『救助者を装った罠 ― 果てぬ責め、果てぬ命令』
遥は、ひろしの胸にぐったりと倒れ込んだまま、呼吸を整えようとしていた。
全身が汗で濡れ、脚はガクガクと震え、太腿の間からはぬるりと温かな液体が垂れている。
処女を捧げ、初めて絶頂し、そして――中に出された。
それだけで、彼女の身体も心も、限界だった。
だが――
その背中に落ちてきた、ひろしの声は、容赦なかった。
「……まだ終わりじゃないぞ、遥」
「えっ……?」
「俺は、まだイってない。……だから、動け」
遥の肩が、びくりと震える。
「う、そ……中に、あれだけ……出たのに……」
「当たり前だろ。あれは一回目だ。今のは、前菜だよ」
そう言って、ひろしは両手を後ろに組み、寝転んだまま遥を見上げた。
「いいか? もう一度、きっちり奥まで入れて……俺がイくまで、腰を振り続けろ」
「っ……!」
遥の喉が詰まる。
もう限界だった。
膣の奥がヒリヒリするし、体は熱に浮かされたようにふらついている。
でも。
この男が「止めていい」と言うことは、きっと――ない。
拒めば、また無理やりにされる。
「……わかりました」
遥は、震える声でそう告げた。
そして、自らの手で自分の秘所を割り開き、ひろしの再び硬さを取り戻したモノを、そっと導いた。
ぬるり、と自分の中へそれが沈んでいく。
一度壊されたはずの入口が、まだ熱く軋む。
奥まで入った瞬間、全身がじんと痺れた。
「そうだ。全部、飲み込め」
遥は深く腰を落とし、両手でひろしの胸に手をついて、ゆっくりと腰を回し始めた。
ぬちゅ、ずちゅっ……
自分の蜜と、ひろしのものが混ざり合って、ぐちゅぐちゅと音を立てる。
「んっ……はっ……く、うっ……っ」
動くたびに、膣壁が擦れ、痺れるような痛みと快感が交錯する。
「もっと、ゆっくり……そう。焦らなくていい」
ひろしの声が、まるで調教師のように遥の耳に届く。
「腰だけで感じろ。太腿の付け根でリズムを取れ」
遥は、その言葉通りに、腰をゆっくり前後に動かした。
濡れた自分の膣肉が、熱い異物を包み込む感触。
腰を前に押し出せば、鈍い快感が下腹部に集まる。
「んぅ……っ、あ、ああ……っ、もう……くるしい、のに……っ」
「感じてる顔、すごく綺麗だ。もっと動いてみせろ」
遥は目を閉じ、必死で腰を振り続けた。
体力の限界はとっくに超えていた。
だが、止まれば、次に何をされるかわからない。
「ずちゅ、ぬちゅ……っ、んっ、あぁっ……あっ、あっ……!」
髪が汗に濡れ、額に張り付き、息はどんどん荒くなっていく。
それでも、遥は自分の意思で動く。
ひろしがイくまで、果てるまで、終わらない。
「……遥、ちゃんと感じてるだろ。もう奥、トロトロじゃねぇか」
「ちがっ……ちがう……わたし……っ」
「じゃあ、なぜ腰が止まらない?」
その言葉に、遥の動きが一瞬止まりかける。
だが、ひろしの視線を浴びた瞬間、無意識にまた腰が動いていた。
「うぅっ……なんで……っ、なんでこんな、恥ずかしいこと……っ」
「自分で選んだんだ。俺に犯されるよりマシって、そう思って」
「……っ、くぅっ……!」
遥の腰が、小刻みに跳ねる。
深く沈み込み、ゆっくりと浮かび上がる。
ぬぷ、ずちゅ……と、愛液にまみれた音が絶えず響く。
「もう一度イけよ、遥」
「や、やだ……っもう、無理……っ」
「俺が果てる前に、おまえがイく。見せてくれよ、また、気持ちよくなるところ」
「っ、あっ、あああ……っ!!」
再び、遥の身体が震えた。
膣内がきゅうっと締まり、ひろしの肉をきつく抱きしめる。
「くっ……! こっちはまだだからな、止めるなよ」
絶頂しながらも、遥はひろしの命令どおり、腰を止めなかった。
ビクビクと震える体で、それでも男を刺激し続ける。
「そうだ……遥、すごい……そのまま、もっと、奥まで擦れ……!」
ひろしの息が乱れはじめる。
遥はもう、恥も羞恥も越えていた。
ただ、果てさせて、終わらせたかった。
「いくぞ……遥っ……そのまま、全部受け取れ……っ!」
「やっ……あっ、だめっ、中は、今日は……っ!!」
びゅるっ、びゅっ……!
また、遥の奥に、熱い何かが叩きつけられるように注がれていく。
「いやぁっ、や、だめ、危険日……っ、できちゃう、ほんとに……っ!」
ぐぷっ、ぬるん、と奥で混ざり合う感触。
遥は、全身を震わせながら、再び快楽と絶望の中に落ちていった。
膣の奥には、二度目の射精が濃厚に注がれていた。
動きを止めた遥は、ひろしの上で小さく息を震わせながら、もう何も考えられずにいた。
「……よくやったな、遥。おまえの中、最高だったよ」
その言葉が、呪いのように、彼女の脳裏にこびりついて離れなかった。
箱男
385円

コメント