体位の選択、そして――涙の正常位
夜の事務所、
灯りだけが二人を包み込む。
遥は全裸のまま、涙で濡れた頬を両手で覆ってうずくまっていた。
「もう……、警察だけは……」
かすれる声でそう願う遥。
震える裸の肩、
拭っても拭っても止まらない涙。
ひろしは机の前で腕を組み、静かに彼女を見下ろしていた。
「警察には、もう連絡しない。」
その低い声に、遥の身体が一瞬震える。
安堵と絶望が、入り混じった。
「ありがとう……ごめんなさい、ごめんなさい……」
遥は崩れ落ちるように床に額をつける。
だが、ひろしはそれを冷ややかに見つめながら、
ゆっくりと近づき、
「代わりに、もう一つ選ばせてやる」
と囁く。
「体位を選びな」
静かに、だが拒絶できない力で告げられる言葉。
遥の心臓が、どくん、と大きく跳ねる。
「体位……って……」
声が詰まり、目の前が滲む。
「どうせなら、自分で決める方がマシだろ?
どの体位がいいか選んでみろ」
遥は泣きながら、膝を抱えて首を振る。
「いや……いやです……、そんなの、無理……」
「警察か、俺か。それだけのことだ」
ひろしの声はどこまでも冷たく、
遥の心を締めつける。
長い沈黙。
遥は何度も唇を噛みしめ、嗚咽を漏らす。
ついに、小さく、
震える声で――
「……正常位……で……」
部屋に、粘りつくような静けさが満ちる。
「そうか、じゃあ、ベッド代わりにこの机を使おう」
ひろしは机の上を片付け、遥を手で誘導する。
彼女は、裸のまま机の端に腰を下ろされた。
冷たい天板の感触が、肌に直接伝わる。
「そこに仰向けになって、脚を開いて」
命じられるがまま、遥は震えながら机の上で身を横たえる。
両膝を曲げて、脚を左右に開かされる。
羞恥の極み――
涙を流しながら、遥は自分で脚を掴み、
全てをさらけ出した体勢を作らされる。
ひろしは、その姿を下からじっくり眺める。
「泣き顔も、身体も、ぜんぶきれいだな」
遥は顔を背け、嗚咽を押し殺す。
ひろしは服を脱ぎ、
遥の間近に近づく。
「君は、これが初めてなんだろう?」
遥はかすかに首を振り、両手で胸を隠す。
「……はい……、はじめて、です……」
声は細く震えていた。
「そうか――じゃあ、記念だな。
しっかり感じて、ちゃんと覚えておけよ」
そう言いながら、ひろしは遥の足元に膝をつき、
そのまま、腰をぴたりと密着させる。
遥の太ももが小刻みに震える。
「やめて……、ほんとに、やだ……、お願い……」
目から大粒の涙がこぼれ、顔を横に背ける。
だが、ひろしは遥の顎を掴み、無理やり目を合わせる。
「こっちを見て、俺の顔をよく覚えておけ」
遥の膝の間に重なる男の体。
温かい体温、重み、ぬるりとした緊張感。
そして、彼女の純粋な肉体に、ひろしの熱が重なっていく。
ひろしは遥の脚をさらに大きく開かせる。
両手で彼女の腰をしっかりと掴み、
そのまま、自身を遥の入り口へとあてがう。
「痛かったら、ちゃんと言えよ」
そう囁きながらも、
その瞳に優しさは一切浮かばない。
遥は「やだ……やだ……やだ……」と首を振るが、
ひろしの指が、彼女の割れ目をゆっくりと開く。
入口に、熱いものが当たる。
遥はぎゅっと目を閉じ、唇を噛む。
「最初だから、しっかり奥まで入れてやるよ」
ひろしは、腰をゆっくりと前に押し出す。
――ズンッ
強い圧迫感、裂けるような痛み。
遥は全身を硬直させて、喉から悲鳴を漏らす。
「やだ、痛い、痛い、やだぁ……っ!」
だが、ひろしはそのまま、
遥の両肩を押さえつけて、さらに奥までゆっくりと進めていく。
ぬちゅ、ずぶっ、ずりずり……
粘りつくような音。
遥の内側を、初めての異物がゆっくりと満たしていく。
痛みと羞恥に、涙が止まらない。
「中、すごくきついな……本当に初めてなんだな」
ひろしは満足そうに微笑む。
遥はただ、痛みと屈辱に耐えてうつむく。
「奥まで、全部入れてやる」
ひろしは、遥の腰を強く引き寄せ、
最奥まで突き入れていく。
「……あぁぁ……、痛い……やだ……やだ……っ」
遥は声にならない嗚咽を漏らす。
ひろしはゆっくりと、
遥の膣の中を確かめるように、何度もゆっくりと出し入れを始める。
ずぷっ、ぬちゅ、ずりゅっ……
痛みが次第に、じわじわと奥まで広がる。
「顔を背けるな。全部見ろ」
ひろしは遥の顎を掴み、正面から涙の顔を見つめさせる。
遥は涙と鼻水を混ぜて泣きじゃくりながら、
正面から突き上げられる痛みと屈辱を受け止めるしかない。
「いや、いや、やだ、やめて……お願い……」
何度も繰り返される懇願。
けれど、男の腰の動きは、ますます激しくなる。
膣の中を押し広げ、奥まで突き上げられる刺激。
ひろしは遥の胸を揉みしだき、乳首を摘まんで転がす。
「もっと、いやらしい顔見せてくれよ」
冷たい声と、責めの手。
遥は全身で嗚咽し、両手で必死にひろしの胸を押し返そうとする。
「やだ、やだ……痛い、やだ、やだぁ……っ」
しかし、抵抗も空しく、男の身体は遥の上でびくともせず。
ひろしは、遥の脚をさらに大きく開かせて、奥まで何度も突き上げる。
くちゅ、ずりゅ、ぬちゅ――
いやらしい音と、ひろしの熱い吐息。
「まだ終わらないぞ。もっと、中を掻き回してやる」
遥は、やがて痛みが鈍いしびれに変わっていくのを感じながら、絶望と屈辱で泣き続ける。
「最初で最後だと思うなよ。
君の身体はもう、俺のものなんだからな」
ひろしは遥の手を頭上で押さえつけて、
さらに深く、強く、腰を打ちつける。
遥の涙は止まらず、身体はすべてを明け渡し、夜はまだ、終わらない。
密室の机の上――
正常位で貫かれ続ける遥の涙と屈辱。
その全てが、ひろしの目とスマートフォンに、
そして遥自身の記憶に、消えない痕を残していく――。


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