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オフィスレディーが堕ちる夜―純愛か絶望か・・・(コピー機の後ろから誘惑)vol.2
コピー機の影で、寿子が見せた本能の誘惑
夜のオフィスに響くのは、コピー機の低い作動音だけ。白く無機質な光が、時折カーペットの上に静かに線を描く。
時計の針はすでに二十四時を指し、残っている社員は誰もいない。
この広いフロアに、寿子と課長ひろしのふたりきり。昼間の喧騒が嘘のように、ただ機械のリズムだけが時間を刻んでいた。
寿子はいつも通り真面目な顔で、せっせと書類を束ねている。だが、どこか落ち着かない視線を時折ひろしに向けては、すぐに目を逸らす。その仕草が、妙に可愛くて。
ひろしは知らないふりでコピーを取るふりを続けていた。
だが、その夜――
寿子は、いつもの彼女とは違う空気を纏っていた。
「課長、コピー機……詰まってますね」
寿子が近づく。
小さな手でカバーを開け、トナーの奥を覗き込む。
ひろしが手伝おうと屈みこむと、寿子の髪がふわりと頬に触れた。やわらかな黒髪の香り。
「ごめんなさい、私、不器用で……」
かすれた囁き。どこか、普段より息が多い。
ひろしが紙詰まりを解消して立ち上がると、
突然、背中にぴたりと柔らかな身体が押し当てられた。
寿子が、後ろから両腕でぎゅっとひろしの胴を抱きしめている。
「……課長、ダメですか?」
寿子の頬がひろしの背中に沈み、小さな震えが伝わる。
その声は、決して冗談やイタズラではなかった。
寿子の身体が、やわらかな熱をまとって密着する。
スーツ越しでも伝わる、胸の膨らみが背中に押し当てられた。
「寿子……どうしたんだ、急に……」
ひろしの声は、戸惑いと興奮が入り混じる。
「……私、課長に、今日どうしても……」
息を呑む。恥じらいと決意が混ざった声音。
寿子の小さな手が、ゆっくりとひろしのベルトの上を撫でる。
シャツ越しに感じる、指先の震え。
そのまま、彼女の手が股間にそっと伸びてきた。
「寿子……そこは……」
声が震える。
寿子の手はためらいながらも、確かにひろしの股間を包み込んでいく。
「……私、どうしても……触りたくなっちゃって……」
囁きと共に、腰のあたりをゆっくりと撫でる。
やわらかな指先が、スラックスの布越しに形を確かめる。
寿子の手が進むたび、ひろしの息が浅くなる。
「ダメだったら、やめます……でも……」
ためらいがちな声。だが、手の動きは止まらない。
寿子の体温と香りが背中からひろしを包む。
胸の鼓動が背中越しに伝わってくる。
その無垢で真剣な欲望が、オフィスの静寂に溶け出していく。
寿子の指がゆっくりとスラックスの上を上下しながら、
「こんなこと……初めてです。課長のこと、ずっと見てて……我慢できなくなっちゃった」
恥ずかしそうな囁きが、ひろしの耳のすぐ後ろで熱く流れる。
ひろしの身体は、自然に寿子の手に反応していく。
徐々に膨らみが大きくなり、寿子の指がその変化を感じてピクリと震えた。
「わ……すごい……。課長、こんなに……」
寿子の声が甘く、息混じりに変わる。
そのまま、寿子はひろしの背中にぴたりと頬を寄せて離さない。
まるで子どものような、けれどどこか大人びた執着。
コピー機の光だけが、ふたりの影を長く伸ばしていた。
「寿子、本当にいいのか……?」
問いかけは、もはや形だけだった。
「はい……。課長じゃなきゃ、こんなことしません……」
寿子の吐息が熱く、ひろしの耳にかかる。
寿子の手が、ゆっくりとベルトの上からスラックスのボタンへと降りていく。
指先が、ためらいがちにボタンを外し、ファスナーを下ろす音が小さく響いた。
オフィスの空気が、ほんのり甘く色づく。
「……わ、固くなってる……」
小さな声が、背中越しに震えた。
寿子はそのまま、ひろしの腰を抱きしめながら、
スラックスの中へとそっと手を滑り込ませる。
ひろしの鼓動が早鐘のように高鳴る。
寿子の指が、初めて触れる男性の熱さと硬さに、驚きと戸惑いを隠せない。
「……あったかい……」
息を呑む寿子の囁き。幼さと官能が交差する。
ひろしはその場に立ち尽くし、寿子のすべてを受け入れるしかなかった。
コピー機の後ろで、
寿子の手が、少しずつ大胆さを増していく。
指先が、ゆっくりとひろしの先端をなぞり、根元を包み込む。
ひろしの呼吸が荒くなり、寿子の胸の鼓動が背中から伝わってくる。
「課長……私、頑張ってるの、気付いてほしくて……」
恥じらい混じりの告白。
ひろしの中で理性がほどけていく。
熱を帯びた空気が、夜のオフィスを支配していた。
寿子はひろしのシャツ越しに腹筋の固さを確かめながら、
もう片方の手で自分の胸元を握りしめていた。
その指が、震えている。
「……課長、私……初めてだから、上手くできないかも……」
自信なさげな囁き。
「寿子……十分だよ……お前だけだ、俺は……」
二人だけの秘密が、コピー機の影で生まれていく。
寿子は背中越しにひろしの顔をのぞき込む。
瞳は涙に濡れて、けれどそこには決意と熱い憧れが宿っていた。
そっと頬をすり寄せ、耳元で甘く囁く。
「課長、私を……もっと、見て……」
幼さと大人の女の狭間、無垢な声。
ひろしはついに、背中越しに寿子の手を握り返した。
寿子の指先が、彼の熱さを受け止める。
そのまま、二人は言葉もなく、しばらく動けずにいた。
深夜のオフィスに、
愛しさと欲望の香りが静かに漂う。
寿子の手は、ひろしを感じるたびに自分の鼓動を高めていく。
ひろしは、そんな彼女の成長と覚悟に、男としての情熱が抑えきれなくなる。
コピー機の作動音が再び静まり返るとき、
そこにはふたりの秘密だけが、
オフィスの闇に溶けていった――。
九重先輩! これ着てください!(単話)
330円

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