涙と悦楽の口唇――支配の中で果てるふたり
ひろしの膝の上、
寿子は絶望と恐怖に震えながらも、
必死に腰を動かし続けていた。
喉からは嗚咽が漏れ、
涙が頬を濡らして止まらない。
それでも男のものは膣の奥深く、
絶え間なく出入りし、
内側の柔らかな襞は、
恐怖も恥辱も、すべて飲み込んでしまうように
ぬるぬると男を包み込んでいた。
ひろしは寿子の頬に手を添え、
ぐいと顔を上げさせる。
「――ディープキスしながら、
腰を動かせ」
有無を言わせぬ命令。
寿子は絶望の中で首を振りたかった。
だが逆らえば、何をされるかわからない。
(こんなの、やだ……
でも、命令に従わないと――
もっと、怖いことが……)
涙に濡れた唇を、
ひろしの唇が覆いかぶさる。
「ん、んんっ……!」
唇は熱く、
舌が強引に割り込んできて、
寿子の舌を絡め取る。
ひろしは深く舌を押し入れ、
口の中の唾液をぐちゃぐちゃに混ぜ合わせた。
「ちゅぷっ、じゅるっ、ちゅっ……」
舌先が乱暴に吸い上げ、
唾液が糸を引き、
鼻腔にはひろしの熱い息と、
自分の涙の塩味が混ざる。
寿子は喉の奥で嗚咽を漏らしながらも、
ひろしの命令に逆らえず、
唇を強く重ねたまま、
膣で男のものを何度も迎え入れるように腰を上下させる。
「んっ、んん、ふ、ふぅっ……」
嗚咽まじりの吐息が、
ひろしの口内へと溶けていく。
太腿の筋肉が痙攣し、
腰を持ち上げるたび、
膣の奥がひろしの肉棒を締めつけ、
肉襞が生き物のように吸い付いてくる。
ひろしの肉棒は、
寿子の中でまるで出口を探すように脈打ち、
奥まで沈めるたび、
ぬめりと熱が絡み合い、
その生々しさは言葉にならなかった。
ひろしは寿子の唇を離さない。
舌をねぶり、
時には上下の歯の間に自分の舌を割り込ませ、
「ちゅるっ、じゅぷっ」
淫らな音を響かせる。
寿子は涙で視界が歪み、
それでも命令されたとおり、
腰を落とし、また引き上げる。
膣内は、熱くてきつくて、
男の形を覚え込むように収縮し、
抜き差しするたび、襞がきゅうっと絡みつく。
快感の波が、
寿子の意思と関係なく膣の奥をじんじんと刺激し続ける。
「んっ、んんんっ……や、あっ……!」
唇からも、膣の奥からも、
自分でも制御できない甘い声が零れていく。
ひろしは寿子の尻肉を強く掴み、
動きが緩まぬよう、腰を下へと押さえ込む。
「もっとだ……
もっと強く、奥まで感じろ……」
命令とともに、
寿子は壊れた人形のように腰を振り続ける。
膣の内側が、
出入りする男のものを根元まで巻きつけ、
抜けかけた瞬間に粘膜が吸い付き、
奥に沈めるたび、襞がきつく締まる。
蜜が絶え間なく溢れ、
シーツを濡らし、
太腿の間をぬめらせる。
「あ、あっ、ん、や、だめ……!」
ひろしの口づけはさらに深く、
寿子の舌を吸い、
唾液が二人の顎を伝い流れ落ちる。
ひろしの肉棒が奥でさらに脈打ち、
ついに、その時が来る。
(奥で出される……
また、全部、私の中に……!)
ひろしは寿子の腰を思い切り引き寄せ、
肉棒の根元まで一気に膣の奥へ突き刺す。
「……っ、んんんっ……!」
どくっ、どくっ、どくっ――!
ひろしの精液が膣の奥深くへ、
止めどなく解き放たれる。
寿子の内側が精液の熱で満たされ、
奥で脈動が膣壁を刺激し、
襞がしがみつくように男のものを搾り取る。
「……んんっ、や……やだ……」
涙がぼろぼろと溢れ、
唇の端からも唾液が滴り、
顎が震え、
全身が絶望の熱に包まれる。
膣の内壁は、
新しい精液を受け止めるたび、
きゅうっと締めつけて離さない。
生々しい感触――
男の形が自分の奥で膨らみ、
粘膜が精液を撹拌するように動き、
身体の奥に白濁の温もりが染み込んでいく。
寿子は、
ディープキスのまま嗚咽を漏らし、
涙と唾液に濡れたまま、
膣で男の絶頂をすべて受け止めていた。
(やだ、やだ、やだ――
これ以上、
こんな思い出、いらない……!)
ひろしの射精が終わり、
唇がようやく離れると、
寿子の顔は涙と涎で濡れていた。
膣の中には熱い精液がたっぷりと注がれ、
襞はまだ名残惜しそうに男のものを締めつけていた。
夜の闇に、
絶望と悦楽の記憶だけが、静かに残されていた――。


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