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兄と妹、目前で壊される妹、終わらない悪夢の記録:vol.6(もっと自分から動いてみろ)完
終わらない夜――涙の中で繰り返される交わり
夜は、まだ終わりを知らない。
遥とひろしの身体は汗と涙、絶望の感情にまみれたまま、ソファの横で静かに寄り添っていた。
リビングの空気は淀み、裸同然の二人の肌に、冷えた夜気が絡みつく。
遥の膝は震え、兄の体温に身を預けるしかなかった。
お兄ちゃんの胸に顔を埋める遥の頬には、涙と汗が混じり合い、小刻みに肩が震えている。
ひろしもまた、妹の髪をやさしく撫でながら、自分を責め続けていた。
(こんなこと、どうして……俺がもっとしっかりしていれば……遥を守れたはずなのに……)
リビングの片隅で、強盗の男が満足げに二人を見下ろしている。
煙草に火をつけ、濁った煙を吐き出しながら、男は飽きることなく二人の壊れかけた心と身体を観察していた。
しばしの沈黙のあと、男は低い声で命じた。
「おい、もう一度やれ。今度は“妹”の方から動け」
その一言が、静寂を切り裂く。
遥の全身に再び絶望が広がる。
さっきまでの屈辱と痛みが、再び身体に蘇ってくる。
まだ奥がじんじんと熱を帯びていて、動くたびに兄の体液がこぼれてくるような生々しい感覚に襲われていた。
遥は恐る恐るひろしの顔を見上げた。
ひろしの瞳もまた、苦しみと申し訳なさで濡れている。
(もう一度……また、お兄ちゃんと……私……)
遥の心は壊れかけていた。
けれど男の命令には、もう逆らうことすらできない。
力なく、遥は兄の身体の上にそっと這い寄る。
ひろしの手が、震える遥の背中にそっと触れる。
絶望と悲しみでお互いの目を見つめ合うしかなかった。
「さっさと始めろ。今度は“妹”が全部やるんだ」
男の声に急かされ、遥は涙をぬぐいながら兄の身体を覆い被さる。
肌と肌がまた重なり、兄の熱がふたたび遥の奥へと導かれる。
「ごめんね、お兄ちゃん……」
遥の小さな声が、リビングの空気に溶ける。
太腿の間に兄の熱を感じ、ゆっくりと身体を沈めていく。
さっきまでの痛みと違い、奥が敏感になっている。
生々しい感覚が遥の全身を包み、兄の体温が肌を通して染み込んでくる。
(お兄ちゃんと……また、繋がってしまう……)
遥は兄の身体にしがみつきながら、腰をわずかに揺らした。
男は、その光景をじっと見つめながら息を弾ませる。
「もっと自分から動いてみろ。兄貴のこと、好きなんだろ?」
屈辱的な言葉に、遥の頬は恥ずかしさと悲しみで真っ赤に染まる。
痛みも、悲しみも、身体の奥で複雑に絡み合う。
ひろしは、遥の髪をやさしく撫でながら、ただ泣いている妹の顔を見つめていた。
(ごめん、遥……こんなこと、もう終わってくれ……)
遥は兄の胸に顔を埋め、声を殺して泣いた。
だが、男の命令は容赦ない。
「顔を上げろ。“お兄ちゃん”をちゃんと見て動け」
遥は仕方なく顔を上げ、涙に濡れた瞳で兄の顔を見つめる。
絶望の中で、それでもどこか救いを求めるように、お互いの目を離さなかった。
遥の腰が、兄の熱を奥深くまで受け入れるたび、汗と涙が混じり合い、肌がねっとりと貼り付く。
さっき注がれた兄のぬくもりが、奥底で混じりあい、遥の身体にさらなる絶望を刻んでいく。
兄の呼吸が荒くなり、遥もまた身体を震わせながら、男の命令どおりに身体を動かし続ける。
屈辱と羞恥、そして痛みと、どうしようもないほどの悲しみが、二人の身体をつなぎ続けていた。
遥は、自分がもうどこまで壊れてしまうのか分からなくなっていた。
身体の奥が熱くなり、兄の鼓動が伝わってくる。
二人の汗が混じり合い、息遣いが部屋に満ちていく。
「お兄ちゃん……もう……やだよ……」
弱々しく漏れた遥の声に、ひろしも涙を流した。
(大丈夫だ、遥……俺は、絶対にお前を守る。たとえこの先、何があっても……)
けれど現実は冷たく、二人はただ、絶望の中で肌を重ね続けるしかなかった。
男はその様子に満足したように息を弾ませ、さらに命じる。
「もっとだ、もっと“兄妹”で感じ合え」
遥は涙を溢れさせながら、兄の熱を受け入れ続ける。
どこか遠い意識で、身体の奥で何かが壊れていくのを感じながら、それでも兄の温もりだけが唯一の救いだった。
(お兄ちゃん、ごめんね……私、もう戻れないかもしれない……)
夜はまだ明けない。
遥の涙と、兄の苦しみが絡み合い、部屋の空気はさらに粘りついていく。
遥は腰を振るたび、身体の奥で兄の熱が膨らんでいくのを感じた。
ふたりの肌のあいだには、もう取り返しのつかない何かが流れ込んでしまっている。
そして――
また、兄の身体の奥から熱いものが溢れ、遥の身体の奥深くまで染み込んでいく。
遥は、無意識に兄の背中にしがみつき、震えながら全てを受け入れた。
「お兄ちゃん……お兄ちゃん……」
声にならない声を繰り返しながら、遥の涙は止まらなかった。
リビングには、二人の涙と吐息、そしてやり場のない絶望だけが残された。
夜は、まだ終わらなかった。
おしまい
その年の離れた黒髪姉妹とお〇こする話〜感動の完結総集編〜
1,100円

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