▶ 名前変換:入力フォームを開く
【新歓の罠】サークル罰ゲーム:vol.6(多香子へ自慰を強要)
「さあ、どっちが『当たり』を引くかなー!」
誰かの下卑た歓声にかき消されるように、部屋の空気が一層ざわめき、狂気を増した。
薄暗い照明の下、輪になって座る十数人の男たち。
その中心の絨毯の上に、遥と多香子が、なにも身につけぬ完全な全裸のまま、震えながら身を寄せ合って座り込んでいた。
肌に直接触れるフローリングの冷たさ。
全身のあらゆる窪みや秘所までを舐め回すように灼く視線。
そして、心臓が破裂しそうなほどに胸へと押し寄せる極限の羞恥と恐怖――。
多香子は膝を抱え、なるべく自分の身体を小さく見せようとしていた。
けれど、その無防備で怯えきった仕草がかえって、彼女の華奢な裸身の儚さを際立たせていた。
まるで、無垢な陶器の人形。
それを男たちの視線が、遠慮なく、粘着質になぞっていく。
「どっちが負けるか、楽しみだなぁ」
「多香子ちゃんも、オナニーしたことないんだっけ?」
「じゃあ、これが初体験になるのか……ああ、見たいわ、そういうの」
そんな声が、薄ら笑い交じりで飛び交う。
誰もこの狂った罰ゲームを止めようとはしない。
むしろ、その場に流れる空気は、「サークルの伝統だから」「お前らが合意したんだから」とでも言うように、この非道な行為を完全に“正当化”していた。
その空気の中で、多香子の青ざめた唇がかすかに震える。
それは純粋な恐怖だけではない。
もっと曖昧で、生理的なパニック。
戸惑い、羞恥、逃げ出したいという本能と、これだけ大勢の男たちに見られているという、脳が誤作動を起こすような異様な緊張感――。
遥がそっと手を伸ばし、多香子の氷のように冷たい指を握った。
「……大丈夫だよ、もし私が引いたら、代わってあげる……っ」
それは、何の効力もない、ただの小さな嘘。
この圧倒的な暴力の支配下にいる限り、誰も代わることなどできないし、逃げることもできない。
けれど、遥の震える声は、限界を迎えていた多香子の胸に、わずかな救いのように響いた。
「ほら、くじ引いて。どっちからでもいいよ」
くじは、机の上の小さな箱に入れられていた。
中には紙のストローのようなものが2本だけ。
「1本には“やる”、もう1本はハズレだから」
先輩の説明に、場の緊張が一瞬だけ跳ね上がり、沈黙が落ちた。
そして、ひろしが箱を遥に差し出した。
もう一人には選択権はない――残った方を取るだけ。
遥が震える手を伸ばす。
小さな指が箱の中を探り、一本を引き抜く。
静かに紙を開くと、そこには何も書かれていなかった。
ハズレ。
遥の唇が小さく開き、すぐに、隣にいる親友への罪悪感から目を伏せた。
そして、多香子の手の中には、残されたもう一本が滑り込む。
――「やる」
その血のように赤い文字を見た瞬間、多香子の心臓が、肋骨を突き破るほどの勢いで激しく跳ねた。
「……わ、たし……っ……?」
震える声が、絶望とともに思わず漏れる。
誰かが小さく笑い、誰かが下劣な拍手をした。
そして誰かが、「楽しみだなぁ、処女の生オナニー」と呟く。
「多香子ちゃん、したことないんだよね?」
「どうやって触るのか、俺たちがちゃんと教えてあげるから、大丈夫だよ」
「初めては、大勢の男に見られながら……ってのも、最高に身体が反応してしまうかもよ?」
耳元で囁かれる声。
ひろしの指先が、多香子の震える背中をすっと撫でていく。
逃げようにも、全裸のままこの場から立ち上がることすらできない。
立ち上がれば、隠している股間を、胸元を、すべてさらけ出すことになる。
そして彼女の心には、それが何より恐ろしいこととして刷り込まれていた。
「……や、だ……やだ……っ」
小さく、涙声で震える声。
けれど、誰も聞き届けない。
言葉の重みが、この場ではあまりに軽い。
“ノリ”と“場の空気”という名の絶対的な暴力が、多香子の拒絶を無慈悲に押し流していく。
遥がそっと彼女の肩に手を添えた。
目が合う。
遥の瞳は、自分が代わってあげられなかった申し訳なさと絶望で、涙に濡れて激しく揺れていた。
「……ごめんね……多香子……っ」
「……でも……恥ずかしいよ……むりだよぉ……っ」
「うん……でも、終わるまで……私がずっと側にいるから……っ」
遥の泣きそうな声が、多香子の中のかすかな抵抗を溶かしていく。
これ以上逆らえば、もっと恐ろしい暴力を受けるかもしれない。
その恐怖が、彼女たちを完全に支配していた。
誰かがスマホを取り出し、フラッシュを焚きながら録画の準備をし始める。
その動きすら、誰も咎めない。
この場は“合意”の場――そういう狂った空気が、室内を完全に満たしている。
「じゃあ……始めよっか。脚を開いて」
低く、緊張感を孕んだひろしの声が響いた。
多香子は、硬く閉じていた両膝を、涙をこぼしながらわずかに開いた。
震える指先が膝の上をなぞり、下腹部のラインにゆっくりとおそるおそる伸びていく。
その動きはひどくぎこちなく、まるで自分の体を触っているとは思えないほど、他人行儀だった。
「うわ……めっちゃ綺麗な形してんな……」
「ホントに、一回も使ったことないんだ……すげぇピンク色」
そんな品評が、空気を伝って直接耳に入り、多香子の肌がびくりと大きく震えた。
自分の指が、一番見られたくない恥ずかしい場所に向かっている。
その絶望的な事実が、全身をじわじわと灼き尽くしていく。
遥が隣で、口元を手で押さえ、ただ黙って見ている。
誰も止めない。
もう戻れない。
多香子は、膝をさらに大きく開いた。
未成熟で無垢な秘所が、完全に空気に晒された。
何十本もの飢えた視線が、そこに直接突き刺さる。
心臓の音が、耳の奥で鳴り響いている。
心の中で何度も何度もそう叫びながらも、指は止まらなかった。
ひろしの冷酷な視線に射すくめられ、逆らうことができない。
小さな人差し指と中指が、震えながら、まだ誰にも触れられたことのない薄桃色の陰唇の上を撫でていく。
周りで、誰かが興奮して息を飲む音がした。
「あ……っ……う……く……っ……」
声にならない声が、喉の奥から不意に漏れた。
こんなこと、したことがない。
誰にも見られたことなんて、もちろんない。
けれど――多香子の身体には、遥とは決定的に違う一つの“残酷な真実”があった。
彼女の身体は、誰よりも過敏で、感じやすいようにできていたのだ。
極限の恐怖と、逃げ場のない羞恥。
普通なら苦痛しか感じないはずのその状況が、多香子の未成熟な神経系に異常なショートを引き起こしていた。
自分の指が触れただけ。
ほんの少し、乾いた粘膜を擦っただけ。
それなのに、頭髄の奥が痺れるような強烈な電流が走り、多香子の下腹部に熱く甘い感覚が急速に広がり始めていた。
彼女の身体は、極度のストレスと羞恥を、生理的な強い刺激として誤変換してしまうという、残酷な性質を持っていたのだ。
多香子の頭は完全にパニックに陥った。
こんな異常な状況で、大勢の男に見られながら、自分の身体が反応してしまうなど、絶対にあり得ないし、あってはならない。
自分がひどく淫らで汚らわしい生き物になってしまったような、取り返しのつかない絶望感。
胸がぎゅうっと締め付けられるように痛い。
それでも、恐怖に支配された指は、男たちの指示通りに動かされるまま、無慈悲にも自分自身の花びらの奥へと、さらに深く侵入していくのだった。
逃げることも許されず、ただ自分の身体の裏切りに絶望しながら、彼女の長くて残酷な夜が始まろうとしていた。
涙と震えの中でも、二人は何度も帰してほしいと訴え、撮影の中止と映像の削除を求め続ける。
ここまで読んでくれてありがとう
選択を変えれば、結末は変わります。
別のルートを試すか、他の物語へ。



コメント