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万引き一度の過ち 撮影された少女は店長の性処理の餌食に:vol.23(人ごみの中の支配、映像と羞恥ショッピングモールからトイレ個室へ)
休日の駅前。行き交う人々の波をかき分けるようにして、遥は店長・ひろしの斜め後ろを、うつむいたまま重い足取りで歩いていた。
連れてこられたのは、駅に直結している大型のショッピングモールだった。
自動ドアをくぐると、ひんやりと冷房の効いた快適な空気と、明るいポップなBGM、そして家族連れやカップルたちの楽しげな喧騒が、遥の全身を包み込んだ。
誰もが笑顔で、平和な週末のひとときを満喫している。そんなありふれた日常の風景の中に、制服のスカート姿の遥は、まるで異物のように混ざり込んでいた。
「ほら、こっちだよ。はぐれないようについてこい」
ひろしが振り返り、顎で合図をする。
「……はい……っ」
遥は消え入りそうな声で返事をし、周囲の視線を過剰なまでに気にしながら、スカートの裾をぎゅっと握りしめた。ただの「買い物客」に紛れているはずなのに、すれ違う人全員が自分のことを『犯罪者』として、あるいは『汚れた女』として見下しているような気がしてならない。
無防備に晒された太ももの肌が、エアコンの風に撫でられるたびに、羞恥心で全身の産毛が逆立つような感覚に襲われた。
ふと、前を歩いていたひろしが足を止め、ポケットからスマートフォンを取り出した。
「これ――この前、ホテルで“撮ったやつ”。お前も見てみろよ」
ひろしはにやりと意地悪く笑いながら、スマートフォンの画面をぐっと遥の目の前に突き出してきた。
「ひっ……!?」
画面に映し出されていたのは、制服を乱され、大粒の涙を流しながら激しく喘いでいる自分自身の姿だった。ホテルの一室で、純潔を無惨に引き裂かれ、凶暴な肉棒に何度も何度も下腹部を打ち付けられている、あの地獄のような時間の記録。
屈辱と絶望に歪んだ自分の顔が、信じられないほど鮮明に高画質で映し出されている。
「やだ……やめて……こんなの、ここで……っ」
遥は顔を真っ青にして咄嗟に目をそらそうとしたが、ひろしは構わず、周囲に聞こえるか聞こえないかという絶妙な音量で、動画の再生を続けた。
『ああっ……! い、たいっ……だめっ……奥っ……!』
画面の中から、自分の悲痛な泣き声と、粘膜が激しく擦れ合う生々しい水音が漏れ出してくる。
(……嘘……音まで……っ! 誰かに、聞かれたら……っ!)
ここは休日のショッピングモールだ。すぐ横を、小さな子供を連れた家族が笑いながら通り過ぎていく。もし、誰か一人でもこの画面を覗き込んだら。もし、この異常な音声に気がついたら。想像しただけで、心臓が破裂しそうなほどのパニックに陥る。
「俺、これ見るといつでも興奮するんだよな。自分でもいい作品が撮れたと思うぜ」
ひろしは全く悪びれる様子もなく、むしろ自慢げに笑う。
「なぁ、遥。お前も、自分でちゃんと見てみろよ。こんな顔してたんだぞ。カメラの前で泣いて喘いで、まるでお前の方から欲しがってるみたいじゃないか」
「ちがうっ……そんなこと……っ。お願い、消して……ここでこんなの、だめぇ……っ」
遥は必死に涙をこらえ、唇を血が滲むほど強く噛みしめながら哀願する。しかし、そんな少女の懇願など、男の加虐心を煽るためのスパイスにしかなっていなかった。
ショッピングモールの人ごみ。誰もが普通の日常を歩いている中で、遥だけが、男のスマートフォン一つで完全に支配され、底知れない羞恥と絶望の檻の中に閉じ込められている。
画面の中の自分が、男の力に蹂躙され、尊厳を粉々に砕かれていく。その映像を見せつけられるたびに、膣の奥深くで、あの時の生々しい痛みがフラッシュバックする。無理やりねじ込まれた異物の暴力的な感触と、お腹の底に冷たく残った、精液のぬかるみ。
制服の下着と、スカートの裾が少し肌に触れるだけで、映像のなかの惨劇と現実が入り混じり、全身が火で炙られているかのように恥ずかしさで焼け付いていく。
「お前がどれだけ“いい商品”か、俺はいつでも、こうやって見返して楽しめる。“外”でも、“人前”でもな。だからお前は、一生俺の言うことを聞くしかないんだよ」
耳元で囁かれたその言葉は、死刑宣告のように重く、そして冷酷だった。
(……もう、どこにも逃げられない……。一生、この人に逆らうことなんて、できないんだ……っ)
太ももが恐怖で小刻みに震え、膝から崩れ落ちそうになるのを必死に堪える。
ひろしは満足そうにスマートフォンをポケットに仕舞い込むと、再び歩き出した。
「ちょっとこっち来いよ。人が少なくて、いい場所を知ってるからさ」
その言葉の裏に隠されたどす黒い欲望に気づき、遥は息を呑んだ。しかし、逆らうことは許されない。首輪をつけられた犬のように、遥は肩をすぼめて、ただ男の後ろをついていくしかなかった。
ショッピングモールの奥深く。人通りの少ない、裏路地のような薄暗い通路。
ひろしが足を止めたのは、車椅子マークが描かれた、広い『多目的トイレ』の前だった。
(……トイレ……? ここで、なにを……っ?)
嫌な予感が全身を駆け巡る。
ひろしは周囲に誰もいないことを鋭い視線で確認すると、鍵のかかっていないドアを開け、遥の手首をガシッと掴んだ。
「きゃっ……!?」
悲鳴を上げる間もなく、強引に個室の中へと引きずり込まれる。バタンッ、という重い音と共にドアが閉まり、外の喧騒が嘘のように遮断された。
カチャリ。
内側から鍵がかけられる、絶望的な金属音。
広いトイレの中には、オムツ替え用のベッドや手すりが設置されており、無機質なタイルの冷たさと、微かな消毒液の匂いが漂っていた。密室となったこの空間には、今、自分とこの悪魔のような男しか存在しない。
遥は恐怖のあまり、壁際に追い詰められた小動物のように小刻みに震えていた。制服のスカートが、冷たい便座の前で所在なげに揺れている。
ひろしはゆっくりと振り返り、先ほどと同じようにバッグからスマートフォンを取り出した。
「ここなら“誰にも邪魔されない”。いい場所だろ?」
その顔には、これから始まる凌辱への期待と興奮が露骨に浮かんでいた。
「いやだ……お願い、ゆるして……っ。誰かに、見つかっちゃう……っ」
必死に首を振り、涙ながらに後ずさるが、背中はすでに冷たい壁に張り付いていた。逃げ道はどこにもない。
便座の冷たさが制服のスカート越しに伝わってくる。ほんの数メートル外には大勢の人がいて、楽しそうに休日の買い物をしているというのに。この薄暗い密室の中だけが、遥にとっての世界の全てになってしまっていた。誰かがトイレに入ってくる足音が聞こえるたびに、遥の肩はビクッと大きく跳ねる。だが、鍵のかかった個室の扉が外から開けられることはない。救いの手は、絶対に差し伸べられないのだ。この絶望的な隔絶感が、遥の心をさらに追い詰めていく。
ひろしはスマートフォンを遥の顔の前に突きつけ、カメラの録画ボタンを押した。
「外でも“いい顔”してくれよ。今日はさっきの映像より、もっといいものが撮れそうだな」
(……いや……だめ、もう、やめてぇ……っ)
遥は、これから自分の身体に何が起こるのかを悟り、ただ絶望と羞恥、そしてとめどない涙と嗚咽に震えながら、男の支配を受け入れるしかなかった。密室に響いた鍵の音は、彼女の残されたわずかな希望さえも、完全に閉ざしてしまったのだった。

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