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【契約】契約書の罠、遥の撮影:vol.2(ローションと過激ポーズ)
スタジオの中央に鎮座する、真新しい純白のシーツが敷かれたダブルベッド。
まるで花嫁の初夜を思わせるようなその無垢な設えは、これから遥の身に降りかかる悍ましい凌辱劇を際立たせるための、悪趣味な舞台装置でしかなかった。
周囲には数台の高解像度カメラと、肌の産毛さえも逃さないほど強力な照明機材が配置され、遥の退路を完全に塞いでいる。
「さあ、遥さん。あちらのベッドの上に横になってください。次の『演出』に移りますよ」
冷徹で事務的なスタッフの男の声が、密室のスタジオに響き渡った。
遥は純白の極小レース下着一枚という、ほとんど全裸に近い破廉恥な姿で、ガタガタと全身を震わせていた。
乳首の形が薄いレース越しにくっきりと浮き上がり、股間の秘裂に食い込んだ細い紐が、動くたびにデリケートな粘膜を擦って微かな痛みを走らせる。
「や、やだ……っ。これ以上は……っ、もう無理です……っ」
両腕で必死に胸元と股間を隠しながら、遥は涙目で懇願した。
しかし、男は冷酷な目で手元のタブレットを操作しながら、淡々と告げた。
「無理、とはどういうことですか? 契約書第8条に記載された違約金、50万円を今すぐ現金で支払えるということでよろしいですか?」
「うっ……それは……っ」
50万円という絶望的な数字を突きつけられ、遥は言葉に詰まった。
親からの仕送りもなく、奨学金とアルバイトで食いつないでいる彼女にとって、それは自分の命を売り飛ばさなければ用意できない金額だ。
完全な密室、屈強な男たち、そして法的な効力を持った(かのように見える)契約書。
社会経験のない二十歳の女子大生を心理的に縛り付けるには、それだけで十分すぎた。
「払えないなら、指示に従ってください。……ほら、早くベッドに上がって」
急かされるように背中を押され、遥はフラフラとした足取りでベッドへと近づき、シーツの上に恐る恐る膝をついた。
冷房の効いた室内の空気と、男たちの突き刺さるような視線が、遥の露出した素肌を粟立たせる。
「では、四つん這いになってください。そう、犬のようなポーズです。
お尻を高く突き上げて、カメラにしっかりと下着の食い込みが見えるように」
「えっ……!? よ、四つん這いって……っ、そんな恥ずかしい格好……っ」
「早くしてください。時間がかかればかかるほど、撮影は長引きますよ」
男の威圧的な態度に逆らえず、遥は涙をポロポロとこぼしながら、ゆっくりとベッドの上で四つん這いの姿勢をとった。
細い腕で上体を支え、臀部を高く突き上げる屈辱的なポーズ。
その瞬間、背後から『カシャッ、カシャッ』と無機質なシャッター音が連続して鳴り響いた。
(嫌……っ、見ないでっ……撮らないで……っ!!)
誰もいない部屋で着替える時でさえ恥ずかしいのに、見知らぬ男たちの前で、動物のように尻を突き出す姿を撮影されている。
極小のTバックショーツは、遥が尻を突き上げたことでさらに深く秘裂へと食い込み、ほとんど布地の役割を果たしていなかった。
男たちの視線が、むき出しになった柔らかい臀部と、その奥の無防備な蕾に集中しているのが、見なくとも背中の感覚で痛いほどに伝わってくる。
「いいですね、素晴らしいアングルです。……では、少し『潤い』を足しましょうか」
スタッフの男が、透明なプラスチックボトルを手にベッドへと近づいてきた。
ボトルの口から、とろりとした透明な液体が絞り出され、男の手のひらに溜まる。
「な、なに……それ……っ? ひやっ!?」
突然、冷たい液体をたっぷりと含んだ男の大きな手が、遥の肩甲骨から背筋に沿って、ヌルリと滑り降りた。
ローションの強烈な冷たさと、異性の生々しい手のひらの感触に、遥の全身がビクンと大きく跳ね回る。
「緊張をほぐすためのローションですよ。
肌に艶を出して、より美しく見せるための大切な『演出』です。じっとしていてください」
男の手は容赦なく遥の背中を這い回り、たっぷりとローションを塗りたくっていく。
ヌチャリ、ヌチャリという水音が静かなスタジオに響き、遥の白い肌がテカテカと卑猥な光を反射し始めた。
「ああっ……っ、冷たい……っ、やだっ、触らないでぇっ……」
「まだ背中だけですよ? ……次は、こちらにも塗りましょうか」
男の冷たい手が、背中から腰へと滑り落ち、そのまま高く突き上げられた遥の臀部へと伸びた。
両手で柔らかい肉のふくらみを鷲掴みにされ、たっぷりのローションがレースの下着ごと塗り込まれる。
「ひっ!? だ、だめぇっ!! お尻……さわらないでぇっ!!」
「動かないで。下着がずれてしまいますよ。
ほら、ここにもしっかりと塗り込まないと……」
男の指先が、Tバックの極細の紐をなぞるようにして、遥の股間の最もデリケートな部分――秘裂の割れ目へと侵入してきた。
下着の布地を隔てているとはいえ、ヌルヌルとしたローションを介して、男の太い指の感触が直接粘膜に伝わってくる。
(ああっ……嘘、そこは……っ、そこだけはだめ……っ!!)
男性経験が皆無の遥にとって、自分の純潔な蕾を他人に弄られるなど、到底受け入れられる行為ではなかった。
恐怖と羞恥でパニックに陥り、遥は必死に太ももを閉じて男の指を拒絶しようとする。
「こら、脚を閉じないでください。カメラに写らないでしょう。
もっと大きく脚を開いて、お尻を突き出して……そう、そのままキープしてください」
力ずくで太ももを押し広げられ、遥は再び無防備な四つん這いの姿勢を強制された。
股間にはたっぷりとローションが塗り込まれ、レースの下着は完全に水分を吸って透明になり、内側の淡いピンク色の肌が完全に透けて見えている。
「いいですね。ローションの艶と、下着の透け具合が最高にエロティックです。
……では、今度は仰向けになってください。M字に脚を開いて」
「えっ……あおむけ……? そ、そんなの……っ」
「早くしてください。違約金の話、もう一度しますか?」
機械的な命令に、遥は声を殺して咽び泣きながら、ベッドの上で仰向けになった。
指示されるままに両膝を立て、大きく脚を左右に開く――いわゆる『M字開脚』のポーズ。
女性としての尊厳を完全に打ち砕く、究極の羞恥。
真正面に据えられたカメラのレンズが、ローションでテカテカに光る遥の無防備な股間を、容赦なく大写しにしている。
「次は胸です。両手で自分の胸を寄せて、乳首を際立たせるように」
男の指示に従い、遥は震える両手で自身の小ぶりな胸を外側から寄せた。
透けたレース越しに、恐怖で硬く尖った乳首の突起が、完全に形を露わにする。
自分の手で自分の胸をまさぐり、股間を大きく広げて男たちに見せつけるという、異常な状況。
これのどこが『清楚系イメージモデル』なのだろうか。
遥の心は、理不尽な暴力と底知れぬ羞恥によって、完全に粉々に砕け散っていた。
「うぅ……っ、ひぐっ……もう、いやぁ……っ、帰して……っ」
「泣き顔もいいですね。屈辱に耐えながら、男の欲望に晒される少女のリアルな絶望……。
視聴者はこういうのを求めているんですよ。そのままの表情で、目線だけカメラにください」
パシャッ、パシャッ、パシャッ!!
冷酷なシャッター音が、遥の悲鳴をかき消すように鳴り響く。
彼女の意志など関係なく、撮影は淡々と進行していく。
ローションで濡らされた身体は、冷房の風を受けて凍えるように冷たいのに、なぜか肌の奥底だけが、羞恥と異常な緊張感によって微かな熱を帯び始めていた。
自分がただの『性的な消費物』として扱われているという現実が、彼女の精神を徐々に麻痺させていく。
だが、地獄はまだ序章に過ぎなかった。
男たちの欲望は、この程度の写真撮影だけで満たされるはずがなかったのだ。

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