危険日に注がれる――新たな絶望と疼きの夜
夜のリビング。
すべてが壊れてしまった家族の空間に、なおも消えぬ男の吐息と淫靡な気配がこびりついていた。
遥は裸のまま、男に貫かれた痛みの余韻と、身体の奥に残る熱い液体の感覚を抱え、床に膝をついて小さく震えていた。
ひろしもまた、縛られたまま妹の姿を見守り続けるしかできない。
涙を流し、妹の運命をただ見届けるしかない夜だった。
遥の内腿を伝うぬめりは、男が深く奥に注ぎ込んだもの。
膣口からは、とろりと白濁が零れ落ちていた。
その現実が、遥の心を新たな恐怖で支配していく。
生理前、排卵の周期をなんとなく把握していた遥。
今夜は――まさに危険日だった。
兄にすら告げたことのない、その秘密が、暴漢によってあらわにされ、身体の奥底まで犯された。
男は、一度射精しきったにも関わらず、満足していない様子で再び遥の身体に手を這わせた。
ぬるりとした感触が指に絡みつく。
「へえ……いいタイミングだったんだな。孕んだら面白いよな、お兄ちゃん?」
男の言葉が、リビングに生々しく響く。
ひろしは呻き、ガムテープ越しに涙をあふれさせる。
守りたいはずの妹が、目の前で危険日に中を犯され、受精の恐怖に晒されている。
遥は、泣きながら男を見上げた。
(やだ、お願い、やめて……妊娠しちゃう……)
男は遥の髪を掴み、再び膝元に引き寄せる。
もう一度、遥の太ももを開かせると、今度はひろしの真正面で男根を再び膣口へ押し当てた。
「危険日? そんなもん、知ったことか」
男は笑うと、ぬぷりと音を立てて遥の中へ再び突き入れる。
膣壁は、先ほどの乱暴な行為でゆるく、すでに男の形を覚えている。
それでも新たな侵入は、鈍い痛みと火照りを遥に与える。
「ああっ……!」
遥の悲鳴が、もう一度部屋に響く。
涙、汗、そして膣の奥に溜まる精液の熱が混ざり合う。
男はゆっくりと、そして激しく遥の身体を貫き始める。
濡れた音と水音が、リビングに卑猥に響く。
「ほら、兄貴もよく見ろよ。妹の腹、俺の精子でいっぱいにしてやるからな」
遥は苦しげに首を振る。
妊娠の恐怖が心の奥を締め付け、足の先まで痺れるような痛みが走る。
それでも男の腰は止まらない。
(やだ、お願い、やめて……赤ちゃんが、できちゃう……)
遥は必死で抵抗しようとするが、力は残っていない。
男の肉棒が遥の膣奥をぐいぐいと突き、子宮の入口を何度も押し潰す。
遥は身体をくの字に折り曲げられ、男の動きを受け止めるしかない。
兄の目の前、全てを晒して突き上げられ続ける。
「あっ、ああっ……!」
男の呼吸は荒くなり、遥の膣壁が無理やり広げられていく。
膣の内側で、前回の精液と今の愛液がぐちゅぐちゅに混ざり合う。
男は、遥の腹を強く撫でながら囁いた。
「ここに、俺の子供ができるかもな」
遥は顔をそむけ、涙を止められない。
腹の奥で、知らない男の種が自分の身体に根を張ろうとしている。
やがて、男は更に激しく遥を貫く。
リビングには肉がぶつかる音と、遥の吐息、そして卑猥な水音だけが満ちていく。
「イくぞ……お前の中に、もう一度出してやる」
遥は絶望と恐怖の中で、快楽と痛みが混ざり合う不思議な感覚を味わっていた。
身体の芯が灼けるような熱を持ち、腹の奥がじんじんと疼く。
男の動きに合わせて、遥の背中が床に打ちつけられる。
その時、男の腰が震えた。
ぐぷり、とろり
遥の子宮に、熱い液体が一気に注ぎ込まれる。
「ああっ……だめ……!」
腹の奥に、精が溜まり、内壁を伝って流れていく。
遥は自分が妊娠してしまうのではという恐怖で、ただ、ただ涙を流すしかなかった。
男は満足そうに腰を引くと、遥の太ももを撫で、もう一度膣口から精液を溢れさせた。
「これで、しばらくしたらお腹も膨らむかもな」
遥の腹をわざと撫で回す男の指。
ひろしは全身を震わせ、涙で妹を見つめる。
遥は、男の精が滴り落ちるのを感じながら、リビングの床に倒れ込む。
手も足も重く、全身が怠く、頭の奥がぼうっとする。
兄の目の前で犯され、しかも危険日に中に出される。
そんな屈辱と恐怖、女としての本能が、遥の身体に奇妙な疼きを残す。
羞恥と絶望、快楽の名残が、彼女の身体をどうしようもなく震わせていた。
――夜はまだ終わらない。
リビングの照明の下、兄妹の心と体は、もはや元の形に戻れなかった。
おしまい


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