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【契約】契約書の罠、遥の撮影:vol.3(見せつけられる凌辱)
薄暗い密室の撮影スタジオ。
重い鉄扉が完全に施錠され、外の世界から完全に切り離されたこの空間で、遥はただ部屋の隅にうずくまることしかできなかった。
目の前には、太い麻縄で両腕を背後に縛り上げられ、黒い革製のアイマスクで視界を奪われた親友・紗香の姿がある。
自分が助かるための身代わりとして、嘘をついて呼び出してしまった、最も大切な友人。
「痛いっ……なにするの、やめてよ……っ! 遥、どこにいるのっ!?」
暗闇の中で怯え、必死にもがく紗香の悲痛な声が響く。
その声を聞くたびに、遥の胸は鋭いナイフでえぐられるように痛んだ。
「ごめんなさい……っ……ごめんなさい、紗香……っ」
蚊の鳴くような声で謝罪を繰り返す遥の隣に、ディレクターのひろしが冷酷な笑みを浮かべて立ちふさがった。
「さあ、遥さん。あなたはVIP席の『観客』として、彼女がどうなるのか、特等席で最後までしっかり見届けてくださいね。それが彼女を売ったあなたの義務ですから」
(観客……っ……見届けるって、なにを……?)
遥が恐怖に顔を歪ませた直後。
スタジオの奥にあった防音扉が、ガチャリと不気味な音を立てて開いた。
そこから姿を現したのは、筋骨隆々とした一人の大柄な男だった。
背が高く、無駄な脂肪の一切ない引き締まった肉体。
そして何より遥の目を釘付けにしたのは――その男が、一枚の布すら身につけていない『全裸』の状態であったことだ。
「ひっ……!」
遥はその瞬間、喉の奥からヒュッと短い悲鳴を漏らし、完全に呼吸を止めてしまった。
視線が、男の身体の中心、これ見よがしに晒されている異形の肉塊に吸い寄せられる。
それは生物学的な知識としては知っていたものの、二十歳の女子大生として生きてきた遥にとって、今まで一度も現実で目にしたことのない『未知の恐怖』そのものだった。
おぞましく脈打つ無骨で生々しいその姿は、女性の柔らかな身体を無慈悲に引き裂き、蹂躙するためだけに存在しているかのような、暴力的な威圧感を放っていた。
(うそ……っ……なによ、あれ……っ……あんなの、人間じゃない……っ)
本能的な恐怖で足の力が抜け、遥は床にへたり込んだまま、ガタガタと全身を激しく震わせた。
男性経験はおろか、まともに男性と交際したことすらない純潔な彼女にとって、目の前に現れた男優の姿は、あまりにも刺激が強すぎた。
男という生き物が持つ、剥き出しの暴力性と生々しい欲望の象徴。
それが今、無防備に縛られている親友の紗香に向かって、ゆっくりと歩み寄っていく。
「よし、男優。まずは彼女に挨拶してやれ。観客の遥さんにもよく見えるようにな」
ひろしの無慈悲な指示が飛ぶ。
男優は無表情のまま紗香の正面に立ち、アイマスクをされて何も見えない彼女の顎を、乱暴な手つきで掴み上げた。
「んっ……!? だれ……っ? 触らないでっ!」
視界を奪われた紗香は、突然の男の手の感触に恐怖し、首を振って抵抗しようとする。
しかし、縛られた状態ではどうすることもできない。
男優は太い指で紗香の頬を強く挟み込み、無理やりその口を半開きにさせた。
「やっ、やめて……っ! 紗香に、なにをするつもり……っ!」
遥は涙声で叫びながら立ち上がろうとした。
しかし、すぐに背後のスタッフに肩を押さえつけられ、再び床に引きずり倒される。
「黙って見ていなさい。これはあなたが招いた結果だ」
ひろしの冷たい声が、遥の反抗心を根こそぎへし折る。
そして次の瞬間、遥の目の前で、信じられない光景が繰り広げられた。
男優は、無理やり開かせた紗香の口元に、自身の巨大で醜悪な肉棒を容赦なく押し付けたのだ。
「んぐっ!? んんっ……!!」
アイマスクで何も見えない紗香は、突然唇に押し当てられた異様な熱と、鼻腔を突く独特の男の匂いにパニックを起こした。
しかし、顎を完全に固定されているため、顔を背けることすら許されない。
「ほら、口を開けろ。舌を出して舐めるんだよ。……遥さんのお友達なんだろ?」
男優の低い声が響く。
彼は紗香の唇の隙間に、亀頭の先端を強引にこじ開けるようにしてねじ込んだ。
「んぐっ……ぐぇっ……!!」
紗香の口内へと侵入していく、恐ろしいほどの質量の異物。
遥はそのあまりにも非日常的で破廉恥な光景に、頭の中が真っ白にショートするのを感じた。
(そんな……っ……紗香の口に、あんな汚いものが……っ)
「ほら、しっかり舐めろ。味わえ」
男優は容赦なく腰を動かし、紗香の口腔内を自身の欲望の捌け口として蹂躙し始める。
チュプッ、ヂュルッという、卑猥極まりない水音が、静かなスタジオ内に生々しく響き渡る。
視界を奪われ、状況が理解できないまま強引にフェラチオを強要される紗香は、苦しそうに涙を流しながら、咽び泣くような声を漏らしていた。
「んむっ……んぐぅっ……げふっ……!!」
気管の奥まで突き込まれる暴力的なストローク。
紗香の口元からは、処理しきれなくなった唾液がだらしなく溢れ出し、彼女の服の胸元を汚らわしく濡らしていく。
その光景は、遥が今まで生きてきた平和な世界を、完全に粉々に打ち砕くものだった。
咽び泣くような紗香の悲鳴と、容赦なく打ち付けられる肉と肉のぶつかる水音。
それらが混ざり合い、この密室スタジオをこの世の地獄へと変貌させている。
「あ……ぁ……っ……」
遥はもう、言葉すら発することができなくなっていた。
自分の代わりに、最も大切な友人が見知らぬ男の卑猥な肉棒を口に含み、嬲られている。
その残酷な現実が、彼女の精神をズタズタに引き裂いていく。
ごめんなさい、ごめんなさいと、声にならない謝罪が頭の中で空回りし続ける。
しかし、いくら心で謝っても、目の前で蹂躙されている友人の地獄が終わるわけではなかった。
「いい眺めでしょう、遥さん。彼女、すごく上手ですよ。あなたが身代わりにしてくれたおかげで、素晴らしい映像が撮れそうです」
ひろしは悪魔のような笑みを浮かべながら、その一部始終をカメラに収めていた。
フラッシュの光が、紗香の屈辱的な奉仕姿と、それを強制的に見せつけられている遥の絶望の表情を、交互に冷酷に照らし出す。
(私……っ……私が、あんなことをされるはずだったの……?)
もし、自分が身代わりを呼ばずに、あのまま契約に従っていたら。
今、あの恐ろしい男の異物を口に咥えさせられ、涙を流しながら咽び泣いていたのは、自分自身だったのだ。
そう想像した瞬間、遥の下腹部の奥がきゅうっと冷たく縮み上がるような、耐え難い恐怖が全身を駆け巡った。
「んごっ……ズズッ……ちゅぷっ……!」
目の前で続く、終わりの見えない凌辱。
男優は紗香の柔らかな頬を容赦なく叩き、もっと深く咥えろと強要する。
「ほら、歯を立てるな。喉の奥までしっかり飲み込め」
その冷酷な言葉と共に、さらに激しいピストンが紗香の口腔を犯し続ける。
紗香の目隠しの下からは、絶望の涙がとめどなく流れ落ちていた。
酸欠で苦しむ彼女の胸が大きく上下し、そのたびに荒い呼吸音が室内に響く。
「やめ……っ……もう、やめてあげて……っ……」
遥の哀願など、彼らには微塵も届かない。
ここは、若い女性の尊厳と純潔を食い物にする、金と暴力が支配する地獄の密室なのだ。
遥はただガタガタと震えながら、自らが招いたこの取り返しのつかない悲劇を、血の涙を流すような思いで見つめ続けることしかできなかった。
紗香が咳き込み、えずくたびに、遥の胸も同じように苦しく締め付けられる。
これから紗香の身体に、どんなさらなる地獄が待っているのか。
そして、身代わりを差し出した自分自身も、本当にこのまま無傷で帰してもらえるのか。
先の見えない暗黒の恐怖が、遥の心を完全に絡め取り、底なしの絶望へと引きずり込んでいった。
「さあ、次はもっと面白いことをしてもらいましょうか。遥さん、特等席から目をそらさないでくださいよ」
ひろしの声が、死刑宣告のように冷たく響き渡る。
地獄の撮影は、まだ始まったばかりだった。

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