夜を跨ぐ、果てなき絶頂――騎乗位と告白の口唇
ベッドのシーツは汗と涙で湿っていた。
遥は兄の腕の中、まだ絶頂の余韻に痙攣しながら、小さく身を丸めている。
ひろしは遥の髪を優しく撫で、その身体を自分のものだと確かめるように手を這わせる。
窓の外は深夜。
部屋の灯りは落とされ、静かな闇の中で、ふたりだけの熱が静かに燃えていた。
「遥……こっちに、乗って」
ひろしの声は低く、熱にうるんでいる。
遥はその言葉にまた身体を震わせる。
やめて、もう無理……
もうこれ以上、私は……
しかし、兄の力に抗えず、遥の身体は自然に兄の上へと導かれていく。
ひろしの胸の上に両手をつき、ふとももを広げて兄の腰にまたがる。
裸の身体が重なり合い、熱と熱がひとつになる。
ひろしの昂ぶりが遥の脚の間に押し当てられ、
これが、また入るんだ……
また、私を壊していく……
遥の指が兄の胸に食い込み、
膣口が自然と兄の昂りを受け入れていく。
「ゆっくり、動いてみて……遥」
いや、
動きたくなんかないのに……
なのに、身体が、勝手に……!
遥の腰が、小さく揺れ始める。
兄のものが、自分の奥深くまでずぶりと入り込んでくる。
あ……入ってきた……
お兄ちゃんの……全部……
膣の中を満たす熱、
自分の粘膜がひろしの昂ぶりをぎゅっと締めつける感覚。
自分自身が、自分のものではなくなったような不思議な現実感。
兄の手が遥の腰を包み、
リズムを刻むように導いていく。
「遥……すごい……気持ちいいよ……」
ひろしの吐息が熱い。
遥は涙を浮かべながらも、
兄の上で腰を上下に振り続けてしまう。
くちゅ、くちゅっ
濡れた音が部屋の中に響く。
兄の目は遥の全身を貪るように見つめている。
乳房が揺れ、肌が紅潮し、快感の色に染まっていく。
遥の口から、また知らず喘ぎ声が漏れる。
「んっ……あ、あぁ……!」
いや、
止められない……
兄の中で、
私の身体が溶けていく……
ひろしが遥の手を引き寄せ、
顔を近づける。
「……遥、キスして」
唇が重なり合い、
舌が絡み合う。
熱い唾液が混じり、口内に兄の匂いが広がる。
ディープキス
遥は必死に目を閉じ、
兄の舌に支配される。
兄の腰が、下から突き上げるたび、
遥の奥で何かが跳ね、
もうだめ、
また……
また、イきそう――!
「はるか……もう一度、イッて……
俺の上で、全部感じて……!」
ひろしの囁きが、遥の心を引き裂いていく。
遥の動きが速くなり、
濡れた音がさらに激しくなる。
「あっ、ああっ……や……!」
全身がしびれ、
兄の昂ぶりが遥の奥をこすり上げるたび、
快感が絶え間なく押し寄せる。
乳房をひろしの手が強く揉みしだき、
乳首を指で転がす。
唇はキスで塞がれ、
舌と舌が淫らに絡み合う。
もう、遥の意志は完全に溶けてしまった。
こんなに……
こんなに、何度もイッてしまうなんて……!
「遥……好きだ……
愛してる。
ずっと、ずっと前から……
俺は、お前を……
妹以上に、女として……
愛してたんだ」
ひろしの告白が、
ふたりの世界をさらに濃密にする。
遥の心に、いっそ壊れたような涙が溢れる。
どうして……
どうしてそんな言葉を今、
こんなふうに……
私がもう、戻れないところまで連れて行かれてから……
けれど、兄の舌が遥の舌をさらに強く絡め取り、
腰が遥の奥へ奥へと突き上げるたび、
全身が絶頂の波に飲み込まれていく。
「はるか、好きだ……」
「や……やめて……っ、
そんな、こと……
もう、私……
ああっ、また、イく、イく……!」
兄の上で、遥は何度も果てていく。
熱く濡れた身体を晒し、
背徳と快楽に呑み込まれながら、
兄の愛を受け入れ、
深く、深く溺れていく。
ベッドの上、
交わる音と吐息と絶頂の声が
夜の闇に溶けていった。


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