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オフィスレディーが堕ちる夜:vol.46(愛に満ちた淫らな舌先)
濡れた、深い、どこまでも堕ちていくようなディープキス。
限界まで大きく開かれた遥の唇に、ひろしの太く熱い舌先が押し当てられ、敏感な粘膜をそっと、けれど確実に撫で回していく。
そこにはもはや、彼に対する抵抗など欠片もなかった。過去に味わわされた見知らぬ男たちからの暴力的な凌辱とは違う。遥は自らの意思で、彼からの熱い愛撫を受け入れるために口を大きく開き、その舌を深々と招き入れていた。
「……んっ、ふぁ、んん……ちゅ……っ……」
静寂に包まれたスイートルームのベッドの上で、いやらしく湿った水音が響き渡る。
大量に分泌された唾液のぬめりが、二人の舌先にねっとりと絡みつく。唇の内側、歯茎、そして舌の裏側の繊細な筋まで、遥の口内のすべてが、ひろしの舌によってゆっくりと、隅々まで確かめるように蹂躙されていく。
濡れた音を絶え間なく立てながらんっ、ちゅるる……っ。
たまらず、遥の震える両手がひろしの広い背中に回り、そのシャツ越しに筋肉の隆起をきつく抱きしめる。口腔内をくすぐるような絶妙な愛撫に、遥の身体が抗えない快感で無意識にびくびくと反応し続けていた。
ねっとりと舌を絡ませたまま、彼の分厚い唇が遥の下唇を少しだけ強く吸い上げると、遥の細い腰がびくんと大きく跳ね上がった。
「……んっ、ふぅ……っ、くるしく、なっちゃう……っ」
酸素が足りず、頭の芯が真っ白に明滅する。でも、絶対に離したくない。
口内に残る彼の濃密な男の味が、わずかに唇が離れるたびに狂おしいほど恋しくなる。男たちの精液の味を無理やり覚えさせられたこの汚れた口が、今はただひろしの愛情だけを求めて、卑しい女のように唾液をあふれさせている。
舌と舌が螺旋を描くように絡み合いながら、口の中で何度も、何度も激しく交差する。このキスは、もう単なる愛情表現などという生ぬるいものではなかった。
それは、互いの身体の最も無防備な粘膜の一部を直接挿れ合い、魂までをも溶かし合わせるような、極限の肉体の交歓だった。
「淫らな水音を立てながらるる……っ、ふ、ぁ……っ」
喉の奥深くで、互いの大量の唾液が交わり合う。どうしても飲み込みきれず、限界を超えて溢れ出した透明な液体が、だらしなく開いた口角から伝い落ち、遥の白い顎をいやらしく濡らしていく。
そのぬめりとした液体が、露わになった乳房の深い谷間へとツーッと垂れ落ちた瞬間、遥は極度の敏感さからびくんと大きく肩をすくめた。
ひろしは、ゆっくりと唇を離した。
銀色の糸を引きながら、彼の熱い息遣いが遥の顔にかかる。そして、そのまま濡れた口元を、遥の無防備な胸元へとゆっくりと滑らせていった。
「や……っ、そんな、見ないで……っ」
「……恥ずかしいです……胸……そんなに大きくないのに……っ。それに、汚いし……」
自嘲気味に呟く遥の言葉を遮るように、ひろしは極めて真剣な、熱を帯びた声で囁いた。
「……遥の胸、好きだよ」
「形も、その透き通るような色も、柔らかさも……全部、俺の好みだ。こんなに美しい身体、他にはない」
その甘く、どこまでも肯定的な声を聞いただけで、遥の乳首の先端が自らの意思を持つように、さらに痛いほど硬く尖っていくのがはっきりと分かった。
そして──ひろしの分厚く熱い唇が、ついにその薄紅色のふくらみに直接触れた。
「っ……あっ……!」
想像を絶するほど柔らかく、けれど強烈な吸い付き。
ザラザラとした男の舌が、硬く勃起した乳首のまわりを円を描くようになぞり、熱を帯びた大量の唾液が遥の敏感な素肌の上を這い回る。
ぴちゃっ、ちゅっ、……っ。
ひろしの舌が、乳輪の輪郭を一つ一つ丁寧になぞるたび、遥の身体が感電したように細かく震え続ける。
「……んっ、だめ……だめ……そこ、すごく……っ」
唇が中心へと近づいていく。
ふっと、濡れた乳首にわざと冷たい息を吹きかけられ、遥がと身を捩ったその直後、ひろしの唇がその先端を深く、力強く吸い上げた。
「っ……ああっ……! んんっ!」
凄まじい快感が、乳頭から子宮の奥深く、そして腰の髄へと一直線に突き抜けた。
ひろしはゆっくりと、どこまでも丁寧に、遥の柔らかな乳房を大きな片手で下から支えながら、吸って、舐めて、時に軽く歯を立てて甘噛みし、舌先で尖った先端を執拗につついた。
「んっ、あっ……! や、そんな、いじられたら……っ!」
もはや自分の声帯を制御できず、とろけるような甘い声が止まらない。
恥ずかしさで身をよじって逃れようとするものの、胸から与えられる圧倒的な快感に脳髄まで完全に捕らわれており、逃げ場などどこにもなかった。
もう片方の手つかずの乳房も、ひろしのもう片方の大きな手のひらがやさしく包み込み、親指の腹で硬い乳首をグリグリと撫で回す。
くりっ、くりっ……。
それだけの愛撫で、遥の下腹部がじんわりと熱を持ち、どうしようもなく疼き始めた。
(……胸を舐められてるだけなのに……こんなに、激しく感じてる……っ)
(おかしい……私、完全におかしくなってる……でも、気持ちいい……っ)
舌が乳房全体を大きく円を描くように撫で回し、再び中心に戻ってきては、ちゅぱりと強い音を立てて吸い上げる。
ひろしが唇を尖らせて、乳首をちゅうちゅうと優しく、けれど貪欲に吸引するたび、遥の腰がシーツの上で小さく跳ね上がる。
「……っ、課長、だめっ、だめ……っ」
「もう、あたし、胸だけで……っ、ああっ……」
呼吸が完全に乱れ、狂おしい吐息が漏れ続け、何度も乳房に吸いつくいやらしい水音だけが、静かなスイートルームに響き渡る。
っ、ちゅうっ、んっ、ちゅぱ……っ。
その生々しい音に、遥自身の花唇の奥底にある最奥が敏感に反応し、太腿の間から粘り気のある愛液がじわり、じわりととめどなく溢れ出し、シーツを濡らしていくのが自分でもはっきりと分かった。
「……胸だけで……奥まで、じんわりと疼いてる……っ」
ひろしの手は遥の背中にしっかりと回り、ビクビクと痙攣する彼女の身体を支えたまま、休むことなくそのまま胸を執拗に愛し続ける。
吸う、舐める、吸う、つつく、甘噛み、吸う──。
与えられる快感のリズムが狂い始めるたびに、遥の悲鳴のような声が震え、途切れ、極限まで甘く溶けていく。
「課長……お願い……っ。そんなに激しくされたら……わたし……っ」
「……どうなるの?」
「……どうなってもいいから……やめないで……っ、もっと……っ」
羞恥心を完全に捨て去った自分の懇願に、遥の目から熱い涙が滲んだ。
自分が、愛する男の前ではここまで快感に溺れ、底なしに感じやすい女だったということ。
誰かに、ここまで自分のすべてをめちゃくちゃにされたいと、狂おしいほど願ってしまったこと。
それは遥の人生において、初めての感情だった。
胸元で、ひろしの舌がまだ甘く、淫らに動き続けている。乳首はもう、空気が触れるだけで痛いほど敏感に、限界まで硬く充血していた。
(……壊れちゃいそう……。頭がおかしくなっちゃう……だけど、それでも……)
(この人になら、どこまでも壊されてもいい……っ)
そして、ひろしの熱い唇は再び遥の口元へと戻り、もう一度──息もできないほど深い、深いキスが始まった。
舌と舌が絡み合う。
乳首と唇の感触が脳髄に焼き付く。
限界まで高まった熱と、荒れ狂う吐息。
そして、深く傷ついた二人の心と心が、狂気の中で完全に結び合っていく。
まだ、本当の意味での奥底までは結ばれていない。彼の熱く硬い肉棒は、まだ挿入されていない。
それでもすでに、ふたりの魂は、引き返すことのできない最果ての地で、完全に交わっていた。
ここまで読んでくれてありがとう
選択を変えれば、結末は変わります。
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