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河川敷で浮浪者に襲われる大学生の遥(危険日告白、騎乗位で2回目)vol.5

強姦
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まだ体内に、熱の名残が残っていた。

膣の奥が、脈打つようにじんわりと疼いている。

遥は、男の上に跨ったまま、膝をついて震えていた。

吐息はかすれ、太ももには力が入らない。

 

中で吐き出された液体が、重力に従って少しずつ、じゅく……と膣口から溢れ、太ももを伝って地面に滴る。

その感触に、遥の意識が再び現実へと引き戻される。

 

(……あ、あれ……? 今日って……)

 

脳裏に、ふいに浮かんだカレンダーの赤い印。

忘れていたわけじゃない。

見て見ぬふりをしていただけ。

でも、今──目の前に突きつけられた。

思い出してしまったのだ。

今夜──今日という日が、排卵の予測日と、ぴたりと重なっていたことを。

(今日……危険日……っ)

 

一気に血の気が引く。

もう、遅い。奥にあんなに──。

 

けれど、その不安を口にする前に。

下腹部で、男の肉が、再び脈を打ち始めていた。

 

「……おい、終わりじゃねえぞ」

 

掠れた声。なのに、どこか笑っているようなその声が、遥の背筋をぞわりと這い上がる。

 

 

だが、そんな遥の動揺とは無関係に、男は寝そべったまま、うすく笑いを浮かべていた。

「なぁ、もう一回……できるよな?」

 

その言葉に、遥の背がびくりと跳ねた。

「……っ……や、だ……もう、やめて……中に、もう……っ」

 

「関係ねぇよ。お前、さっき自分で選んだよな。騎乗位、って」

 

それは──拒めなかった。

選ばされただけだった。

でも、それを言っても意味がない。

この男の中では、すべて「自分から選んだ」ことにされてしまうのだ。

 

「……まだ、あったけぇな……中。もう一回、味あわせてもらうぜ」

 

そう言いながら、男の下腹が動いた。

その中心──さっきまで放たれていたはずのそれが、また硬さを取り戻しはじめていた。

にゅるり、と。

自身の吐き出した液で濡れた肉が、遥の膣口をぬらりと撫でる。

「……ひっ……や、やめて……やだ、お願いっ……!」

 

それでも、彼女は跨がったままだった。

離れようとした腰を、男の手が簡単に掴み、逃がさない。

そのまま、先端が膣口に押し当てられ──

 

ずぶり、と沈んだ。

 

「あ……っ、やぁ……だめぇっ……!」

 

中は、ぬめりと熱に満ちていた。

男のものを迎える準備など、もう十分に整っていた。

否、整えさせられてしまっていた。

 

膣内の肉が、形を覚えていた。

先ほどの挿入と絶頂で、奥の粘膜はふやけ、膨張し、やわらかくなりきっていた。

そこに、再び異物が押し込まれる。

押し広げられ、侵され、打ち込まれ──

 

「あっ……あっ……ぁ……んっ……!」

 

声を出したくなかった。

けれど、出てしまった。

低く響く衝撃に、腰が逃げたくて浮こうとするのに、男の手がそれを押さえつける。

「ほら、自分から動くんだろ? さっき言ったよな。騎乗位だって」

 

また、言われる。

それが、いちばんの屈辱だった。

選びたくなかったのに。選ばされたのに。

なのに、それを“望んだ”と断定されてしまう。

 

(わたし……こんな……っ)

 

だが、腰はわずかに揺れていた。

そうしないと、痛みが逃せなかった。

そうしないと、終わらせられない。

 

ゆっくりと、上下に、わずかに。

男の肉が、ぬるぬると膣内をこすりあげる。

吐き出された液が潤滑油のように絡みつき、遠慮なく奥まで届く。

 

(なか……もう、だめなのに……っ)

 

自分の身体の内側が、すでに一度受け入れてしまった男を、また受け入れている。

恐ろしいほど自然に。

染み込んだ体液ごと、奥へ奥へと。

 

「やっぱり、相性いいな……お前の中、気持ちよすぎて、たまんねぇわ……」

 

その言葉が、耳の奥を焼く。

同時に、遥の身体がひくりと痙攣した。

奥の感覚が麻痺しかけていたはずなのに、微かに、また熱が生まれてくる。

それを必死に否定しようと、遥は首を振る。

「ちが……違う、わたし、気持ちよくなんてない……っ、お願い、もう、出さないで……中、だめ……っ、今日、ほんとに、やばい日なの……っ!」

 

男は、笑った。

その反応すら、興奮材料になるかのように。

 

「そりゃ、ラッキーだな……一発でできたりしてよ」

 

耳元でささやかれ、遥の顔が蒼白になる。

腰の動きが止まる。

けれど、男の手がそれを許さず、ぐっと下から突き上げた。

 

「あ……っ、ああっ……!」

 

再び、奥が叩かれる。

「……もう一回、中で、出してやるよ」

 
 

「や、もう……やめて……っ、ダメ……今、ほんとに、今日……っ」

 

男の動きは鈍くも力強く、焦らすように、奥を探りながら確実に突き上げてくる。

ぐっ、ぐっ、と沈むたびに、遥の腰がわずかに揺れ、太ももが小刻みに震える。

 

「……中、まだ温かいな……ずっと締めつけてきやがる……」

 

その言葉が、耳にまとわりつく。

意識では拒絶しているのに、身体の反応は止められない。

危険日――妊娠の可能性。

その恐怖が、皮膚の内側からじわじわと広がっていく。

 

「やっ……ダメ、ほんとに……抜いて、お願い、奥は……っ」

 

そう訴えても、男は一切聞く耳を持たない。

むしろその懇願を楽しむかのように、リズムを深くしていく。

膣が勝手に反応して、濡れがまた増す。

それがまた男を煽る。

 

「……このまま、また中に出してやるよ。そっちのが……いいんだろ?」

 

遥は首を振る。

けれど、腰の動きは止まらない。

男の体温が奥まで突き刺さるように届くたび、先ほどの余韻が呼び起こされる。

 

自分でもわかる。

奥が、また濡れていること。

また受け入れようとしていること。

 

(いや……いや、だめ……このままじゃ……)

 

でももう、止められない。

男の突き上げが深くなり、呼吸が詰まる。

腰が勝手に浮いて、また沈む。

心とは裏腹に、身体が、男の動きに沿うように揺れていく。

 

(お願い、出さないで……!)

 

心で何度も叫ぶ。けれど──

 

男の腰が最後に、ぐっ、と深く沈んだ。

奥が、また熱く脈を打つ。

そこに放たれるものの感触を、遥は明確に、膣の奥で感じ取っていた。

 

(……あ……っ……また……)

 

喉の奥から、声が出なかった。

代わりに、静かに涙がこぼれ落ちていた。

 

そして遥の中に、また新たな熱が注がれていた。

川のせせらぎが、夜の静けさに微かに混ざる。

遠くの街灯がゆらゆらと瞬いては、薄暗い地面に長い影を落としていた。

遥は、シートの上に膝を抱えて座っていた。

脚の間に、じんわりとした温もりが残る。まだ乾ききらない男の精が、下腹部の奥に留まり、じわじわと重みを持っているのを──確かに感じていた。

 

(……中に……二回も……)

 

意識がそこから離れられない。

肉体の火照りは冷めていくのに、不安だけが、喉の奥でじっとりと形を保ち続けていた。

自分の中に注がれたもの。

熱をもって、今も子宮の奥にとどまっているかのようだった。

 

(今日が、あんな日じゃなかったら……)

 

その「もしも」にすがりたかった。

けれど、自分の身体の周期は、いやというほど正確だった。

赤くつけていた丸印。

忘れてなどいなかった。

 

(今……もう……受精してるかも、しれない……)

 

ぞっとした。

背筋を這う冷たい何かに、遥は自分の肩を強く抱きしめた。

だけど、震えは止まらなかった。

汗と土にまみれた身体は、もうどうにもならないほど汚れていたのに、それでも──奥に残ったあの液体だけは、どんなに擦っても流せない。

流れ出てしまえばよかった。

でも、そうではなかった。

膣内が、それを絡め取って、奥へ奥へと運んでいるような感覚さえした。

身体が、拒んでいない。

それが──何より怖かった。

 

(できるはずがない、まだ……学生なのに……)

 

ふいに、教室の風景が頭に浮かんだ。

制服。窓の外。騒がしい友達の声。

けれど、その日常は、今の自分とは遠すぎて──まるで別の世界のようだった。

あんな風に笑っていた昨日までが、嘘のように感じられた。

 

川の音が、ひどく冷たく聞こえた。

誰もいない夜の空間に、ただ自分の息遣いと、膝のあいだからこぼれた液体のぬめりだけが、生々しく残っていた。

 

(このまま……妊娠してたら……)

 

考えないようにしても、頭の中がそれを繰り返す。

親に知られたら?

学校は?

産むのか? 堕ろすのか?

そのどれもが、遥には想像もできなかった。

ただ、ひとつだけ確かなのは──彼は責任など取らないということ。

どころか、すでに背を向け、別の寝場所を探すように地面に横たわっている。

その背中には、関心のかけらもなかった。

 

自分の中で何が起きているのか。

これからどうなるのか。

一切、彼は知ろうとしない。

知る必要がないと思っている。

 

遥だけが、ひとり。

ひとりで、その夜を抱えていた。

 

風が吹いた。

川辺の草がさわりと揺れて、ひやりとした風が汗の乾いた肌を撫でる。

ぞくりとした。

その寒さの中で、遥は思わず下腹を手で押さえる。

何も始まっていないのに、もう失っている気がした。

もう、戻れない。

 

初めてを奪われたことではない。

“自分の体”が、もう自分だけのものではないという実感。

それが──遥を、最も深く、怯えさせていた。

 

(……お願い……何も、起きませんように……)

 

願うしか、できなかった。

震えるまま、ひとりきりの夜の川辺で、遥は何度も心の中で、誰ともわからない存在に祈り続けていた。

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