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契約書の罠、遥の撮影(撮影後に妊娠の可能性に気づき動揺する遥)vol.7

撮影
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撮影後の静寂 〜芽吹いたものは快楽か、命か〜

  • 撮影の後に残された、膣奥のぬめりと重み
  • 中出しの記憶と、孕まされたかもしれないという恐怖
  • “清楚な私”から“母になる私”への変化

撮影が終わったスタジオは、急に冷えた空気に包まれていた。

ライトが落とされ、スタッフの声も消え、機材の片付けが淡々と進んでいる。 その片隅──控室の小さなソファに、遥はひとり腰を下ろしていた。

脚を閉じ、胸元を掻き合わせて、ただ黙って、下を向いている。

身体は、まだ熱を持っていた。 髪には汗が張りつき、太ももには蜜のぬめりが残っている。 そして──腹の奥、子宮のあたりに、得体の知れない重みがあった。

違う。

これは、ただの疲れじゃない。

遥は薄く震える指で、お腹に手を当てる。

「……もしかして、私……」

危険日だった。 それを知っていたのに、撮影では──

挿れられた。 何度も、奥まで。 しかも、中に

外には、出さないから大丈夫

そう言われた。

でも──あの瞬間。

確かに、熱いものが奥に噴き上がるのを感じた。 痙攣する膣の中で、脈動する肉と、白濁の奔流。 それが、子宮の奥に届いた感触。

忘れたくても、忘れられない。

“孕ませられたかもしれない”

その四文字が、遥の胸を締めつける。

「……いや、そんな……」

震えた唇で呟いても、消えない感覚がある。 膣の奥に、まだ微かに残るぬめり。 排卵期特有の敏感な身体が、それを“受け入れてしまった”ことを、遥自身が一番よく知っていた。

撮影中は、ただ夢中だった。 カメラの前で騎乗し、自ら腰を振り、絶頂に達した。 その果てに、中に出されたときですら── 遥は悦びを感じてしまっていた。

今、その事実が、何よりも怖い。

「私……なんで……?」

遥は顔を覆った。

違う。

こんなはずじゃなかった。

清楚なイメージで売り出されたグラビア。 最初は、笑顔と水着だけだった。 でも、契約。違約金。演出。

気づけば、ローターでイカされ、カメラに膣を晒し、 処女のまま、挿れられ、中に出された。

そして今──

もしかすると、自分の中に“命”が芽生えてしまったかもしれない。

「……できたら、どうするの……?」

問いは空気に溶けるだけで、答えは返ってこない。

けれど、想像してしまう。

もし、この腹の奥に──本当に何かが宿っていたら

誰のものか分からない。 カメラ越しに複数の目に犯されるような、あの撮影の中で。

快楽と羞恥の中で、記録され、保存され、公開される自分。 その身体の奥に、生まれてしまった“何か”。

「いや……いやだ……っ」

遥は身体を丸める。 涙が、静かに落ちた。


けれどその一方で──

頭の奥では、別の声がささやいていた。

「あなた……感じてたよね」

「中に出された時、奥で痙攣してたじゃない」

「孕まされるって、思ったら、濡れてたよ」

それは、遥の中に生まれたもうひとつの“自分”。

快楽を覚えた身体。 挿れられることを拒めず、むしろ悦んで受け入れてしまった“雌”の部分。

その声が、耳元で笑う。

「妊娠したら、きっとまた“売れる”よ」
「母になる身体の変化も、コンテンツになる」
「次の企画は、“妊娠グラビア”かもね」

狂気のようなその言葉に、遥は唇を噛んだ。

現実が、どこまで歪んでいるのか分からない。

ただ、確かなのは── もう“清楚な私”は戻ってこない、ということ。

誰かに与えられ、使われ、撮られ、 身体の奥まで知られてしまった遥は、もうただの“被写体”ではいられなかった。

そして──

子を宿していたら、もう“女”として完全に仕上がってしまう。

「……検査……しなきゃ……」

立ち上がろうとする足は、震えていた。

でも、行かなくてはならない。

知る必要がある。

この腹の中に、命が宿ってしまったのか── それとも、まだ“ギリギリの一線”に立たされているのか。

そして、もし本当にできていたら。

遥はそれを、“どうする”のか。

  • 愛すのか。
  • 消すのか。
  • 撮られるのか──

選択肢は、遥自身が最も恐れている場所から、すでに提示されていた。

陽の証 〜女の奥に芽吹いたもの〜

  • 生理が来ない──宿ったものの正体
  • “妊娠”と“被写体”の狭間で揺れる心
  • 快楽と罪悪感に満ちた、妊娠検査薬の結果

「……まだ、来ない……」

曇天の午後。 カーテンの隙間から射し込む弱い光の中、遥は膝を抱えて座っていた。

撮影が終わってから──もう一週間。 あの日、拘束されて、挿れられて、中に出された。 しかも、自分が危険日だったことを分かっていながら。

外には出さないから大丈夫」 あの言葉は、いまや皮肉のように頭の中で響いていた。

そんな約束、何の保証にもならない。

──身体は、知っている。

あのとき、確かに奥で、何かが放たれた痙攣する膣の中で、精液が脈を打ち、子宮に叩きつけられた瞬間

遥の身体は、拒絶と同時に── 確かに、悦びを感じていた。

“孕まされる”という意識。

それが、あの絶頂の引き金だった。


──そして今。

その代償を、遥は自分の中でじわじわと感じている。

胸が張っている。 下腹部に鈍い重さ。 身体の奥が、妙に熱い。

生理は来ない。

予定日から、すでに三日が過ぎていた。

カレンダーを睨みつけても、日付は変わらない。 時間だけが、残酷に進んでいく。

「……まさか、ほんとに……?」

遥は両手で下腹を撫でた。

触れてみても、まだ何も感じない。

けれど、その中に何かが“いる”ような、そんな錯覚が消えなかった。

──あれは、ただの撮影だったはず。

誰とも愛し合ったわけじゃない。 カメラが見ている中で、命じられるままに、跨り、挿れて、イカされた。

快楽と羞恥が絡まりあう中、何度も絶頂し、奥に注がれた。

でも、それは“演技”だった。

そう信じたいのに。

身体は、すでに女としての段階を超えて、 “母”になりかけているかもしれないという予感に──震えていた。


──どうして……こんなに濡れてるの……?

欲しくなんかないのに。 赤ん坊なんて、望んでないのに。

でも、身体の奥では、何かを“期待”している自分がいた。

カメラの前で、中に出されるたびに、どこかで“孕め”と願っていたような、 あの時の快感の深さが、いまも脳裏にこびりついて離れない。

──私はもう、“普通”には戻れないのかもしれない。

それを、知りたくて── 遥はドラッグストアで、小さな箱を手に取った。

『妊娠検査薬』

震える手でレジに差し出し、無言で受け取る。 店員の目が怖かった。 でも、もっと怖いのは──この中に、何が出るか

夜。

風呂あがり。 鏡の前で、裸の身体を見つめる。

すこし、胸が膨らんだ気がする。 下腹が、わずかにふっくらしているような── いや、それは錯覚か。

でも、もしかすると。

箱を開ける。

説明書を読みながら、手が震える。

“尿をかけて、3分待つ”

その間、遥は目を閉じた。

──出るな。出ないで。

そう願いながら、 どこかで、別の“自分”が言っていた。

──出て……お願い、出て。

快楽に溺れたあの夜の“代償”が、 確かに自分の中にあることを、 証明してほしいと、心のどこかが願っていた。

そして──

3分後。

検査薬に浮かんだ線は、2本だった。

濃く、はっきりと。

陽性。

遥は、声も出せずに崩れ落ちた。

涙が、止まらなかった。

けれどその涙は、決して悲しみだけではなかった。

喜びでもなく、安堵でもない。

ただ──

身体の奥で確かに“芽吹いたもの”を、 遥はもう、否定できなかった。

もう、終わりだ。

清楚なアイドルも、演じる“少女”も、 あの日までの遥は、今日、終わった。

そして、新たに始まる。

女として、母として。

“孕まされたまま、撮られる私”が── これから、また始まる。

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