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オフィスレディーが堕ちる夜:vol.35(絶頂)
直前の痙攣がようやく収まっても、遥を取り囲む状況は少しも変わらなかった。むしろ、男たちの視線はさらに獲物を追い詰めるように鋭さを増していく。誰も部屋を出ていく気配はなく、それどころか、これから始まる続きを心待ちにしているようですらあった。
床に押し倒されたまま四つん這いにされた遥の体は、汗と涙、そして自らが噴き出した液体で完全にまみれ、床には拭いようのない染みが広がっていた。冷たいフローリングの感触が、火照った肌にじかに伝わってくる。
「そろそろ、三つ同時に試してみるか」
誰かのその一言に、周囲から下卑た笑い声が重なった。遥の全身から、残っていたわずかな力すら抜け落ちていく。
「いいぞ、そのまま全部受け止めろ」
ひろしが正面から腰を進め、背後の男がアナルに埋めた器具を握り直し、もう一人が口元に自身を押し当てる。
三方向から同時に迫る圧迫感に、遥の体が硬直した。内臓ごと押し潰されるような感覚が、下腹部から喉元まで一気に駆け上がる。これまで感じたことのない異質な圧が、体の内側という内側を同時に埋め尽くしていく。
「んぐっ……! ぅ、ごほっ……!」
口を塞がれたまま咳き込むと、余計に喉の奥が締まり、呼吸が浅くなっていく。
「どうだ? 三つとも塞がれて、身動きひとつ取れねえだろ」
「泣きながらでも締め付けてくるんだから、大した性根だよ」
誰かがそう言って、遥の汗ばんだ背中に手のひらをゆっくりと這わせる。その感触だけで、遥の肌が粟立った。
男たちの嘲るような声が、遥の意識を少しずつ削り取っていく。呼吸のたびに喉奥の異物が動き、気道が完全に塞がれる瞬間が繰り返された。
「……おぐっ……! ごぼっ……! たすけ、て……っ」
「助けてじゃないだろ? もっとちゃんとお願いしろよ」
ひろしがさらに腰を打ち付け、背後の男が器具を根元まで押し込んでいく。
「あぐっ……!! おぉぉぉっ……!!!」
後方からの硬い振動と、最奥を突き上げる重い衝撃。二つの刺激が体の内側でぶつかり合い、耐えがたい痛みの渦を生む。抵抗しようにも、両腕はとうに力を失い、身じろぎ一つ満足にできなかった。
誰かに助けを求める言葉すら、もう声にならなかった。この状況を誰かに知られること自体が、これ以上ない屈辱になるという恐怖だけが、遥の中に残っていた。頭の芯が痺れ、周囲の音がひどく遠くに聞こえる。もう何も考えたくないのに、体だけが痛みと圧迫感を正直に拾い続けていた。
限界を超えていた体は、その一撃で完全に崩れ落ちた。
「……ひぎぃぃぃぃっ……!!!」
肉体的な苦痛と精神的な限界が同時に臨界点を突破し、遥の背中が弓なりに大きく反り返る。全身の筋肉が激しく痙攣し始めた。
それは決して性的な快感などではない。あまりにも強烈な物理的刺激と暴力に対する、肉体の完全な拒絶反応だった。
遥の体の奥から、抑えの効かない液体が再び勢いよくあふれ出した。
「……おごぉぉっ……!! んごぉぉっ……!!」
遥は白目を剥き、涎を垂れ流しながら、絶望のあまり口に含んだものの奥でうめき声を上げ続けた。
自分の意志とは無関係に、大量の液体が床を濡らし、耐えがたい熱が下半身全体を支配していく。
自分がもう完全に、男たちの見世物として壊れてしまったことを、その生々しい光景がはっきりと物語っていた。
「見ろよ、三つとも同時に塞がれて、本当に壊れちまったぞ」
「カメラにちゃんと映るように顔を上げろ。この惨めな顔をみんなに見せてやるからな」
ひろしが遥の髪を強く引き上げ、顔を無理やりレンズへ向けさせる。涙がとめどなく溢れ、顔全体が絶望の色に染まっていた。
「俺もそろそろ限界だ。奥にたっぷり注いでやるよ」
その宣告に、遥の体がびくりと大きく跳ねた。
「……やっ……だめっ……なかは、だめぇ……っ」
「黙れ。お前はただ受け止めてればいいんだよ」
ひろしは最後の力を込め、最奥の一点へ向けて何度も腰を打ち付けた。
「……ひぎぃぃっ……!! いたいっ……いたいぃぃっ……!!」
内臓を直接殴られたような痛みに、遥の体が跳ね上がる。それでもひろしは止まらず、やがて限界を迎えた。
「いくぞ……全部、受け取れ」
「……ひぎぃぃぃぃっ……!!!」
最奥の粘膜に、大量の熱いものが叩きつけられるように放たれた。異物が体内に広がっていく感覚に、遥の思考が真っ白になる。腹の底が焼けるような重い熱に満たされ、それが自分の体の中で確かな存在感を主張し続けているのがわかる。取り返しのつかないことをされたのだという実感だけが、鈍く重く胸に沈んでいった。
同時に、口を塞いでいた男も欲を吐き出し、遥は呼吸を奪われたまま激しく痙攣した。
後方の器具はなおも震え続け、体のあちこちが他人の体液で満たされていく。
「んぐっ……!! おぉぉぉっ……!! ひぎぃぃっ……!!」
遥はもう、自分の身に何が起きているのかすら判別できなくなっていた。ただ、三方向から流れ込む圧倒的な暴力に翻弄され、機械のように痙攣を繰り返すことしかできない。かつて大切にしていたはずのものが、この部屋の中で一つ、また一つと崩れ落ちていく。それでも時間は無情に流れ続け、誰も彼女を救い出してはくれなかった。
完全に尊厳を奪われ、痛みと恐怖の中で自らの体を壊し尽くすしかなかった、一人の哀れな姿がそこにあった。
男たちは満足げに体を離すと、それぞれの得たものを無造作に引き抜いた。溢れ出たものが床にこぼれ落ち、周囲をさらに汚していく。
「大した量だな。これで完全に俺たちのものになったな」
「傑作だ。この記録、他の連中にも見せてやろう」
誰かがスマートフォンの画面を仲間に見せ、満足げに頷き合っている気配がした。その光景を、遥はもう見る気力すら持てなかった。
下品な笑い声が部屋中に響いた。身なりを整えた男たちが、満足げに談笑しながら部屋を出ていく気配がする。誰一人として、床に崩れ落ちた遥を気遣う者はいなかった。まるで用済みになった道具でも見るような、そんな冷たい視線だけが最後に残された。
遥は焦点の合わない瞳で虚空を見つめたまま、壊れた機械のように小さく痙攣し続けていた。天井の照明がぼんやりと滲んで見え、自分がどこにいるのかさえ、一瞬わからなくなる。
「……あぁっ……あぁっ……おぐっ……」
もれる声はもはや言葉の形を成さず、ただの弱々しい呻きに変わっていた。どれだけ泣き叫んでも、この状況が終わる気配はどこにもない。喉はとうに嗄れ、涙もほとんど涸れ果てていたが、それでも体だけは小刻みに震え続けていた。
遥の中に残っていた最後の自尊心は、その光景と共に完全に砕け、二度と戻ることはなかった。あの日まで信じていた、当たり前の日常や、大切にしていた人との未来。そのすべてが、この狭い部屋の中で音を立てて崩れ去っていくのを、遥はただ無力に見送るしかなかった。
終わりの見えない蹂躙が、遥の心と体を少しずつ、しかし確実に磨り減らしていった。窓の外はまだ闇に沈んだままで、朝が来る気配すら感じられない。指一本動かす力も残っておらず、遥はただ荒い呼吸だけを繰り返しながら、冷たい床の上に横たわり続けていた。
ここまで読んでくれてありがとう
選択を変えれば、結末は変わります。
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