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オフィスレディーが堕ちる夜―純愛か絶望か・・・(翌日)vol.52 完

OL(オフィスレディー)
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朝焼けの約束──結ばれるふたり、愛のつづき

窓の外がゆっくりと白み始める頃、
寿子は静かな気配で目を覚ました。

ホテルのスイートルーム、
重厚なカーテンの隙間から射し込む柔らかな朝日が、
二人の裸の身体を淡く照らし出している。

課長の腕の中、
寿子は穏やかな寝息と、
自分の心臓の高鳴りを同時に聞いていた。

夜のあいだ、
何度も求め合い、
唇も、胸も、膣の奥も、口の中さえも――
すべて愛し合い、精も涙も交わし尽くした。

けれど朝が来ても、
まだ課長の体温は寿子の肌に残っている。

「夢じゃなかったんだ……
あたしは本当に、課長と全部で結ばれた……」

そう思うと、身体の芯から静かな幸福が満ちていく。

課長がうっすらと目を開け、
優しく寿子を見つめる。

「おはよう、寿子」

「……おはようございます」

ささやく声にも、二人だけの秘密が宿る。

課長がそっと手を伸ばし、寿子の髪を撫でる。

「昨日は……無理させなかったか?」

寿子は首を横に振る。

「無理なんて、ひとつもなかったです……
幸せすぎて、
夢だったらどうしようって、何度も思いました……」

課長は微笑み、
そっと寿子を引き寄せる。

シーツの下、ふたりの脚が絡み合う。

「……また、したい?」

その問いかけに、
寿子は思わず顔を赤らめてしまう。

けれど、
もう何も隠さないと決めていた。

「はい……課長と、もっと……」

寿子の声が震える。

課長はゆっくりと寿子の顎を持ち上げ、
再び唇を重ねる。

朝のキスは、夜よりもずっと穏やかで、
でも、同じくらい深く甘い。

「ん、ふ、ちゅ……んん……」

ベッドの中で、
静かに、ゆっくりと愛を確かめ合う。

手が、肌をなぞる。

まだ眠気の残る肉体を、
課長の手がやさしく刺激し始める。

乳首を親指で転がされ、
寿子は小さく身体をすくめた。

「朝から、こんな……
でも、嬉しい……
課長の手、あたたかくて、安心する……」

彼の指が太腿を撫で、
膣口をそっと探る。

すでに、夜の名残で濡れていた。

「まだ……昨日の精液、残ってる……」

囁かれるだけで、
膣がまたきゅうっと締まる。

「……寿子の中、俺の匂いがする」

「課長の……匂い、好きです……
もっと、もっと欲しい……」

そのまま、再びふたりは結ばれる。

今度は、
ゆっくりと、
朝の光に包まれながら――

裸の身体と身体が触れ合い、
少しずつ熱が満ちていく。

課長のものが、寿子の奥に導かれる。

濡れた膣壁が、
また課長を奥へ奥へと飲み込む。

「んっ……入ってきてる……」

「朝なのに……もう、こんなに……
やっぱり、課長となら……何度だって……」

腰を浅く沈め、
互いに目を見つめ合ったまま、
ゆっくりと動きを始める。

ベッドのきしみ、
熱い吐息、
汗の匂い。

夜の激しさとは違う、
でも、どこまでも深くて、優しい結合。

「寿子……好きだよ……
もう、君を離さない……」

「課長……あたしも、
課長がいれば、何もいらない……
全部……あげる……」

ゆっくりと奥を貫かれるたびに、
寿子の身体が甘く波打つ。

「んっ、ふ、あ、あ……」

膣の奥がぎゅっと締まって、
再び快感の渦に巻き込まれる。

課長の唇が、
寿子の首筋、鎖骨、乳首、
あらゆるところにキスを重ねていく。

ふたりは、
言葉よりもずっと多くのことを、
身体で語り合っていた。

やがて、
朝の光が強くなり、
汗ばんだ肌を乾かし始める。

結合がほどけても、
心の結びつきは、
もう、決して離れないものになっていた。

ホテルをチェックアウトし、
ふたりは少しだけ、
日常へと戻るための服を身にまとう。

けれど、
寿子の身体にはまだ、
課長の痕跡があちこちに残っていた。

「今日は……このまま帰る?」

「いいえ……少しだけ、
ふたりでどこか、寄り道しませんか?」

朝の街、
コーヒーショップで向かい合い、
いつもと違う距離感の中で、
ふたりは互いの手をそっと握り合った。

周りには誰も気づかない。
けれど、
ふたりだけの世界がそこにあった。

仕事の話、
将来の話、
昨日までならできなかった、
どこか「恋人」としての会話。

寿子は、
自分の中の世界が静かに広がっていくのを感じていた。

課長もまた、
言葉にはしないけれど、
目で、手で、
さりげなく寿子を守ろうとしてくれていた。

やがて、日常がふたりを迎え入れる。

会社へ戻る日々。
すれ違いざまに目を合わせるだけで、
密やかな幸福がこみ上げる。

時には、
オフィスの会議室や、
人気のない給湯室で、
ほんの数秒だけ唇を重ねることも。

それだけで、
寿子の全身が課長を思い出し、
膣の奥まできゅんと疼く。

夜になると、
ふたりはどちらかの部屋で、
また互いの身体を求め合う。

「寿子……今夜も、君を感じていたい……」

「課長……好き……
何度だって、
全部、課長のものにして……」

愛撫、キス、
深い挿入、
絶頂、
そして膣の奥に熱を注がれる幸福――

ふたりは毎晩、
何度も結ばれて、
互いの匂いや味や、汗や吐息までも共有するようになっていた。

ある日、
寿子は課長に言われる。

「寿子、
そろそろ、
本当にふたりだけの人生を始めてみないか?」

「……え?」

「ずっと守るよ。
誰よりも君を幸せにしたい。
俺のすべてを、君に預ける。
仕事も、人生も……
一緒に歩いていこう」

その瞬間、
寿子は涙があふれるのを止められなかった。

「……はい。
課長となら、
どこへでも、
どんな未来でも、
怖くありません……」

ふたりはもう、
「上司と部下」ではなくなっていた。

ひとりの女と、ひとりの男。

心と身体の奥まで結びつき、
何度も快楽と幸福を重ね、
どんな困難も、ふたりでなら超えられると信じていた。

季節が移ろい、
ふたりは新しい家で暮らし始める。

朝は、同じベッドで目覚める。
夜は、同じベッドで愛し合う。

日常の中でさえ、
ふいに課長が寿子の腰を抱き寄せ、
「好きだよ」と囁く。

寿子もまた、
何度も何度も、
「大好き」と、素直な気持ちを伝えた。

仕事帰りの夕暮れ、
ふたりは手をつないで並んで歩く。

風の中、寿子の髪が揺れる。
課長は微笑んで、寿子の額にそっとキスをする。

「幸せだな……」

「本当に……
課長と出会えて、よかった……」

ふたりが結ばれた夜のことを、
寿子は決して忘れない。

あのとき感じた身体の熱、
唇の柔らかさ、
最奥に注がれた愛情。

すべてが、これからの日々の糧となり、
ふたりを繋ぐ絆になった。

夜が深くなればなるほど、
ふたりの身体はまた近づき、
どこまでも溶け合っていく。

「課長……
これからも、
ずっと、ずっと、
抱きしめていてください」

「もちろんだよ、寿子。
俺が死ぬまで、
いや、死んだ後も……
ずっと、君の隣にいる」

そうして、
ふたりは互いを見つめ、
もう一度、熱く唇を重ねた。

結ばれた心と身体、
交わした約束。
愛の形は、
これからも変わらず続いていく――

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