▶ 名前変換:入力フォームを開く
高熱の妹に看病という悪戯を行う兄:vol.3(ディープキスをする)
遥の小さな体は、どこまでも深く沈んでいくような熱と、全身を粟立たせる強烈な羞恥に包まれていた。
薄暗いベッドの上で、ほとんど全裸に近い無防備な姿を、最も見られたくない相手である兄――ひろしの前に曝け出している。
それが悪夢なのか、それとも取り返しのつかない現実なのか、高熱で朦朧とした意識の中ではその境界線すらひどく曖昧になっていた。
ひろしの大きく無骨な手は、遥の柔らかな肌の上を執拗に、そして病的なまでの愛着を持って這い回り続けている。
チュッ……チュルッ……。
静まり返った密室に、鼓膜を直接撫で回すような水音が響く。
そして、ついにひろしは遥の細い顎先をそっと持ち上げた。
その手つきは一見すると恐ろしいほどに優しげで、しかし、遥にとっては絶対的な支配と暴力的な拘束を意味していた。
「遥……顔、こっち向けて」
低く、耳元でねっとりと囁くその声は、どこか哀願するようでいて、決して抑えきれないオスの渇きに満ちていた。
遥は恐怖に顔を歪め、必死に首を振って拒絶しようとした。
だが、39度を超える高熱と極度の緊張による虚脱感で、身体は鉛のように重く、ピクリとも言うことをきかない。
ひろしの強い手に顎をガッチリと固定され、逃れることも顔を背けることも許されないまま、彼の色欲に濁った顔が視界いっぱいに迫ってくる。
「……やめて……お願い、お兄ちゃん……」
熱でひどく掠れた声で、遥は消え入りそうに必死に訴えた。
けれど、ひろしは妹のその切実な悲鳴を、まるで見えない甘い蜜のように吸い込み、何のためらいもなく遥の純潔な唇に自分の唇を重ねてきた。
最初は、熱を確かめ合うように優しく触れるだけのキスだった。
しかし、遥の微弱な抵抗が完全に無意味だと確信するやいなや、ひろしの本性は牙を剥き、その動きは徐々に暴力的で大胆なものへと変貌していく。
「んっ……! ぁっ……!」
彼の太い舌が遥の閉じた唇を無理やり押し割り、一切の遠慮なく口腔の奥深くまで入り込んできた。
熱く湿った生々しい感触と、強いオスの匂いが遥の口内を貪り尽くし、彼女の細い吐息さえもすべて暴力的に奪い取ろうとする。
同時に、遥の柔らかい太ももには、ひろしのズボン越しに異常に膨れ上がった肉棒が、暴力的な熱を伴ってぐりぐりと押し当てられていた。
自分の兄が、妹である自分に対して完全に発情しているという事実が、直接的な肌の接触を通して遥に叩きつけられる。
遥は息苦しさと圧倒的な生理的嫌悪感に涙をボロボロとこぼしながら、必死で顔を背けようと身をよじった。
だが、ひろしの大きな手が遥の後頭部と顎を万力のように固定し、いかなる逃げ道も与えようとはしない。
圧倒的な力関係の前で、病気で弱った少女の抵抗など、風前の灯火でしかなかった。
(……いやだ……いやだ、どうしてこんなこと……お兄ちゃん、やめて……!)
遥の心は、絶望と恐怖、そして底知れぬ屈辱で真っ黒に塗り潰されていく。
昔から、兄のことがどこか苦手だった。
表面上は優しいふりをしていても、その目の奥にはいつも、妹である自分を「獲物」として値踏みするような不気味な光が宿っていたからだ。
その得体の知れない欲望の視線を、今、逃げ場のない密室で直接浴びせられ、さらには身体の最も無防備な部分を侵犯されている。
その事実が、少女の自尊心をズタズタに引き裂き、徹底的に凌辱していく。
(……どうして私なの? 私、お兄ちゃんの妹なのに……どうして……っ)
彼女の柔らかな唇に、ひろしのざらついた舌が深く、そして執拗に絡みつく。
大量の唾液が混じりあい、遥は気持ち悪さと呼吸困難による窒息の恐怖でパニックに陥りそうだった。
ひろしの舌は狂気に満ちた執念で、遥の口内の隅々を舐めまわし、歯の裏をくすぐり、デリケートな上顎を吸い上げる。
遥は必死に歯を食いしばって口を閉ざそうとするが、ひろしは彼女の頬に手を添え、指で口角を無慈悲に押し広げた。
無理やり開かされたか弱い唇の奥に、彼の分厚い舌がさらに深く、喉の奥まで届くほどの勢いで差し込まれていく。
粘膜同士が擦れ合うクチャ、クチュッという生々しい水音が、密室に際限なく響き渡る。
「……んぐっ……ぅぅっ……!」
苦しさに喘ぐ遥の鼻腔から、涙混じりの悲痛な呻きが漏れる。
「遥……お前の全部がほしい……お前の口の中まで、残らず俺のものだ……」
ひろしの低く歪んだ声が、遥の耳朶をねっとりと舐めるように響き渡る。
「……ぁっ……んんっ……おえっ……」
喉の奥まで舌を突っ込まれた反動で、遥の胃袋が痙攣し、激しい吐き気に襲われたが、ひろしはそれすらも許さず唇を塞ぎ続ける。
遥の体は、限界を超えた嫌悪感と恐怖でガタガタと激しく震えていた。
なのに、ひろしの圧倒的な腕力に全く抗えず、ただ唇と舌を犯され続けるしかない。
兄の生臭い唾液が自分の口の中にドロドロと満ちていくたび、遥は自分が人間としての形を失い、ただの肉袋へと壊されていくような絶望的な錯覚に襲われた。
自分という存在のすべてが、兄の狂気によって暴力的に奪われ、完膚なきまでに穢されていく。
絶望のあまり、透明な涙が一粒、熱を持った頬を伝って虚しく落ちていく。
その涙さえも、ひろしは不気味な笑みを浮かべながら舌先でぺろりと吸い取ってしまった。
(……誰か助けて……誰でもいい、お願いだから、早く私をここから連れ出して……)
遥は声にならない悲鳴を心の中で絶叫し続ける。
しかし、固く閉ざされた部屋の中には、彼女と狂気に憑りつかれた兄しかいない。
高熱のせいで体は鉛のように重く、悲鳴を上げようにも喉の奥が引き攣って全く声が出ない。
ひろしの果てしないディープキスはなおも続く。
遥の柔らかな舌を強引に絡め取り、時に掃除機のように激しく吸い上げ、時に獣のように甘噛みしながら、その歪んだ支配欲を遠慮なく注ぎ込んでくる。
遥は、兄の唇の悍ましいぬくもりが自分の口内にべっとりとこびりついていくことに、内臓がひっくり返るほどの嫌悪感を覚えた。
そして、どうしようもなく屈辱にまみれながらも、それを拒絶する力が一切残されていないという事実に、完全に心が折れかけていた。
ようやくひろしが唇を離し、遥の顔を至近距離から見つめ下ろす。
チュァッ……と、ふたりの唇から一本の銀色の糸を引き、唾液がふたりの関係の完全な堕落をこれ見よがしに物語っていた。
遥の頬は涙と唾液で無残に汚れ、その瞳は絶望の色に染まり、完全に虚ろに揺れていた。
ひろしはそんな彼女の悲惨な顔に深い満足感と倒錯した微笑みを浮かべ、再び、執拗に唇を重ねてくる。
「遥、俺だけを見ててほしい……お前の全部を、もっと俺に感じさせてくれ……」
遥は心の中で必死に、ただひたすらに拒絶の叫びをあげていた。
だが、体は熱と絶対的な恐怖に縛り付けられ、ひろしの狂った愛撫を止めることは永遠に不可能だった。
兄の生暖かい舌と欲望にまみれた唇が、遥の小さな口の中を、何度も、何度も、暴力的に侵犯していく。
絶望と屈辱、そして一生消えることのないであろう極限の嫌悪感が、遥の純白の心をゆっくりと、確実に黒く蝕んでいく。
夜はなお深く、遥にとっての出口のない地獄は、ここからさらに凄惨な領域へと足を踏み入れようとしていたのだった。

コメント