【高熱の妹への加害】看病を装う兄の侵入:END(避妊を拒まれたあとに残す証拠)

家庭・兄妹

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【高熱の妹への加害】看病を装う兄の侵入:END(避妊を拒まれたあとに残す証拠)

挿入の痛みを訴え続けても、兄の動きは止まらなかった。高熱で身体を動かせない遥は、避妊を求める声も途切れ始めている。ひろしは妹の拒絶を聞きながら腰を押しつけ、射精しようとした。

腰の動きが不規則になる。深く、もっと深く、最奥の軟組織を抉るように押し込んでは引き、引いてはまた叩き込む。律動に意志など残っておらず、ただ本能だけが彼の腰を動かしていた。

遥の目は焦点を失い、声も出なくなっていた。

高熱が上がり続ける身体。焼けつくような肌。悪寒と熱感が交互に全身を侵し、布団の中でとうに汗で全身が濡れていた。意識の縁がぼやけ、現実と朦朧の狭間で、肉棒が叩き込まれるたびに走る鈍い激痛だけが辛うじて彼女を現実に繋ぎ止めていた。

床には看病に使うはずだった水と薬が置かれ、兄の手は遥の額ではなく腰を押さえていた。

薬は手つかずのまま、ひろしの動きだけが続いた。

遥の視界は天井に固定されたまま揺れ、染みの輪郭が意識の途切れに合わせてぼやけた。高熱と腹の底から脳天まで突き抜ける激痛の中、手足は兄の身体に塞がれていた。

時計の針が進む間も、ひろしの荒い呼吸は遥の耳元で続いた。枕元の水には誰の手も伸びず、遥の乾いた唇から漏れる息だけが次第に細くなる。兄の肩が動くたびベッドが沈み、遥の指は反射的にシーツをつかんだ。ドアは閉ざされたまま、廊下から人の足音は聞こえない。高熱で赤くなった頬を涙が伝り、首筋へ流れた。遥は腕を持ち上げようとしたが、肘がわずかに浮いただけで再び寝具へ落ちた。

「……お兄ちゃん……お願い……もう……やめ……っ」

声にならない懇願が薄い唇から零れる。しかし喉は乾ききり、声はかすれて消えた。熱のために炎症を起こした喉が、悲鳴を上げることすら許してくれない。

熱で赤く染まった頬に涙が伝い、白い枕に吸い込まれていく。汗と涙で枕はとうに濡れていた。

腹の底を重い塊で押し潰されるような圧迫感が、呼吸のたびにわずかに変化する。吸うたびに痛みが鋭くなり、吐くたびに少しだけ緩む——それを繰り返しながら、遥は細く、浅い息だけをなんとか続けていた。

腹の底を押す圧力が、急速に熱を帯びて変わった。

さらに深く。

ひろしが、唸り声に似た低いうめきを漏らしながら、腰を一段と強く押し付けてくる。遥の内側を埋め尽くす熱塊が、また一段とその存在を増す。腹の底の最も深い場所が、得体の知れない強大な圧力に引きつれるように痛む。内側が限界まで引き伸ばされる感覚。肉の壁が悲鳴を上げて収縮するのに、そこにある異物は微動だにせず、じわりと奥へ、奥へと押し続ける。遥の爪先がシーツを掴み、膝が無意識に内側へと折り曲がろうとした。しかし、ひろしの体重がそれを許さなかった。

「遥……遥……っ!」

名前を呼ぶ声は、もはや理性の残滓ではなかった。

ひろしの腰の動きが、最後に一段と深く、腹の底を打ち抜くように押し入ってきた。遥の熱で弱った身体が弓なりに反る。喉から何かが漏れようとしたが、声にはならなかった。

次の瞬間、ひろしの身体が完全に止まった。

深く、深く、遥の最奥に押し付けられたまま——そして。

ひろしの身体が震え、腹の奥へ異質な熱が広がった。

焼けるような熱さが腹の底へ広がっていく。一度では終わらず、ひろしの身体が脈打つたびに生温かい感触が重なった。

遥の体が、それを受けるたびにかすかに震えた。

腹の底で異質な熱が広がると、遥の背が反り、喉が引きつった。何が起きたのか言葉にできないまま、瞳孔を開いて全身を震わせた。

「……っ……ぁ……お兄……ちゃ……」

声にもならない吐息だけが漏れる。喉が閉まって、言葉にならない。

ひろしはしばらく動かず、荒い呼吸だけが室内に響いた。汗で濡れた前髪が遥の頬へ触れ、二人の熱が重なった。

やがて、ゆっくりと、引き抜かれていく感触。

摩擦とともに訪れる鈍い引きつれの痛みに、遥は小さく声を詰まらせた。秘部が、じくじくと灼けるように疼いている。引き抜かれる感覚は、また別の痛みを連れてくる。しかし、それよりもずっと強く——腹の底に残り続ける、異物の熱だけが、消えなかった。

「……っ、ふぅ……」

ひろしが満足げな息を吐く音が遠く聞こえた。

遥はただ天井を見上げていた。

何も言えなかった。泣く力すら、もう残っていなかった。高熱が身体を蝕み、意識はどんどん霞んでいく。それでも腹の底の焼けるような残熱だけが、現実として消えずに残っていた。

身体の奥底に広がり続ける熱。

取り返しのつかない生温かいものが身体の内側に留まり続けている。高熱とは別の寒気が全身を走り、身体が細かく震えた。それでも、もう動けない。指一本動かす力も残っていなかった。

しかし何も、返っては来ない。

ひろしは何も言わずに身を起こした。服を直す衣擦れの音だけが響く。乱れた布団を遥の身体にかけ直す動作が、ひどく無機質に感じられた。看病に来た人間の所作として、それはあまりに静かすぎた。まるで、何事もなかったかのように。

遥はそれを、ただ眼球だけを動かして見ていた。

兄は最後まで、謝らなかった。

部屋を出ていく足音が遠ざかる。ドアが静かに閉まる音。廊下を歩く足音が、どんどん小さくなっていく。やがてその音も消えて、薄暗い室内に遥だけが残された。

高熱が意識を揺らす。

高熱で視界が揺れ、天井の輪郭が滲んだ。ただ、腹の底の熱だけは消えない。指先を動かす力もなく、遥は薄く目を閉じた。

窓の外ではまだ夜が続いている。

遥の涙は、もうとっくに乾いていた。

寝室に満ちた沈黙が、すべてを飲み込んでいった。

壁の向こうから、かすかにテレビの音が聞こえてくる。日常的な音は遠く、部屋には遥の浅い呼吸だけが残った。何事もなかったかのような生活音の横で、遥は膝を寄せる力もなく横たわっていた。

高熱の中、壊れた人形のように仰向けのまま、女性はただ夜が明けるのを待ち続けた。夜明けが来ても、何かが変わるわけではないことを、この身体がもう知っていた。

目を閉じても、腹の底の熱は消えなかった。熱と痛みが続くたび、遥のまぶたが震え、浅い息が乾いた喉から漏れた。

兄が部屋を離れたあと、遥は枕元のスマートフォンへ手を伸ばした。高熱と痛みで言葉が続かなくても、兄から性被害を受けたこと、避妊されなかった可能性があることを、信頼できる家族へ短いメッセージで送った。

「……助けて……お兄ちゃんに、無理やり触られました……病院へ連れて行って……」

家族関係があっても、意識が朦朧とした相手への性的行為が同意になることはない。

連絡を受けた人が部屋へ入り、遥を兄から離れた安全な場所へ移す。衣服や寝具を片づける前に状況を記録し、医療機関と警察、性暴力の相談窓口へつなぐことになった。

部屋の外へ運ばれるとき、遥はスマートフォンを手放さず、送信済みの画面を家族へ示した。

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