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【催眠アプリ】配達大学生、意識残したまま催眠服従:vol.4(対面座位とディープキス)
口での強要が終わっても、遥の悪夢は終わらなかった。
吐き気と恐怖でタタキにうずくまる彼女を見下ろし、ひろしは震える手でスマートフォンの画面を操作した。
紫色の光が点滅し、人間の耳にはほとんど聞こえない不快な高周波が、再び遥の脳髄を直接揺さぶる。
「あの……ごめんね。でも……次は、ベッドに、座って……くれないかな」
「……っ……いや……」
ひろしの気弱な声色は、もはや逃げ場のない絶望の宣告に等しかった。
(ベッド?……そんな、そんなの、絶対に……)
心の中では全力で拒否しているのに、遥の身体は操り人形のように立ち上がり、重い足取りで部屋の奥にあるベッドへと歩みを進める。
ひろしは先回りしてベッドの端に腰を下ろすと、極度の緊張で息を荒くしながら、自分の膝を指差した。
「こっちに来て……脚を開いて、俺の膝の上に、乗って……。そう、向かい合うようにして……」
(まさか……そんな、まっすぐ向かい合って、だなんて……)
極度の恐怖で心臓が破裂しそうになる。
男の経験など一切ない彼女にとって、他人の顔をそこまで間近に見据えたまま密着するなど、想像しただけで吐き気がするほど恐ろしかった。
だが、催眠に支配された身体は、震えながらもひろしの膝の上にまたがり、彼と真正面から向かい合う姿勢(対面座位)を取らされてしまう。
「すごい……本当に、乗ってくれた……」
ひろしの興奮と緊張が入り混じった熱い吐息が、遥の顔に直接かかる。
顔と顔の距離は数センチ。
逃げ場のない至近距離で、遥は恐怖のあまりぎゅっと目を閉じた。
「だめだよ……ちゃんと、こっちを見て。俺から、逃げないで……」
ひろしの不器用な手が、遥の顎を掴み、強制的に正面を向かせる。
見開かされた視界の先には、欲望と気弱さが同居した、ひろしの顔があった。
そして――唇が触れた。
「んっ……!?」
人生で初めてのキス。
それは、ロマンチックなものでも、愛のあるものでもなかった。
ひろしの焦ったような不器用な唇が、遥の閉ざされた口元に強引に押し付けられる。
「ん……もっと、口……開けて……」
ひろしが無理やり遥の顎をこじ開けると、彼の生温かい舌が、遠慮がちに、しかし執拗に侵入してきた。
他人の体温を持った異物が、自分の口内を直接まさぐるという圧倒的な気持ち悪さが、遥の全身を粟立たせる。
(やだ……気持ち悪い……舌が……入って……っ)
歯列をなぞり、上顎を探られ、経験のない多量の唾液が絡みつく。
息継ぎすらまともにできない強引なディープキスに、遥はパニックになりかけた。
鼻呼吸すらままならず、窒息しそうな苦しさに涙がポロポロと頬を伝う。
ちゅ、ちゅぶっ……じゅるっ……。
静かな部屋に、不慣れな者同士の、唾液が絡み合う生々しい水音だけが響き渡る。
身体は密着し、ひろしの胸の鼓動と、彼の股間で熱く怒張している異物の硬さが、遥の下腹部に嫌でも伝わってきた。
(やだ……こんなに近いの……気持ち悪い……全部見られてる……!)
舌を絡められながら、遥は恐怖と生理的嫌悪で顔を背けようと必死に抵抗する。
だが、ひろしの手は彼女の背中と後頭部をしっかりとホールドしており、その気弱な力ですら、女性である遥には抗えない拘束具となっていた。
「はぁっ……はぁっ……遥ちゃん、すごく、可愛いよ……」
息継ぎのために一瞬唇が離れると、二人の間に銀色の唾液の糸がだらしなく引かれた。
遥の瞳は恐怖と涙で濡れそぼり、唇は摩擦で赤く腫れ上がっている。
彼女の心にあるのは、得体の知れない男に自分の全てを蹂躙されているという絶望的な屈辱感だけだった。
(苦しい……早く終わって……お願いだから……っ)
だが、ひろしにとってこの状況は、長年妄想し続けた完全な支配の実現だった。
彼は荒い息を吐きながら、遥の腰を掴んでいる手の力をさらに強めた。
「あの……次は、俺の……入れるから……。ゆっくり、下ろして……」
その宣告に、遥の全身が氷のように冷たくなった。
まだ挿入はされていない。だが、二人の下半身はぴったりと密着し、遥の閉ざされた処女の入り口に、彼の熱い先端がすでに押し当てられている。
(……っ、だめっ……いやっ……入らないで……裂けちゃう……っ!)
意識も、羞恥も、恐怖も全て残されたまま。
遥の初めては、逃げ場のない対面座位の密着状態のまま、最も残酷な形で奪われようとしていた――。


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