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【デリヘル妹】小遣い欲しさの背徳の夜:vol.7(やめ……だめだ……)
遥が小さく頷いたあとも、ひろしの指先には彼女の湿った体温が残っていた。
「……もう、止められない」
その言葉を聞いた遥は、シーツを握ったまま視線を伏せた。直前まで上に乗ることを求められていた身体は強張り、次に何をされるのかを待つしかなかった。
「……急に、動かないで……」
「……んっ」
一瞬だけ身体を硬直させた遥だったが、すぐにふっと力を抜き、兄のぎこちないキスを受け入れた。
交わるはずのない二人の唇が重なり合い、お互いの唾液が絡み合う。
それは、兄妹という絶対的な禁忌を犯してしまったという、甘くも恐ろしい背徳の味だった。
唇を離すと、二人の間には銀色の糸がツーッと細く伸び、そしてプツンと切れてシーツへと落ちていった。
そのあまりにも生々しい光景に、ひろしの心臓は早鐘のように激しく打ち鳴らされる。
「……遥」
名前を呼ぶ声は、自分でも驚くほどに掠れていた。
ひろしの手が、遥の背中から腰へと滑り降り、そしてゆっくりと彼女の胸元へと伸びていく。
服の上からでもはっきりと分かる、若々しく張りのある乳房の感触。
彼は息を呑みながら、その柔らかな膨らみを、手のひら全体で包み込むように優しく揉みしだいた。
「……あっ……お兄ちゃん……そこ」
遥の口から、甘い吐息が漏れ出す。
その声に勇気づけられるように、ひろしの手つきは次第に熱を帯びていく。
服のボタンが一つ、また一つと外され、これまで家族として隠されてきた彼女の素肌が、次々と兄の前に晒されていった。
「……遥……すごく綺麗だ」
ひろしは感嘆の声を漏らしながら、遥の真っ白な肌に何度も何度もキスを落とす。
罪悪感で押し潰されそうになりながらも、彼は目の前の甘い誘惑から逃れることができなかった。
自分の妹の肌が、こんなにも滑らかで、こんなにも甘い匂いがするものだったなんて、今日この瞬間まで想像すらしたことがなかった。
触れれば触れるほど、彼の奥底に眠っていた男としての欲望が、どす黒く膨れ上がっていくのを感じる。
遥もまた、兄の愛撫に身を委ねながら、小さく震えていた。
彼女はデリヘルに登録し、知らない男相手に身体を売る覚悟を決めてここへ来たはずだった。
それなのに、いざ目の前にいるのが自分の実の兄だという事実が、彼女の心を激しくかき乱している。
家族に対する罪悪感と、兄相手に抱いてしまう女としての羞恥心。
それらが複雑に絡み合い、彼女の身体を火照らせていくのだ。
頭の中では「こんなの、絶対におかしい」と何度も警鐘が鳴り響いているのに、兄の手のひらから伝わってくる温もりが心地よくて、どうしてもそれを振り払うことができない。
遥の思考は、正常な判断能力を完全に失いつつあった。
ひろしの不器用ながらも優しい愛撫が、彼女の身体を甘く痺れさせていく。
兄妹という禁忌のフィルターを通すことで、その一つ一つの刺激が何倍にも増幅され、彼女の脳天を突き抜けていくのだ。
「……遥、下も……触っていいか……?」
ひろしの掠れた声に、遥は恥ずかしさのあまりキュッと小さく身を縮める。
しかし、彼女の口から明確な拒絶の言葉が出ることはなかった。
「……ごめんな。嫌だったら、いつでも言ってくれ」
ひろしはそう言いながらも、その手はすでに遥の柔らかな太ももを撫でさすっている。
その触れ方は、力任せに奪おうとする獣のそれではなく、壊れ物を扱うかのように繊細で、どこまでも優しかった。
ひろしの震える手は、ついに遥の最もデリケートな部分へと迷い込んでいく。
純白のショーツ越しに触れた彼女の秘所は、驚くほど熱を持っていた。
「……ひゃっ……! やめっ……! だめぇっ……!」
遥はびくりと大きく身体を跳ねさせ、反射的にひろしの腕を押し返そうとする。
しかし、彼女のその抵抗は弱々しく、本気で拒絶しているようには見えなかった。
ひろしはショーツの布地をずらし、恐る恐る直接彼女の蕾へと指先を這わせた。
その瞬間、ひろしは指先に信じられないほどの熱さと湿り気を感じて、思わず動きを止めた。
「……えっ……遥……お前」
ひろしの目が驚きに見開かれる。
彼女の秘所からは、すでに無色透明な愛液が止めどなく溢れ出し、太ももの内側までをぐっしょりと濡らしていたのだ。
「……なんだこれ……めちゃくちゃ濡れてるじゃないか」
「……み、見ないでっ……! 恥ずかしいっ……!!」
遥は両手で顔を覆い、羞恥心で全身を真っ赤に染め上げている。
実の兄相手の行為だというのに、彼女の身体はすでに完全に女としての反応を示してしまっていた。
遥自身も、自分の身体に起きている異変に戸惑いを隠せなかった。
デリヘル嬢として見知らぬ男の相手をするよりも、兄という絶対に手を出してはいけない存在から愛撫を受けることのほうが、彼女の身体を深く興奮させてしまっているのだ。
「……嘘だろ……。俺に触られて、こんなに濡れてるのか……?」
ひろしは指先に絡みつく生ぬるい液体の感触に、激しい目眩を覚えた。
自分の妹が、自分の手によってここまで発情してしまっているという事実に、彼の脳みそは完全に沸騰しそうになっていた。
気弱な彼は今まで女性経験も乏しく、ましてやこんなにも生々しい雌の匂いを放つ秘所を直接触ったことなど一度もなかったのだ。
指先に絡みつく粘り気のある液体が、彼の理性を重く溶かしていく。
「……遥、本当に……俺でいいのか……?」
ひろしの震える問いかけに、遥は顔を覆ったままコクンと小さく頷いた。
「……お兄ちゃんが、いいなら」
そのか細い声が、ひろしの中に残っていた最後の良心を完全に打ち砕いた。
これ以上進めば、もう二度と元の兄妹には戻れない。
その絶対的な境界線が、今まさに二人の目の前に引かれている。
しかし、完全に濡れそぼった妹の恥ずかしい場所を前にして、ひろしはもはや後戻りすることなどできなかった。
「……ごめん……遥。もう、止められない」
気弱な兄は、罪悪感に苛まれながらも、妹の甘い誘惑に完全に屈してしまった。
密室に響く二人の荒い息遣いが、これから始まる禁忌の夜の幕開けを告げていた。
ひろしが体勢を変えようとすると、遥の膝は反射的に閉じた。了承したように見えた頷きと、接触を避けようとする身体の動きは一致していない。
「優しくする」という言葉も、行為を断る選択肢の代わりにはならなかった。遥は顔を横へ向け、枕の端へ呼吸を逃がす。
ひろしの手が太ももへ触れるたび、シーツを掴む指が一本ずつ強く曲がった。その小さな変化は、声よりはっきりした拒絶だった。
「……待って。まだ、怖い……」
言葉は届いたが、ひろしは止まらない。返事の代わりに距離を詰め、逃げ場を塞いだ。
ホテルの時計は同じ分を刻んでいる。親話から時間は進んでいないまま、二人の関係だけが戻れない側へ傾いていった。
ここまで読んでくれてありがとう
選択を変えれば、結末は変わります。
別のルートを試すか、他の物語へ。



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