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【契約書の罠】遥の撮影:END(3人目の友達を連れてくる。)
嵐のような陵辱の撮影が終わったあと。
遥と綾香はバスローブを羽織ったまま、薄暗い控え室のソファにぐったりと沈み込んでいた。
二人の太腿には、まだ乾ききっていない男たちの精液の生温かいぬめりが残り、口腔の奥にはレイプ犯の体液のひどい生臭さと苦味がこびりついている。
純潔だった肉体は完全に汚され、精神も粉々に砕かれ、限界を超えた疲労と恐怖で身体の震えがまったく収まらなかった。
「……ふたりとも、ご苦労さん。いい画、撮れたよ」
ひろしの酷薄な声が、静まり返った部屋に響いた。
褒め言葉など、何の慰めにもならない。
ただ、ふたりは恐怖に怯え、無言で俯いたまま喉の奥をヒクッと鳴らした。
「さて、次の撮影なんだけどさ。明日、“三人目”を連れてきてもらうよ」
「……えっ?」
遥が、信じられないものを見るように顔を上げる。
綾香も目を見開いたまま、血の気を失って固まっていた。
「ふたりの友達でいい。“同じ系統”が理想だな。
清楚で、処女っぽくて、ちょっと男慣れしてない子。
ね? ふたりの周りにいるでしょ、そういう大人しい子が」
「……そんな……っ。そんなの、ムリ……!」
綾香が悲鳴のような声で拒絶する。
自分たちが味わったこの地獄に、大切な友達を引きずり込むなど、絶対にできるはずがない。
だが、ひろしは悪魔のように静かに微笑んだ。
「無理じゃないよ。
だってさ――お前たち、もう“そっち側の人間”なんだから」
ぞくり、と遥の背筋に決定的な絶望が走る。
「今日、カメラ回ってる前で危険日に中出しされて、顔に精液ぶっかけられて喜んでた女が、今さら“私は清純派の女子大生です”なんて言えるわけないよな?」
「っ……!」
「だからさ。次は“勧誘する側”に回ってもらうんだよ。
言い訳はいらない。こっちはもう明日のスタジオもカメラマンも押さえてるから」
遥は息を呑んだ。
悪夢は、まだ終わっていなかったのだ。
「……そ、んな……勝手に……!」
「勝手に? そっちこそ勝手だったじゃん。
“契約内容、よく読まずにサインした”のは誰?
“違約金払えないからって、男の棒にしゃぶりついた”のは、どっちだっけ?」
反論できなかった。
すべて――取り返しのつかない事実だった。
ひろしは、手元のファイルを開き、1枚の書類を取り出す。
そこには、『推薦モデル:紹介者責任制度』と記された新たな契約書があった。
「次の子を連れてきたら、お前らの今回の撮影分の違約金は“全額免除”してやる。
その代わり――紹介者責任。つまり、もしその子が逃げたら、“お前ら二人がその子の分まで、一生ここで身体を売って支払ってもらう”って契約だ」
「……っ」
「さあ、誰を連れてくる?」
重苦しい沈黙が落ちた。
遥も綾香も、目を逸らしたまま言葉を失っていた。
しかし――恐怖で混乱する頭の中に、一つの名前が浮かんでしまう。
――里佳(りか)。
同じサークルの後輩。
純粋で、男と目も合わせられないような、真面目で大人しい子。
自分たちと同じ、“何も知らない純白の自分”を持っている子。
(……もし、里佳だったら……)
遥の中で、黒く淀んだ何かが動いた。
(自分たちだけが、こんな目に遭うなんて……一生ここで縛られるなんて、嫌だ……っ)
その感情は、決して許されることのない裏切りだった。
だが、完全に壊れかけた心にとって、それは悪魔から提示された唯一の逃げ道だったのだ。
ふと、綾香と目が合った。
綾香の瞳の奥にも、同じ名前と、同じ絶望的な色が浮かんでいた。
「……明日、連れてきます……っ」
遥が血を吐くような思いで呟いた。
綾香も、ただ絶望に染まった顔で黙ってうなずいた。
その瞬間、ひろしは心底満足げに笑った。
「いい子だ。じゃあ、明日。
楽しみにしてるよ、“三人目の処女”を」
扉が閉まる音が、死刑台の扉のように重く響いた。
ソファに残されたふたりの少女は、もう“普通の友達”には戻れなかった。
明日、自分たちを救うために友達を売る。
その残酷な現実が、彼女たちの残された魂を静かに、そして完全に蝕んでいった。
* * *
翌日、スタジオの重いドアが再び開かれる。
中に入ってきたのは、遥と綾香、そして――何も知らない新たな少女。
「……こんにちは。あの……今日、ちょっとだけ撮影を手伝えばいいって……」
ぎこちなく笑う少女、里佳。
大人しそうな服装に、地味なメイク。
男と目を合わせるのも苦手な、まさにひろしが求めていた“極上の生贄”として理想的なタイプだった。
遥は、引きつった笑顔で里佳の肩に手を置いた。
「大丈夫だよ。最初はね、ほんとに“服を着てポーズとるだけ”。
この前、わたしたちもやったから」
「う、うん……ちょっと緊張するけど、遥先輩たちがいるなら、頑張ってみる……」
ひろしがカウンターに書類を並べる。
「これ、撮影に必要な形式的な契約書ね。内容は軽く目を通して。
もし読みにくかったら、簡単な説明もできるからさ」
テーブルの上に置かれたのは、かつて遥と綾香がサインし、人生を破滅させられたのと同じ“地獄への片道切符”だった。
【演出に同意すること】
【拒否による撮影中止は違約金が発生する】
小さな文字でびっしりと並んだ項目を、里佳は首を傾げながら目で追う。
「……えっと、これ……つまり?」
遥がすかさず、必死に作り笑いを浮かべて答える。
「ポーズとか、衣装とか、その場でちょっと変わることがあるってだけ。
変な内容じゃないから、大丈夫だよ」
――遥自身、昨日まで“騙される側”だった。
だが今は、自分の身を守るために“騙して連れてくる側”に堕ちている。
里佳は不安げな表情のまま、信頼する先輩の言葉を信じ、ボールペンを手に取り、サインを書いた。
――その瞬間、彼女の運命は完全に終わりを告げた。
数十分後。
控え室で着替えを終えた里佳が出てきたとき、スタジオの空気が一変した。
彼女が着せられていたのは、水着というにはあまりに布地が少なすぎる、卑猥な極小ビキニだった。
まだ男を知らない未成熟な胸の先端がギリギリで隠れる程度の布と、下半身もただの紐のようなデザイン。
まるで“男に犯されるため”だけに設計されたような恥ずかしい衣装だった。
「え……ちょ、ちょっと、これ……!? 恥ずかしい……!」
「可愛いよ。里佳ちゃんスタイルいいから、こういうのも映える」
ひろしがにこやかに褒める。
だが、周囲の男性スタッフの目が、獲物を舐め回すように彼女のまだ男を知らない純白の肌を見つめているのを、里佳は本能的な恐怖として感じ取っていた。
「こ、こんなの、恥ずかしすぎてムリです……っ!」
「でもサインしたよね?
契約上、演出には同意したことになってる。今さら“着たくない”は通らないよ?」
遥と綾香が、遠巻きに俯いたまま見守っている。
その視線に、里佳は混乱する。
(……どうして、ふたりは助けてくれないの……?)
「はい、次の演出いこうか。
今度は、“フェラ”だね」
「……え……?」
一瞬、時間が止まった。
「そこに座ってる男優に、膝をついて、ソレを咥えてあげて。
大丈夫、咥えるだけでいいから。舐めなくても、最初はね」
「そ、そんな……無理です……っ!! わたし、そんなこと……!」
「でも、断ったら違約金500万。
サインしたのはあなた自身。しかも今日は動画撮影も入ってる。
もしキャンセルされたら、その分の損害も親に払ってもらうことになるよ?」
冷酷な言葉が、里佳の逃げ道を完全に塞ぐ。
遥が、ゆっくりと青ざめた顔で近づいた。
「里佳……大丈夫だよ。最初はわたしも怖かったけど……
やってみたら、平気だったから……っ」
綾香もそっと寄り添い、背中を押す。
「咥えるだけ、だから。舐めなくてもいい。
わたしたちも、最初そうだったから……ね?」
信頼していた友達に裏切られ、そして促され、里佳の心は完全に崩れ去った。
「……ほんとに……咥えるだけで、いいんですか……?」
「うん……そう」
男優の前に、里佳が膝をつく。
ビキニの谷間から、恐怖で震える無垢な胸が溢れそうに揺れている。
目の前に突き出されたのは、赤黒く怒張した、おぞましい男の性器だった。
ずしりと重そうなそれに、恐る恐る顔を近づける。
(ひっ……く、くさ……い……オエッ……)
鼻を突く、強烈な男の体臭と汗の匂い。
生理的な嫌悪感で胃がせり上がる。
それでも、もう逃げることはできない。
そして――
「……んっ……ふ……っ」
震える薄い唇を開き、巨大な先端をゆっくりと咥え込まされた。
男の荒い吐息が漏れ、スタッフたちのシャッター音が無機質に響く。
遥と綾香が、その光景を見つめながら、どこか安心したような、狂気に近い歪んだ表情を浮かべていた。
(――これで、“自分たちだけじゃない”。里佳も、同じ地獄に落ちたんだ)
「はい、もうちょっと深く咥えて。舌、使って。
あとは慣れだよ、里佳ちゃん。撮影は、まだまだこれからなんだからね」
里佳の視線の先。
男優の股間にそびえるモノは、肉厚で、熱く、まるで意思を持つように脈動し、彼女の小さな口を完全に支配していた。
目を逸らしたいのに、強烈な臭いと未知の質量感が、彼女の正常な思考を塗り潰していく。
(……なんで、わたし……こんなこと……)
心の中では、何度もそう繰り返していた。
けれど、そのたびに――遥と綾香の『連帯』の視線が胸を締めつけてくる。
「大丈夫。……すごく、うまいよ」
遥が泣きそうな顔で、小さく微笑みながら言う。
(……ふたりも……こうやって、犯されたんだ)
自分だけじゃない。
そう思った瞬間、ほんの少し、孤独感が和らいだ気がした。
――でも、それは同時に、“もう絶対に普通の生活には後戻りできない”という静かで決定的な実感でもあった。
男の分厚い手が、ゆっくりと彼女の頭に添えられ、強引に前後に動かされ始める。
「くっ……そろそろ……っ、出すぞ」
その声に、里佳は本能的な恐怖を覚えた。
(――出る……!? だめっ、気持ち悪いっ!)
逃げようと身体をよじった。
けれど、次の瞬間だった。
男の腰がビクンッと大きく震え、里佳の喉の奥深くまで、限界まで突き込まれた。
「ん……っ!? んぐっ、ぅぅっ……!!」
ドクッ、ドクッと火傷しそうなほど熱い液体が、柔らかな舌の上に激しく叩きつけられる。
粘度のある、ドロドロとしたおぞましい感触が口いっぱいに広がる。
(あ……くさい……っ、無理っ……!)
強烈な生臭さと塩気、そして喉を通る圧倒的な異物の重み。
飲み込むことも吐き出すことも許されず、舌の上で男の欲望に溺れるような感覚。
「くふっ……んんんっ……!」
喉の奥で数回跳ねてから、最後の一滴まで強制的に押し込まれるように流し込まれた。
口の中で精液がドロドロに混ざり、だらりと小さな顎を伝って無惨に垂れ落ちていく。
遥がそっと、震える手でティッシュを差し出してくれる。
里佳は、ただ――呆然としていた。
静かなスタジオの中で、大量の精液を口に含んだままの自分だけが、取り残されていた。
「里佳……すごいよ。
……わたしより、ちゃんとできてたかも」
遥が、やわらかく、狂ったように微笑む。
綾香も、小さく手を握ってくれた。
「もう、完全に“こっち側”だね」
その言葉に、里佳の胸がドクンと絶望に脈打つ。
(……わたし、もう戻れない……)
唇の内側にまとわりついた、ぬるい精液の味。
舌先が、それを確かめるように無意識に動く。
さっきまであった強い拒絶も、羞恥も、今はただ、遠い過去の景色のように感じられていた。
「さあ、これで全員揃ったね。遥、綾香、里佳。
この3人で、次のパッケージ撮るよ」
ひろしの声が、事務的に響いた。
「テーマは、“純情大学生、全員中出し3P”。
妊娠リスク? いいじゃん、リアルでさ」
その言葉に、遥と綾香が絶望に壊れたように小さく笑い、
そして、里佳も――かすかに口元を歪めた。
微笑ではなかった。
だけど、それはもう、拒絶でもなかった。
こうして、3人目の少女は完全に越えてはいけない境界を越え、彼女たちの平穏な日常は、二度と浮上することのない深い闇の底へと沈んでいったのだった――。

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