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救助者を装った罠。山小屋で逃げ場を失う遥:vol.4(約束を破り体位を選ばせる 正常位)
息が荒い。
遥は、カビ臭い布団の上に完全に脱力したまま、まだ激しく痙攣する太腿の内側に、うっすらとした熱の名残を感じていた。
自分の指で触れ、自らの手で果ててしまった。
見ず知らずの醜悪な男に見られながら絶頂を迎えるという、人生で最も屈辱的で信じられない体験だった。
しかし、その行為と引き換えに男は「これで終わりにする」と確かに言ったのだ。
遥は行為が終わることを期待するように、浅い息を吐いた。
そう強く願った。
山小屋の外では風が吹き荒れ、木々がざわめく音が聞こえるが、今の遥にとってはそれすらも遠い世界の出来事のように思えた。
ただ早く服を着て、この地獄のような空間から逃げ出したかった。
けれど――逃げ場のない密室での現実は、あまりに残酷だった。
「……やっぱ、無理だわ」
重く、低く濁った声。
ひろしの吐き出すようなその一言が、遥のわずかな希望の光を音もなく叩き壊した。
「え……?」
遥は、絶望に顔を上げる。
汗ばんだ前髪の隙間から、男の底知れないほど醜悪な表情を見た。
そこには、鎮まるどころかさらに赤々と燃え盛る欲望の炎が渦巻いていた。
まるで極上の餌を前にしてよだれを垂らす飢えた獣のような、暴力的な熱量だった。
「おまえのいやらしいオナニー見てたらさ……我慢なんて、できるわけねえだろ」
「っ……うそ、約束……!」
「俺、約束なんか真面目に守る善人に見えたか?」
ひろしの笑みは果てしなく冷酷で、下劣だった。
最初から、全ては仕組まれていたのだ。
彼女を裸にさせ、見世物のように自慰をさせて、ひどく濡らして興奮させてから――最も無防備になったところを残さず喰らう。
それがこの男の真の目的だったのだ。
遥の瞳に、ふたたび恐怖の涙が滲む。
裏切られたという思いよりも、ただただこれから待ち受ける暴力への恐怖が勝っていた。
「やめて……お願い、さっきので……もう十分でしょ……っ」
「でも、まだ本番をやってねえし。あんなにすげえ中身を見せられて、指だけで終わらせるなんて勿体ねえだろ。……入れる前から、絶対気持ちいいって分かるくらい、びくびく震えてやがった」
逃げ道は、またしても完全に塞がれた。
先ほど強制的に果てさせられたばかりの遥の身体は、極度の疲労と絶望で抵抗すらままならない。
そして。
ひろしは、にやりと笑いながら、無慈悲で暴力的な提案を投げかけた。
「最後に、また選ばせてやるよ。おまえが、どの体位で俺のデカいのをその奥底まで咥え込みたいかをな」
「……っ、やめてよ、そんなの……選べるわけないじゃん……っ」
拒絶の声が、喉の奥で詰まる。
だが逃げられない。
この恐ろしい男から、今さら何をどうしても、抗えないのだ。
山小屋の中では、どれだけ叫んでも誰の耳にも届かない。
「バックがいいか? それとも、上に乗せてやろうか?」
「や……っ、いや……っ、お願い……もう、やめて……っ!」
遥は首を横に振り続けた。
乱れた髪が顔に張り付き、頬に大粒の涙が伝う。
その惨めな姿さえも、ひろしのサディスティックな興奮を煽るだけだった。
「じゃあ、こうしよう。自分の口で……選んでくれよ。どの体勢で突かれたいのか。……ほら、声に出して言え」
「い、いやっ……そんなの……っ、絶対、言えない……っ!!」
ひろしは、静かに遥の前にしゃがみ込んだ。
その太く汚れた指が、遥の華奢な顎を力強くつかむ。
「俺はな、無理やり痛めつけるのも嫌いじゃない。でも……おまえが震えながら、屈辱にまみれて『正常位で……入れてください』って言うのを……聞いてみたいんだ。言わなけりゃ、もっと痛い目にあわせるぞ」
「っ……っ!!」
その瞬間、遥の心が完全に崩れかけた。
恐怖で背筋が凍る。
これ以上の暴力を避けるためには、男の言う通りにするしかなかった。
もし逆らえば、本当に取り返しのつかない傷を負わされるかもしれない。
顔を殴られるかもしれないし、無理やり押さえつけられてもっと酷い辱めを受けるかもしれない。
想像するだけで身体が震え上がり、息ができなくなる。
しばらくの沈黙ののち、遥は喉を震わせて、蚊の鳴くような声で言葉を紡いだ。
「……せ、正常位で……」
「は? 聞こえねえな。もっとはっきり言え」
「……せい、じょういで……してください……っ」
屈辱で、心の奥底で自尊心が粉々に砕け散る音がした。
それと同時に、ひろしは満足げに下劣な笑みを浮かべ、遥の両肩を強く押して、カビ臭い布団へと完全に仰向けに倒した。
「いい子だ。お望み通り、正面からおまえの淫らな顔を見ながら、たっぷり可愛がってやるよ。最後までじっくり味わってやる」
遥の視界には、薄暗い天井の木の梁が見える。
その奥から、恐ろしい男の巨大な影が覆いかぶさってきた。
煙草と汗の混じった男の臭いが、遥の鼻腔を突く。
心臓が警鐘を鳴らすようにバクバクと暴れ回っている。
「足、もっと開け。あの奥まで隅々まで見せろ」
荒々しい指が、遥の白く細い太腿を無慈悲にM字に開かせる。
いやらしい粘液にまみれた秘所が完全に露わになり、そこにひろしの沸騰するような押しつけられた熱が触れた。
その異常な質量を感じただけで、遥の背筋に冷たいものが走る。
「こっちは……もう、準備万端だな。さっきのオナニーでひどく濡れてる」
「うそ……っ、そんな……っ!」
「事実だ。おまえのエロい身体が、俺のデカいのを受け入れる準備をしてるんだよ」
男の獣のような熱い吐息が、遥の首筋にかかる。
「今から……その極上の奥底まで、俺のモノで埋め尽くしてやる。絶対に忘れられないようにしてやるからな」
遥の目尻から、また一筋の絶望の涙が流れる。
誰か助けて、という声にならない悲鳴が胸の中でこだまする。
その瞬間、ひろしの硬く熱を帯びた先端が、遥の柔らかな入り口にぴたりと宛てがわれた。
ぞくり、と背筋を悪寒にも似た強烈な感覚が駆け抜ける。
遥は迫る異物を見て青ざめ、必死に後ずさろうとした。
「いくぞ……遥」
「ああっ……や、やめてぇぇ……っ!! はいるっ、おおきすぎるからっ……!! むりっ、裂けちゃう……っ!!」
だが、その悲痛な叫びは虚しく山小屋の空気に吸い込まれるだけだった。
男の分厚い腰が、無慈悲に前へ突き出され――
遥の狭く熱い内側は、男の体重と硬さによって強引に押し開かれていった。
「……っいた……い……っ! ああぁぁっ!!」
引き裂かれるような圧倒的な圧迫感。
そして、腹の奥にまで迫る、未体験の異物感。
腹の底が鈍く重い痛みに支配され、息が詰まる。
足の付け根がブルブルと震え、全身から冷や汗が噴き出し、苦痛で目の前が滲む。
しかし、その痛みの裏側に潜んでいた異常な快感が、遥の下腹部で大きく弾けた。
こんな汚らわしい男に犯されているのに、身体が反射してしまっている。
「すげぇ……なんだこの締め付けは……! 尋常じゃなくきついし、熱い……! 中の肉が、全部吸い付いてきやがる……!」
「……っ、う、うそ……こんな、苦しいのに……っ、ああっ……」
屈辱と恐怖、そしてそれを上書きしようとする狂気的な快感。
遥の意思とは裏腹に、彼女の極上の肉体は、抗えないほど熱く男の楔を締め付けていた。
もう、引き返すことはできなかった。
ここまで読んでくれてありがとう
選択を変えれば、結末は変わります。
別のルートを試すか、他の物語へ。



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