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とある科学の超電磁砲:御坂美琴への密室指導-奪われる処女:vol.2(拒絶と巻き込まれる後輩)

二次創作・パロディ

【拒絶】逃亡への抵抗、そして身代わりとなる親友の影

夕日は完全に沈み、部屋には、二人の歪な呼吸音だけが、重苦しく響き渡っていた。
そこにあるのは、救いのない、残酷なまでの現実だった。
坂口の分厚い手が、美琴の細い腰を強引に抱き寄せ、彼女の未発達な胸元が、男の硬い胸板に押し付けられている。
その生々しい圧迫感と、シャツ越しに伝わる異常な熱に、美琴の全身は恐怖と生理的嫌悪で激しく痙攣した。

「……ふざけないでっ!」

限界だった。
美琴は、全身の筋肉を弾かせ、坂口の腕を思い切り払い除けた。
その瞬間、彼女の前髪の間で、バチバチと青白い火花が激しく散る。
進路指導室の淀んだ空気が、彼女の放つ高圧電流の予兆でピリッと震え、オゾン特有の焦げた匂いが鼻を突いた。

「単位のために身体を差し出せだなんて……教師のやることじゃないわ! そんな脅し、私が乗ると思ってるの!?」

彼女は後ずさり、坂口から距離を取った。
学園都市第3位、『超電磁砲(レールガン)』としての絶対的なプライド。
それをこんな埃まみれの密室で、こんな下劣で醜悪な欲望にまみれた男に踏みにじられるわけにはいかない。
呼吸は荒く、心臓は早鐘のように打ち鳴らされている。
乱れたブラウスの襟元を片手で押さえながら、美琴は鋭い視線で坂口を睨みつけた。

「……ほう。能力を使う気か?」

坂口は、弾き飛ばされた腕をゆっくりと下ろし、薄気味悪い笑みを浮かべたまま彼女を見据えた。
その目には恐怖など微塵もなく、むしろ反抗する獲物を前にして、さらに粘着質な欲望を滾らせているようだった。

「あんたみたいな最低な大人に、これ以上触られたくないだけよ。……審議会にでも何でもかければいいわ。私は間違ったことはしていない!」

美琴はきびすを返し、重い金属製の扉のノブに手をかけた。
冷たい金属の感触が、彼女の焦燥した手に少しだけ現実感を取り戻させる。
この部屋から出れば、まだ取り返しがつく。
そう信じてノブを回そうとした瞬間――

「……なら、お前だけでなく、あの『後輩』の未来も終わるが、それでもいいのか?」

背後から投げかけられた氷のように冷たい声に、美琴の動きがピタリと凍りついた。
心臓が、ドクンと嫌な音を立てて跳ねる。

「……後輩……?」

「白井黒子だよ。お前が可愛がっている、あの風紀委員(ジャッジメント)だ。彼女、少しばかり規則違反のテレポートを多用しすぎているな。俺が独自のルートで上に報告書を上げれば、彼女の権限は一発で剥奪。最悪の場合、放校処分だ」

坂口は、デスクの上の書類をパラパラとめくりながら、まるで世間話でもするかのように淡々と告げた。
その言葉の一つ一つが、見えない刃となって美琴の背中に突き刺さる。

「お前が『指導』を拒絶した腹いせに、俺が彼女を告発する。……お前が今ここで逃げれば、すべてを失うのはお前だけじゃないんだよ、御坂」

美琴の指先から、一瞬にして力が抜け落ちた。
ノブを握っていた手が震え、ゆっくりと離れていく。
自分のことなら、どんな理不尽にも立ち向かえる。
どれほどの非難を浴びようとも、己の能力と意志で切り抜ける自信があった。
しかし、自分を慕ってくれる可愛い後輩、黒子の人生を理不尽な悪意で犠牲にすることなど、絶対にできるはずがなかった。

(黒子が……私のせいで、風紀委員をクビに……? そんなの、そんなの……)

「……卑怯者……っ」

絞り出すような声は、震えていた。
先程までの雷撃の威容は見る影もなく、ただ一人の無力な少女としての脆弱さが露呈する。

「何とでも言え。俺は目的のためなら手段を選ばない主義でね。さあ、どうする? ……もし彼女の無事を保証してほしければ、今すぐ彼女をここに呼び出しなさい」

「え……?」

耳を疑う要求に、美琴は振り返った。
坂口は、机の上に置かれた内線電話を指差している。

「お前が一人で耐えきれず逃げ出すというのなら、彼女にも『連帯責任』を負ってもらう。彼女を呼んで、お前が目の前で指導を受けるか……あるいは、彼女自身に指導を代わってもらうか。選べ」

その提案は、悪魔の囁きよりも残酷だった。
黒子をこの地獄に引きずり込むこと。
しかも、自分の身代わりとして、あるいは自分の恥辱を見せつけるための観客として。
想像しただけで、胃液が逆流するほどの吐き気が美琴を襲う。

「そんなこと……できるわけないじゃない……っ! 黒子は関係ないでしょ!」

「関係大ありだ。お前が従わないから、彼女が標的になる。単純な理屈だろう? さあ、早く呼べ。それとも、俺が直接風紀委員の支部に連絡を入れようか?」

坂口の手が、受話器へと伸びる。
その動作が、美琴の決断を強制的に急がせた。

「待って……! 待ってよ……っ」

美琴は、坂口の腕にすがりつくようにして止めた。
先程まで拒絶していた男の身体に、自ら触れてしまうという屈辱。
坂口は、その様子を見て、下劣な嘲笑を漏らした。

「……素直でよろしい。なら、お前のその携帯端末で、白井をここに呼び出せ」

美琴は震える手で、ポケットから端末を取り出した。
画面に映る『白井黒子』の文字が、ひどく遠く、歪んで見える。
指先が冷たく、感覚がない。
発信ボタンを押すこと、それが何を意味するのか、彼女の優秀な頭脳は痛いほどに理解していた。

(ごめん、黒子……。ごめんなさい……っ)

コール音が鳴る。
数回のコールの後、聞き慣れた、少し弾んだ声が耳に届いた。

『はい、お姉様! どうされましたの? こんな時間に』

その無邪気な声を聞いた瞬間、美琴の目から涙がボロボロとこぼれ落ちた。
自分がこれから、この大切な後輩を、逃げ場のない密室へと誘い込もうとしている。
その罪悪感が、彼女の心をズタズタに引き裂いていく。

「……黒、子……。今、どこ……?」

『今は第177支部に降りますの。お姉様にお呼び出しいただけるなんて、黒子は光栄の極み……って、お姉様? お声が少し震えているような……』

黒子の鋭敏な感覚が、美琴の異常を察知する。
坂口が、美琴の肩に手を回し、その耳元で『早く言え』と囁くように圧力をかけた。
彼の指が、美琴の首筋を這い、生々しい体温を伝えてくる。
ビクッと身体を震わせながら、美琴は必死に声を振り絞った。

「ううん、何でもないの。……ちょっと、進路指導室まで、来てくれない……? 相談したいことが、あって……」

『進路指導室、ですの? わかりましたわ! 今すぐテレポートで……』

「ダメっ! テレポートは使わないで! 普通に、歩いてきて……お願い」

これ以上、坂口に黒子の弱みを握らせるわけにはいかない。
美琴の切羽詰まった声に、黒子もただ事ではないと悟ったのだろう。
電話の向こうで、少し緊張した沈黙が流れた。

『……承知いたしました。すぐに参りますわ、お姉様』

通話が切れる。
美琴は、端末を握りしめたまま、その場にへたり込んだ。
もう、後戻りはできない。
自らの手で、親友をこの暗い淵へと引きずり込んでしまった。

「よくやった。これで役者は揃ったな」

坂口は満足げに頷き、美琴の顎を再び強引に持ち上げた。
涙で濡れた彼女の顔に、男の濁った視線が絡みつく。

「白井が来るまで、まだ少し時間がある。……それまでに、お前には『準備』をしてもらおうか」

坂口の手が、美琴の乱れたブラウスの奥へと再び侵入してくる。
今度は抵抗する気力すら、彼女には残っていなかった。
黒子が来る。
その事実が、彼女からあらゆる反抗の意志を奪い去っていた。

坂口の指先が、無防備に晒された彼女の柔肌をなぞり、未発達な乳房の膨らみを鷲掴みにする。

「あっ……、いや……っ」

弱々しい声が漏れるが、坂口はそれを完全に無視し、指の腹で小さな突起を執拗に捏ね回した。
男の荒々しい愛撫に、まだ何も知らない彼女の身体は、不本意ながらも微かな熱を帯び始めてしまう。
それは決して快楽ではなく、圧倒的な暴力に対する身体の防衛本能に近い、生理的な充血だった。

「……感じているのか? 処女のくせに、随分と反応がいいな」

「ちが……っ、そんなんじゃ……っ」

否定する言葉も虚しく、彼女の身体は坂口の手によって否応なく開発されていく。
下腹部の奥底で、今まで経験したことのない、重苦しく甘い疼きが生まれつつあった。
それが、これから始まる本当の地獄への序曲であることも知らずに。

廊下から、微かに足音が聞こえ始めた。
規則正しい、硬い靴音。
黒子が、すぐそこまで来ている。
美琴は、絶望の淵で、ただ目を固く閉じることしかできなかった。

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