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【新歓の罠】サークル罰ゲーム:vol.5(自慰経験を問い詰められる)
全裸になった男の剥き出しの“現実”を突きつけられ、遥と多香子の精神はすでに限界を迎えていた。
恐怖と混乱で震える二人を前に、ふいに、部屋の空気がまた一段と深く沈み込むように変わった。
先ほどまでの強制的に“見せられる”暴力的な段階から、今度は内面を抉り出すような“聞く”段階へ――。
ひろしは、自らの象徴をさらけ出した全裸のまま、逃げ惑う遥と多香子をソファの隅へと追い詰め、自分はその前にしゃがみ込んだ。
そして、悪びれる様子もなく、薄気味悪いほど穏やかな笑みを浮かべたまま、口を開いた。
「ねえ、二人に聞いていい?」
遥と多香子は、反射的に顔を見合わせる。
その表情には、次に何をされるかわからない極限の緊張と戸惑いが入り混じっていた。
全身の毛穴が粟立ち、心臓が肋骨を突き破りそうなほど激しく脈打っている。
「……な、何を……」
遥の声はか細く、恐怖で喉がカラカラに渇いていた。
声帯が引きつり、言葉を発することさえ苦痛だった。
「オナニーって……したことある?」
部屋の空気が――完全に凍りついた。
ひろしの声はあくまで優しく、まるで世間話でもするかのように穏やかだった。
それが、逆に遥の心を冷酷に締めつける。
周りを囲む男たちから、「おっ、いい質問」「女子大生のリアル聞きたいわ」「隠さずに言えよ」と下劣な笑い声が湧き上がる。
スマートフォンを構えたまま、まるで珍しい動物を観察するかのようにレンズを向けてくる。
「え……そ、それは……」
遥は顔を火のように真っ赤にして、思わず深く俯く。
首から耳の裏までが沸騰したように熱い。
頭の奥で、常識という名の警鐘が鳴り響いていた。
“こんな質問、おかしい”
“答えられるわけがない”
“お母さんや学校の先生が聞いたら、絶対に怒られるようなことなのに”
“なぜ、赤の他人の男たちに、そんな恥ずかしいことを言わなければならないのか”
だが、目の前に全裸でしゃがみ込むひろしの威圧感と、周囲を取り囲む男たちの無言の圧力が、逃げることを決して許さなかった。
『空気を読め』。
『逆らえば、もっとひどい目に遭うぞ』。
その見えない鎖が、遥の理性を少しずつ、確実に粉砕していく。
そして、彼女の震える唇は――無惨にも開かれた。
「……な、ない……です……っ」
それは、ほとんど聞き取れないほどの、泣き出しそうな囁きだった。
だが、確かにひろしの耳には届いた。
処女の無垢な告白。
「そっか……。ないんだ。いいね。遥ちゃんのそういうところ、すごく素直で純粋で好きだよ」
ひろしが満足げに微笑み、多香子の方に粘つく視線を移す。
「多香子ちゃんは?」
多香子は一瞬目を見開いたが、怯えきった遥の姿を見て、わずかに肩を落とした。
彼女の細い指が、カーディガンの端を血が滲むほど強く握りしめている。
「……わ、わたしも……ないです……」
その告白に、遥がそっと多香子の方を見る。
今、自分たちは――こんなにも恥ずかしい、誰にも知られたくない秘密を、目の前の見知らぬ男たちに言わされている。
いや、言わされているのではない。
恐怖に屈して、自らの意思で言葉にしてしまっているのだ。
その事実が、遥の自尊心をズタズタに引き裂いていく。
「ふたりとも……かわいいね。ほんと、まだ真っ白なままだ」
ひろしの爬虫類のような冷たい視線が、ゆっくりと二人の震える脚元へ降りていく。
遥も多香子も、今は上半身の下着姿をなんとか腕で隠している状態だが、下半身はスカートを穿いたままだ。
「じゃあさ――下着も全部、脱いでみよっか」
その一言は、静かで、でも確実に遥の精神に致命的な一撃を突き刺してきた。
まるで死刑宣告を受けたような絶望感が、足元から這い上がってくる。
遥の胸が、ぎゅっと締めつけられる。
呼吸が止まり、視界がぐらりと歪んだ。
「……え……っ……?」
震える声。
やめて、と言いたい。
助けて、と泣き叫びたい。
でも、声が出ない。
ここで完全に拒否すれば、場が凍りつき、さらに暴力的な手段で引き剥がされるかもしれない。
大学の先輩に逆らったという事実が、この先の学生生活を完全に破壊するかもしれない。
恐怖と空気を読むという日本的な呪縛が、遥の四肢を金縛りのように拘束していた。
逃げ出したい。でも、足がすくんで一歩も動けない。
「大丈夫。俺、無理にはさせない。
でも、今ここで全部脱いでくれたら……このサークルで、すごく綺麗な思い出になると思うんだ」
その言葉が、悪魔の囁きのように甘く、そして決定的に響く。
『脱がなければ終わらない』。
その絶望的な現実が、遥の心を完全にへし折った。
そして遥は――ゆっくりと、涙をこぼしながら、自分のスカートのホックへと震える手を伸ばした。
手が激しく震えていた。
身体中のすべての細胞が、これ以上の恥辱を拒絶して警告を鳴らしていた。
でも、彼女の指は、スカートのファスナーを下ろし、その下にある純白のゴムをそっとつかんだ。
男たちの視線が、カメラのレンズが、自分の一挙手一投足に集中していることを、皮膚が焼けるほど痛烈に感じる。
沈黙した空間に、布が擦れる微かな音だけがやけに大きく響き渡る。
心の中で、何度も何度も謝罪を繰り返す。
でも――手は、無慈悲に動いた。
ゆっくりと、スカートごとを下ろしていく。
足のラインをなぞるように、白い布地が震える太ももを滑り、膝を越え、くるぶしへ。
やがて、それは指先から離れ、床へと落ちた。
その瞬間、遥の身体がびくっと大きく震えた。
衣服に守られていた温もりが完全に失われ、部屋の冷たい空気が直接肌に触れる。
完全に、全裸。
一糸まとわぬ姿になった処女の身体。
見られている。
閉じた太ももの隙間から、まだ誰にも見せたことのない、うっすらと産毛の生えた傷ついていない秘部の奥まで。
男たちの飢えた視線が、粘液のように肌の隅々まで這い回っている。
恥ずかしい。死にたいほどに恥ずかしい。
頭がおかしくなりそうだった。
でも……それだけじゃなかった。
極限の恐怖と、逃げ場のない羞恥心によって交感神経が暴走し、遥の下腹部の奥に、得体の知れない熱がじわりと滲み出し始めていた。
それは強い刺激ではなく、極度の緊張と恐怖による生理的な分泌だったが、遥自身には自分の身体に何が起きているのか理解できず、さらなる混乱と絶望を深めるだけだった。
自分がひどく汚らわしい生き物に成り下がってしまったような錯覚に襲われる。
「多香子ちゃんも……脱いでみて?」
ひろしが、もう一人の怯える女性に視線を移す。
多香子は目を強く閉じ、しばらく荒い呼吸を繰り返したあと――絶望に満ちた顔で静かに頷いた。
「……うん……遥だけに、させない……から……っ」
その泣きそうな声が、遥の胸に深く、痛いほどに染み込む。
多香子のスカートが床に落ち、彼女もまた、完全に無防備な全裸の姿を男たちの前に晒した。
彼女の真っ白な肌には鳥肌が立ち、隠すものの一切なくなった小さな胸が、激しい呼吸に合わせて上下に揺れている。
二人は今、薄暗い部屋の中心で並んで立ち尽くしている。
逃げることもできず、ただ自分たちの尊厳が踏みにじられるのを耐え忍ぶしかなかった。
カメラのフラッシュが連続して焚かれ、彼女たちの流す涙と、無残に剥がれ落ちた尊厳を、冷酷に記録し続けていた。
女性たちの長かった夜は、さらに深く、暗い領域へと踏み出そうとしていた。
涙と震えの中でも、二人は何度も帰してほしいと訴え、撮影の中止と映像の削除を求め続ける。
ここまで読んでくれてありがとう
選択を変えれば、結末は変わります。
別のルートを試すか、他の物語へ。



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