身体をよく見せろ――絶望の森で晒される遥の素肌
「その服を脱げ」と命じられたあの瞬間から、遥の世界は色彩を失ったようだった。
森の空気はひどく重く、体にまとわりつくように湿っぽい。
だけど、遥の肌に這う男たちの手のほうが、その何倍も強く――冷たく、そして生々しく、彼女を支配していた。
スカートも、ブラウスも、力ずくで剥ぎ取られて。
肩から腕、そして胸元。
下着だけがかろうじて彼女のプライドを守る唯一の防壁になっていた。
遥は涙をこぼしながら、無力さと羞恥で身体をこわばらせていた。
でも、山賊たちにとって、そんなものは一切関係ない。
「おい、嬢ちゃん。せっかく綺麗な身体してんだ。もっとよく見せてくれよ。」
最初に命じたのは、腹の出たほうのオヤジだった。
低く濁った声が、耳元でねっとり絡みつく。
「そんなに隠したってしょうがねぇだろ?せっかくの肉体なんだからよ――おい、ほら、手ぇどかせ。」
もう一人の山賊が、後ろから遥の両手首を掴み、ぐいっと頭上に引き上げる。
ざらついた男の手が、彼女の華奢な手首をまるで縄のように締め付ける。
「やめて、お願い……やめてください……」
遥の涙声は、森の奥へと虚しく吸い込まれるだけ。
助けを呼ぶ者はどこにもいない。
「なぁに泣いてるんだ。大丈夫だって、すぐ気持ちよくなってくるからよ。」
「そ、そうそう。身体、よーく見せてやれよ。ほら、そのまま胸張ってみろ。」
腹の出たオヤジが、遥の肩に乱暴に手をかけ、無理やり身体を反らせる。
汗と皮脂がこびりついた手が、遥の首筋から鎖骨、そして肩へと這い回る。
「や、やめて、見ないで……!」
(いや、見られたくない、触られたくない、どうして私がこんな目に――)
遥は身体を捻るが、男の力に押さえつけられて動けない。
ブラの上からも、彼女の膨らみははっきりとわかる。
中年男たちの視線は、まるで獲物を吟味するかのように、じろじろと、ねっとりと身体中を舐めてくる。
「ほら、見ろよ。この肌の白さ……たまんねぇなあ。」
「なあ、下も脱いでみろよ。どうせ全部見られる運命なんだ、観念しろって。」
片方の男が、遥の下着のゴムに指をかける。
びくっと震える遥の身体。
「いやあっ……見ないで、お願い……」
「恥ずかしがるなって。
オレたち、おまえみたいな綺麗な身体、見るの久しぶりなんだよ。」
男たちは遥の羞恥や絶望を楽しんでいる。
その卑しい笑いが、森の静寂にいやらしく響く。
「なぁ、こっちにこいよ。もっと明るいところでじっくり見せてもらおうぜ?」
腹の出た男が遥の腕を引っ張り、太い木の幹のそばへと無理やり連れていく。
もう一人は、後ろから遥の腰をがっしりと抱きしめる。
「ほら、立て。
そうそう、そのまま。
おい、手、どけよ。」
両手首はまだ頭上で押さえつけられたまま、遥の身体は男たちにさらされる。
「やだ、見ないで、お願いです……!」
その懇願の声すら、二人の男には甘い刺激でしかない。
「なんだよ、そんなに泣いて……余計そそるじゃねぇか。」
「涙で頬が濡れてるぞ。
その顔も、なかなかいいもんだな。」
オヤジたちの息は荒くなり、遥の身体を眺め回しながら、時に指でなぞる。
太ももを、膝を、二の腕を、まるで品定めをするように。
「これが“下着”か?やっぱり、今どきの娘は違うなぁ……色っぽいもんだ。」
「なぁ、せっかくだから脱いで見せろって。
自分で脱ぐか、それともオレらが剥いじまうか、選ばせてやるよ。」
遥は、両手を振りほどこうと必死に抵抗する。
でも、力の差は圧倒的だ。
手首は痛いほど締めつけられ、身体は男の力でどうしようもなく拘束されている。
(誰か……助けて。お願い、お願いです……)
「ほら、もうちょっと、こっち向いてみろよ。」
男が顎をつかみ、遥の顔を自分のほうへ向けさせる。
目と目が合う――
その視線は、まるで底なしの穴に引きずり込まれるような恐ろしさ。
「顔も可愛いし、身体も細いし、こりゃ当たりだな。」
「おい、どっちから脱がす?」
「下からがいいだろ。
なあ、嬢ちゃん、おまえのその足、よく見せてくれよ。」
そう言いながら、男が遥の太ももに手を這わせる。
ごつごつとした指が、彼女の柔肌をなぞるたび、恐怖と嫌悪で全身が痙攣しそうだった。
「いやっ、やだ、見ないでっ……!」
「恥ずかしい……やだ、こんなのやだ……」
男たちは遥の下着の隙間から、中を覗こうとしたり、指先で布を引っ張ってめくろうとしたりする。
「おい、いい身体だなぁ。こりゃたまんねぇや。」
「こいつ、泣きながらもちゃんと反応してるじゃねぇか。」
「反応って、オレたち、まだ何もしてねぇだろうが。」
「そうだけどよ、ほら、肌が真っ赤になってきてるぜ。恥ずかしがってる証拠だ。」
遥は全身が熱く、冷たく、そして恥ずかしさと恐怖で何も考えられなくなっていた。
(助けて……いやだ、もうやめて……)
「なあ、どうする?
まだ脱がさねぇのか?」
「焦るなって。
せっかくの“初モノ”だ、じっくり味わおうぜ。」
男たちはいやらしい視線と指先で、遥の身体を好き勝手に眺め、時折服の隙間から肌をなぞる。
「ほら、もっとよく見せてみろよ。」
腹の出た男が、遥のブラの肩紐を指先でつつき、下着をずらそうとする。
「やだ、やだ、やだっ……!」
涙が止まらない。
全身がガタガタ震える。
でも、男たちはそれをただの前戯としか思っていない。
「おい、ほら、下着、そろそろ脱いで見せてやれよ。」
「いやあっ!お願い、やめて……!」
遥は必死に懇願する。
「泣き顔、色っぽいなあ。
そそるよな、オレたちの前でそんな顔しちゃって。」
「ほら、泣いてもダメだ。身体、全部見せてくれや。」
遥の太もも、二の腕、背中――
どこもかしこも、山賊の指が這い回る。
彼女は絶望的な羞恥と恐怖に包まれ、
「いや、こんなのやだ……恥ずかしい……もう、死にたい……」
と心の中で何度も叫ぶしかなかった。
「なぁ、もう観念しろよ。
いい思い出になるかもしれねぇぞ?」
「このまま朝までじっくり見せてもらおうぜ。
なあ、綺麗な身体、よく見せてくれや。」
太い手が遥の肩から背中へ、さらにお尻の上まで撫で回す。
無遠慮な視線と、舐めまわすような指。
羞恥で全身が赤く染まり、涙が止まらなくなる。
「お願い、やめて……恥ずかしい、もうやだ……」
彼女の祈りは、この森に吸い込まれて消えていくだけ。
男たちは満足げに彼女を弄び、遥の無力さと絶望を愉しんでいた。
夜の森に、遥のすすり泣く声が長く長く響き続ける――。


コメント