🔖 全ての物語の目次はこちら

オフィスレディーが堕ちる夜―純愛か絶望か・・・(オナニーをしろ)vol.5

OL(オフィスレディー)
▶ 名前変換:入力フォームを開く




赤い録画ランプの下で、寿子のすべて

暗いホテルの一室、305号室。
カーテンはぴたりと閉じられ、夜の街の明かりさえ届かない。
ベッドサイドの小さな照明と、警備員の持つスマートフォン――
録画中の赤いランプが、
寿子の裸の身体だけを淡く照らしていた。

制服も、下着も、全てを脱がされ、
身体は寒さよりも羞恥に震えていた。
両手は膝の上でこわばり、肩は小さく丸められている。

警備員は、椅子に座ったまま無遠慮に寿子を見つめ、
スマートフォンの画面を時おり確かめていた。
その目には、いやらしい欲望が、むき出しで揺れている。

「……次は、オナニーだ。ここでやれ。」

その声に、寿子の全身がびくんと跳ねる。

「や……できません、そんなこと……。お願いします、もう許してください……」
涙で声が震える。

警備員は冷ややかに笑った。

「できない?なら、課長に全部バラすだけだよ。
あの夜、コピー機の後ろでやってたことも、今お前が脱がされてるこの録画も……」
無慈悲な脅し。

「本当に全部会社に流すぞ。あんたの人生、終わりだ。課長も道連れだな」

寿子は全身から血の気が引くのを感じた。
これ以上、課長に迷惑はかけられない――
自分の名誉など、どうでもよかった。
でも、大切な人を傷つけたくない

「……お願いです、やめてください……」
何度も首を横に振る。

だが、警備員は、冷たい声で命じる。

「全部バラされたくなかったら、ほら。
ここに座って、自分でやってみせろ」

ベッドの上、全裸の寿子は、
両膝を抱えて、顔を伏せて泣いていた。

「そんなこと……できません、恥ずかしい……」
抵抗の声。

「だったら、今すぐ送信する」
警備員はスマホを手に取り、
あの忌まわしい写真と、さっきまでの録画ファイルを寿子に見せつける。

「メールで全社員に送れるからな。
課長にも、すぐ回るだろうな」

寿子の心は、
恐怖と屈辱、羞恥と絶望でいっぱいだった。
それでも、「課長だけは……」という想いが、
彼女の小さな勇気をわずかに奮い立たせた。

顔をくしゃくしゃに歪めて、涙を拭い、
そっとベッドの端に腰を下ろす。

手は小刻みに震え、
身体は羞恥で火照り、
息は乱れていた。

「ほら、ちゃんとカメラに見えるようにやれ」
警備員が命じる。

寿子は、
自分の太ももに手を這わせ、
震える指で、下腹部をそっと触れる。
これまで、自分ですらきちんと見たことのなかった場所を、
他人の目とカメラの前でさらす――
その屈辱は、言葉では言い尽くせなかった。

「やめて……やめてください……」
心の声は、誰にも届かない。

「もっと、指を入れてみろ」
「声を出して、感じてるフリでもいいからやれ」

警備員の命令が、暗い部屋に響く。
寿子は、恐怖で歯を食いしばり、
ゆっくりと指先を自分の割れ目に滑らせる。

熱くもない。濡れてもいない。
ただ、屈辱絶望だけが、
身体の奥にじっとりと広がっていく。

「ほら、声はどうした?もっと喘げ。
感じてるフリでもいいから、可愛く声を出せ」

寿子は、
かすれた声で小さく喘ぐふりをした。
「……ん、んっ、やぁ……」

だが、心のなかは、涙と恥辱でいっぱいだった。

「やればできるじゃないか。ほら、そのままカメラ見て。
ちゃんと自分の顔も撮れてるぞ」

警備員は何度も、スマホの角度を変えて、
寿子の顔、身体、そして指が動く場所を映し出した。

「指、もっと奥まで入れてみろ。
動かしながら腰も動かせ」

寿子は、
涙に滲む視界のなかで、命令どおり、
ゆっくりと指を奥まで入れる。

自分のなかに、異物感だけが広がる。
快感も、興奮も、何もない。
ただただ、恥辱の熱と、
自分が壊れていく音だけが響いていた。

「顔を上げて、カメラを見て。
“気持ちいい”って言ってみろ」

寿子は、涙に濡れた頬で、かろうじて顔を上げる。
「き、気持ち……いい、です……」

その言葉が口から零れた瞬間、
心の奥で何かが折れる音がした。

「すごいな、お前。そんなに淫乱だったとはな」
警備員は下卑た笑みを浮かべる。

寿子の心は、
すでにほとんど感覚がなかった。
自分の指が、自分のなかに動いている――
その事実すら、どこか遠くで眺めているようだった。

「もうやめて……もう、やめてください……」
小さな声で何度も繰り返す。

警備員は、録画ランプのついたスマートフォンを見せつけながら言った。

「これ、ずっと消さないからな。
課長にだけバラすなんて甘いこと言ってない。
お前が少しでも逆らったら、この動画も全部ばら撒くからな」

寿子は全裸のまま、
ベッドの端で膝を抱えて、
しばらく動けなかった。

涙が、無音で頬を伝う。

あの日、ひろしの背中に抱きつき、
無垢な衝動のまま指を伸ばした自分――
あの瞬間が、
まさかこんな地獄の夜につながっていくとは、
夢にも思っていなかった。

「もう、なにも残っていない……」
寿子は呟いた。
羞恥と絶望に、
ただ静かに、夜が更けていく。

コメント