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【万引き一度の過ち】撮影された少女は店長の性処理の餌食に:END(3万円、DVD、そして狂い出した人生)
──長く、絶望的な夜が明けていた。
ホテルの厚いカーテンの隙間から差し込む薄っぺらい朝の光が、荒れ果てたベッドの上に横たわる遥の身体を、ただ無機質に照らし出している。
シーツの上には、遥の尊厳が完全に破壊された証拠が、おびただしい数の染みとなって無惨に広がっていた。
身につけている制服のシャツは、すでに衣服としての機能を失い、ただの残酷な記号と化している。
胸元の布地には、とめどなく流した涙と汗、そして男たちの欲望の痕跡である精液がべったりとこびりつき、独特の生臭い匂いを放っていた。
チェック柄のスカートは膝下までだらしなくずり下がり、ハサミで切り裂かれた黒いソックスは、もはやボロボロの布切れとして足首に絡みついているだけだ。
両手首には、昨夜、抗うことすら許されずにベッドへ力強く押さえつけられた男たちの太い指の痕が、赤黒い帯状の痣となってくっきりと残されていた。
遥の耳の奥には、未だにあの悪夢のような音がこびりついて離れない。
獣のように低い男たちの荒い息遣い、絶え間なく鳴り響いていた凶悪なバイブのモーター音、そして、自らの羞恥と絶望を永遠に記録し続けたひろしのカメラのシャッター音。
それらが耳鳴りのように脳内で反響し続け、遥の精神を確実に削り取っていく。
身体の感覚もまた、あの地獄から抜け出せてはいなかった。
極太の異物を根元までねじ込まれ続けた尻の最奥には、排泄器官としての機能を破壊されたかのような重い鈍痛と異常な熱が依然として残り、立ち上がることすら困難にさせている。
そして、最も純潔だったはずの前の蕾には、二人の男から幾度となく注ぎ込まれた大量の白濁液が、冷え切った泥のようにドロドロと重く沈み込んでいた。
下腹部に感じるその異物感と生温かい粘液の感触が、自分がもはや元の自分ではないという残酷な現実を、絶え間なく突きつけてくる。
遥はベッドの端に力なくうずくまり、汚れた制服の裾を震える指でぎゅっと握りしめたまま、ただ虚空を見つめていた。
部屋の隅では、帰り支度を終えたひろしが、荷物をまとめながら冷たい事務的な声を出す。
「お疲れ。……ほら、これ、今日の分のギャラだから。渡しとくわ」
パサッ、と乾いた音を立てて、サイドテーブルの上に茶色い封筒が無造作に投げ出された。
中からは、三枚の一万円札が顔を覗かせている。
たった三万円の現金。
昨日まで普通の人生を歩んでいたはずの遥にとって、それはあまりにも重苦しく、同時に、絶望的なまでに軽薄な対価だった。
遥は、うつろな目でその紙幣をじっと見つめた。
昨夜、女性としての尊厳のすべてと、純潔のすべてと、涙のすべてを強制的に差し出させられ、徹底的な見世物にされた結果として与えられた金額。
その薄っぺらい札束は、遥のズタズタに引き裂かれた心を、ほんの一ミリも満たすことはなかった。
ベッドの脇の床には、大量の使用済みコンドームや、精液を拭き取って丸められたティッシュの山、引き裂かれたストッキングの残骸が散乱している。
ホテルの室内は、むせ返るような男たちの汗の匂いと、強い香水、そして遥の涙と粘液の匂いで完全に満たされ、吐き気を催すほどの惨状だった。
ひろしは最後に、遥の人生を狂わせたあの黒いデジタルカメラをバッグにしまい込む。
「今日はめちゃくちゃ良い絵がたっぷり撮れたからな……また、近いうちによろしく頼むわ」
まるで次があるのが当然と言わんばかりのその言葉が、遥の頭の上を通り過ぎていった。
遥は答える気力すら残っていなかった。
声帯が麻痺したようにピクリとも動かず、ただ首を横に振ることすらできず、死人のようにじっと俯いていることしかできない。
やがて重い金属音とともに玄関のドアが閉まり、圧倒的な静寂がホテルの一室を包み込んだ。
遥は、しばらくその姿勢のまま動けずにいたが、やがて痛む身体を引きずるようにしてゆっくりと立ち上がり、洗面所の鏡台の前へと向かった。
鏡の中に映っていたのは、もはや昨日までの自分とは別人のような、哀れな少女の姿だった。
ボサボサに乱れた髪、涙が渇いて引きつった頬、赤く腫れ上がったまぶた。
そして、はだけた制服のボタンの隙間から無残に覗く、全身に刻み込まれた昨夜の暴力的な痕跡の数々。
「私……もう、完全に……戻れない……」
掠れた自分の声が、誰か他人の声のように響く。
着替えをすることも、化粧を直す気力も湧かず、遥はただ最低限の身だしなみだけを整え、あの小さな茶色い封筒だけをバッグに突っ込んで、逃げるようにホテルの外へ出た。
朝の通勤ラッシュでごった返す駅のホーム。
行き交うサラリーマンや学生たちは、誰も遥の絶望など気にも留めず、足早に通り過ぎていく。
足元は激しくふらつき、一歩歩くたびに下腹部の奥と尻の粘膜に鋭い痛みが走り、その度に昨日注ぎ込まれた他人の白濁液が下着の中をぬちゃりと汚していく感覚があった。
「早く……家に帰りたい……誰にも見られないところへ、消えてしまいたい……」
遥は心の中で祈るように何度も繰り返しながら、なんとか自分のアパートへと辿り着いた。
けれど、一人きりの安全な部屋に帰っても、何一つ救われることはなかった。
熱いシャワーを何度浴びても、皮膚の奥まで染みついた男たちの生臭い匂いは落ちない。
目を閉じれば、耳の奥に残る下劣な笑い声や、シャッター音が鮮明にフラッシュバックする。
瞼の裏には、バイブを咥え込まされ、無様な体勢でカメラに晒されながら犯され続けた自分の姿が、狂った映像のように何度も何度も再生され続けた。
──それから数週間後の夜。
いつものように暗い部屋で一人、膝を抱えながら、遥は現実逃避するように無気力にスマホの画面をスクロールしていた。
何気なく眺めていたはずのアダルトサイトの新作一覧ページ。
不意に、一つの強烈なサムネイル画像が、遥の目に飛び込んできた。
【新作独占配信】清楚系OL・現役制服のまま輪姦バイブ羞恥──生撮り・本番・顔出し完全収録!
一瞬、心臓が握り潰されたかのように呼吸が止まった。
DVDのパッケージ画像には、あの夜、制服のまま涙を流し、複数の男たちに囲まれて完全に玩具にされている自分の姿が、一切のモザイクなしで、そのまま残酷に切り取られていた。
「……嘘……っ……そんな……」
震える指先で、恐怖に駆られながらそのページをタップする。
画面が切り替わり、自動再生されたサンプル映像。
そこには、ホテルのベッドの上で無惨な後背位の体勢をとらされ、極太のバイブを尻に咥え込まされたまま、男の大きな肉棒に激しく貫かれ、涙と涎にまみれて絶望の喘ぎ声を漏らしている自分の姿があった。
至近距離から舐め回すように撮影された映像は、声も、苦痛に歪む表情も、はだけた制服も、そして胸元の名札の文字すらも、恐ろしいほど鮮明に映し出していた。
あの地獄の夜が、こうして誰でも見られるネットの海に放流され、見知らぬ無数の男たちに消費され、笑われ、たかだか数千円の値段をつけられて売買されているという決定的な現実。
パタン、と音を立てて、遥の手からスマホが滑り落ちた。
全身からサーッと血の気が引き、足の力が完全に抜けて、その場にへたり込む。
「やだ……やだっ……誰にも、見られたくなかったのに……っ!」
遥は頭を抱え、床にうずくまったまま、朝が来るまでただ声にならない嗚咽を漏らし続けることしかできなかった。
──週明け。
遥は重い身体を引きずり、なんとか会社へと出勤した。
しかし、オフィスの空気は、明らかにおかしかった。
どこか重苦しく、すれ違う同僚や上司の視線が、針のように鋭く、そしてひどくよそよそしい。
遥が自分のデスクに座り、パソコンの電源を入れた瞬間、フロアのあちこちからヒソヒソとした私語が漏れ聞こえてくるのを感じた。
息苦しさに耐えきれず、逃げるようにトイレの個室へ駆け込むと、手洗い場から女性社員たちの小声がはっきりと聞こえてきた。
「……ねえ、見た? あれ、絶対あの子だよね……ネットに出回ってる動画……」
「まさか本当に本人だったなんて……清楚ぶってるのに、裏であんな制服着てあんなこと……信じられない」
心臓が、ドクンと嫌な音を立てた。
遥は個室の中で口を両手で塞ぎ、自分の存在が完全に社会から抹殺されたことを悟った。
制服も、ぎこちない笑顔も、これまで真面目に積み上げてきた昨日までの日常も、すでに音を立てて全部壊れていた。
トイレから戻っても、同僚たちはスマホの画面を見せ合いながら、時折こっちをねっとりと盗み見ては、軽蔑と嘲笑の入り混じった声を漏らしている。
信頼していたはずの上司の目線も、汚物をみるかのように冷え切り、以前のように優しく声をかけてくる人間は、このオフィスにはもう一人もいなくなっていた。
「私……もう、ここにはいられない……」
遥は席に戻ると、ガタガタと震える手で白い便箋を取り出し、ただ一行だけ辞表を書いた。
上司に無言でそれを手渡した時も、彼は面倒くさそうに受け取るだけで、誰一人として彼女の目を見ようとはしなかった。
帰り道。
遥はふらつく足取りで街を歩いていたが、突然、胃を鷲掴みにされるような強烈な吐き気と、悪寒が全身を襲った。
道端に蹲りながら、遥の頭を一つの恐ろしい不安がよぎる。
そういえば、ここ数日、来るはずの生理が来ていない。
万が一の絶望的な可能性が、遥の心をぎりぎりと締め上げた。
その夜、遥はフードを深く被り、遠くのコンビニで妊娠検査薬を買った。
自宅の狭い風呂場で服を脱ぎ捨て、祈るような気持ちで、震える手でスティックに尿をかける。
結果が出るまでの数分間が、永遠のように異様に長く感じられた。
やがて、小さなプラスチックの窓に、信じたくない赤い二本線が、くっきりと残酷に浮かび上がった。
──陽性。
遥はその場で崩れ落ちるように座り込み、両手で顔を覆って、力なく嗚咽を漏らした。
「……嘘……なんで……誰の子なの……?」
涙が、手のひらからとめどなく溢れ落ちる。
あの夜、狂った男たちの欲望のままに、自分の中の最も深い場所へ何度も何度も無造作に注ぎ込まれた熱い精液の感触。
若い童貞の男も、中年の男も、誰も遥の未来や避妊など微塵も気にしていなかった。
ネットで売られているあのDVDの映像が、遥の脳裏にフラッシュバックしては消える。
乱れた制服のままスカートをめくり上げられ、何人もの男の性欲の捌け口として身体を徹底的に突き崩され、カメラの前で涙を流しながら絶望に打ちひしがれている自分の哀れな姿。
今、自分の腹のずっと奥深くで、静かに細胞分裂を繰り返し、育ちはじめている新しい命は、いったいあの日の誰の子供なのか。
それすらも、遥にはまったくわからなかった。
友達も、家族も、もう誰一人として相談できる人間などいない。
会社という居場所も失い、社会から孤立した暗い部屋に一人きり。
遥は冷たい床の上で毛布にくるまりながら、自分の弱々しい鼓動と、頬を伝う涙の音だけを暗闇の中で聴き続けていた。
「私……どうして……どうして、あんな馬鹿なことを……」
──すべての始まりは、あの一度の万引きだった。
たった一度の、出来心による些細な過ち。
「これくらいなら、絶対にバレないだろう」
そんな愚かで甘い油断が、遥のささやかで平穏だった人生を、根底からすべて狂わせてしまった。
あの夜、静まり返ったコンビニの入り口で、ひろしの太い腕に力強く肩を掴まれたあの瞬間。
あの時、もしほんの少しだけ勇気を出して、自分の罪を認め「ごめんなさい」と心から謝罪し、警察を呼んでもらっていれば。
どんなに叱られようと、社会的に罰を受けようと、きっと、こんな取り返しのつかない無間地獄に堕ちることはなかったはずだ。
だが、過去は決して戻らない。
遥の名前も、顔も、制服姿も、流した涙も、そして凌辱された身体も。
そのすべてが、底なしのネットの闇と、誰かの卑しく汚れた手の中で、ただひたすらに消費され、弄ばれ続けていく。
今この瞬間も、遥の絶望の顔はDVDパッケージとして堂々と晒されている。
『清楚系OL』『本番初撮り』『強制バイブ』『輪姦中出し』『制服羞恥』
そんな下劣極まりない言葉で値段をつけられ、無数の知らない男たちの欲望の道具として、永遠に切り売りされていくのだ。
遥はベッドの上に這い上がり、涙の跡が渇ききらない冷たい枕に顔を深く埋め、ただ声を殺して静かに嗚咽し続けた。
もう、自分の人生は、誰にも手を差し伸べてもらえないほど深い暗闇の底で、完全に粉々に壊れてしまった。
自らの腹の奥で育つ、名も知らぬ男の命に対してさえ、遥はただひたすらに、
「……ごめんなさい……ごめんなさい……っ」
と、呪文のように小さく繰り返し続けることしかできなかった。
私の人生は、たった一度の過ちから、全部、狂ってしまったんだ──。

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