた。
兄の指先が、
遥の太腿を撫で、
尻の柔らかさをゆっくりと確かめる。
いやだ、いやだ、
こんな格好、
どうして私が……
しかし、兄の支配欲は止まらない。
ひろしは、遥の背後に身を寄せ、
昂ぶりを遥の腰に押し当てる。
あ……
やめて、やめて、やめて……
お兄ちゃん、そんな、
入らないで……!
だが、兄の意志のままに身体が従う。
ひろしは、遥の割れ目に
自分の昂ぶりをそっと押し当て、
静かに、ゆっくりと押し入っていく。
浴室の湿度と熱、
兄妹の背徳感が混じり合う。
遥の瞳から、再び涙がこぼれ落ちる。
いや、
私はもう普通に戻れない。
お兄ちゃんのものに、
なってしまったんだ……
ひろしの両手は、遥の腰をしっかりと掴み、
奥へ、奥へとゆっくりと進んでいく。
浴室のタイルに手をつく遥の姿――
背中に絡む髪、
震える脚、
小さく啜り泣く吐息。
すべてがひろしの征服欲を満たしていく。
「はるか……きつい……あたたかい……」
ひろしの熱が遥の奥に満ちていく。
やめて、
やめて、
お願い……
これ以上、
私を、壊さないで……!
遥は、苦痛と絶望、羞恥に打ち震えながらも
兄の動きに合わせて身体を受け入れていく。
パンッ、パンッと、
腰がぶつかる音が浴室に反響する。
ひろしは、初めて味わう“立ちバック”の感触に
心も身体も熱く、
欲望のままに腰を動かす。
「はるか、奥まで……入ってるよ……」
やだ、やだ、
奥まで、来ないで……
お兄ちゃん、
私を“妹”に戻して……
しかし、ひろしの手は遥の胸を揉み、
乳首を指先で転がし、
背後から遥を完全に支配していく。
中がきつい……すごく、気持ちいい……
ひろしの息遣いは荒く、
遥の耳元に吐息が熱くかかる。
遥の口からは、
耐えきれない嬌声が漏れ始める。
やめて……
こんな声、出したくないのに……
なのに、身体が、勝手に……
兄の支配下で、遥の身体は
だんだんと快感に屈服していく。
腰を打ちつけるたび、
遥の膣はきゅっと締まり、
ひろしの昂ぶりを包み込む。
兄の手が遥の髪を掴み、
背中をしならせるように引き寄せる。
「はるか……もっと、奥まで……」
やめて、やめて、
私を返して……
浴室の空気は、すでにふたりの汗と熱で満ちていた。
遥は絶望と苦痛、
羞恥の涙にくれながらも、
身体は快感に反応し始めている。
背中に響く、兄の熱、
腰にぶつかる刺激、
奥深くを貫かれる感覚。
ひろしは、遥の腰を掴みながら
激しく、しかし愛おしげに、
妹の身体を貪る。
「……イきそう、遥……
中に、出したい……」
遥の心は崩壊寸前。
もう、やめて……
でも、
私の身体は、
もうお兄ちゃんに逆らえない……
最後の一突き。
ひろしの昂ぶりが遥の奥で激しく震え、
絶頂がふたりを包み込む。
浴室の中に、
遥の涙、ひろしの絶叫、
そしてふたりの背徳の快感だけが残された。
夜は深く、
遥の心には取り返しのつかない傷が刻まれていく。
兄の支配欲は完全に満たされ、
遥の魂は、絶望の淵へと沈んでいくのだった。


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