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【眠る妹への禁断の夜】兄の歪んだ衝動と催眠の罠:vol.9(2回戦目 遥は何も言えない)

家庭・兄妹

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【眠る妹への禁断の夜】兄の歪んだ衝動と催眠の罠:vol.9(2回戦目 遥は何も言えない)

遥は、声を出すことをやめた。

出せなかったのではない。出しても無駄だとわかったからだ。泣いて抵抗しても、兄は止まらなかった。むしろ、怯える自分を見ながら、兄の腰の動きはより強く、より重くなっていった。自分の言葉が、兄の狂気を加速させる燃料にしかならないことに気づいてしまったのだ。

深夜のリビング。ソファの上に押し倒されたまま、遥の身体は無抵抗に揺らされていた。下着は剥ぎ取られ、脚を開かされ、最も触れられたくない場所に、実の兄の体温が入り込んでいる。それも、二度目だった。一度目は睡眠薬の泥沼の中で何も知らないまま終わっていた。しかし今は違う。痛みも、擦れる感覚も、内臓が押し上げられる圧迫感も、すべてがはっきりと意識に刻み込まれている。逃げ場のない現実が、遥の心を少しずつ削り取っていた。

ひろしは無言だった。

荒い息を吐きながら、ただひたすらに腰を動かしている。その目が怖かった。普段の気弱で、遥と目を合わせようともしない兄の目ではなかった。何か暗い、取り返しのつかない決意のようなものが宿っていた。もう戻れないから、最後まで行く。その絶望的な執着が、ひろしの動きのすべてに表れていた。

(……どうして……こんなことに……)

遥の頭の中は、真っ白だった。

痛い。ただ痛いだけだ。快感などどこにもない。粘膜が無理やり引き伸ばされる摩擦の熱と、下腹部を鈍器で突かれるような重い痛み。それが繰り返されるたびに、遥の細い身体はビクビクと跳ねる。でも声は出さなかった。声を出せば、それが兄をさらに興奮させることに気づいていたからだ。

だから遥は、唇を強く噛み締めて、ただ天井のオレンジ色の光だけを見つめていた。涙だけが、音もなく頬を伝って落ちていく。

なんで自分がこんな目に遭わなければならないのか。昨日まで、普通に大学に行って、バイトをして、家に帰ってきていた。兄のことは嫌いだったけれど、それは「少し気持ち悪い」という程度の、どこにでもある兄妹の感情の延長だと思っていた。こんな、自分の尊厳を根底から破壊されるような暴力が、自分の家のリビングに潜んでいるなんて、想像もしていなかった。その想像力の欠如を、今、世界で一番残酷な方法で突きつけられている。

ひろしの動きが変わった。

より深く、より重く。限界が近づいているのが、内側にいるものを通じて遥にもわかった。

「……遥……」

ひろしの声が落ちた。掠れた、ひどく暗い声だった。

その声を聞いた瞬間、遥の全身が恐怖で硬直した。昨日の夜、スマホの画面を見たと言った兄。危険日だと知っていて、一度目を出した兄。その兄が、今、二度目の限界を迎えようとしている。

「……やだ……」

堪えきれずに、言葉が漏れた。出さないと決めていたのに、これだけは拒絶しなければならなかった。

「……やだ、お願い……外に……っ」

初めて、明確な懇願を口にした。兄に犯される屈辱よりも、中に二度目を出されることの恐怖が勝った。もし本当に妊娠したら。兄との間に子供ができたら。その想像が、遥の理性を完全に破壊しそうだった。普通の家族としての生活、大学での日々、自分の未来。そのすべてが、たった一滴の液体で永遠に終わってしまう。

自分がどれだけ惨めな顔をしていてもいい。どれだけプライドを捨ててもいい。とにかくこれだけは、これだけは阻止しなければならなかった。遥は泣き叫びたい衝動を必死に抑え込みながら、震える手でひろしの腰を押し返そうとした。

しかし、ひろしは止まらなかった。

いや、止まれなかったのだ。一度境界線を越えてしまった童貞にとって、二度目の絶頂をコントロールすることなど不可能だった。そして何より、ひろしの中にある「もう戻れない」という暗い開き直りが、彼にブレーキを踏ませなかった。

「……遥……いいんだな」

ひろしの中で、何かが完全に壊れる音がした。妹が嫌がっている。本気で怯えている。それなのに、自分の身体はこれ以上ないほどに興奮している。理性のブレーキはもうどこにも見当たらなかった。危険日だという事実すら、もはやひろしにとっては「この妹を永遠に縛り付けるための究極の手段」にしか思えなくなっていた。妊娠させてしまえば、もう絶対に逃げられない。そんな狂った論理が、ひろしの頭の中を完全に支配していた。

ひろしの身体が、大きく痙攣した。

最も奥深い場所。子宮の入り口に、硬い先端が押し付けられる。そして。

熱いものが、噴き出した。

遥の身体が、ビクンと大きく跳ねた。一度目よりもさらに生々しい、暴力的なまでの熱。それが自分のいちばん奥深くに、ドクンドクンと注ぎ込まれていく。下腹部が、兄の体液で重く満たされていく感覚。それは、遥の精神を完全にへし折るのに十分すぎるほどの、決定的な絶望だった。

(……あ……ぁ……)

遥の口から、声にならない吐息が漏れた。抵抗する力はもう一ミリも残っていなかった。両腕はソファに投げ出され、脚は開かれたまま、ただ自分の中に兄のすべてが注ぎ込まれるのを受け入れているしかなかった。絶望の底で、遥の意識は薄れかけていた。

長い射精のあと、ひろしは遥の上に重くのしかかった。

二人の荒い息だけが、深夜のリビングに響いていた。ひろしの体重が重い。汗の匂いがする。自分の上に乗っているのが実の兄で、自分の中にいるのも実の兄だという事実が、遥の脳を完全に麻痺させていた。もう何も考えたくなかった。すべてが夢であってほしかった。でも、腹の底の重さは、これが現実だと冷酷に告げていた。

ゆっくりと、ひろしが身体を離した。

抜け出していく感覚とともに、遥の身体から、大量の白濁液が流れ出した。二回分の、重く粘り気のある液が、遥の白い肌を汚しながら、ソファの上へとこぼれ落ちていく。自分の身体から出ているものなのに、それは完全に自分のものではない異物だった。

遥は、その光景を焦点の合わない目で見つめていた。

頭が真っ白で、何も考えられなかった。ただ、身体の奥に残る熱い感覚と、鈍い痛みだけが、これが現実だと告げ続けている。自分は犯された。実の兄に。睡眠薬を飲まされて。危険日に、二度も中に出された。

その事実が、遥を完全に壊していた。

ひろしは、ソファの傍らに座り込み、無言で遥を見つめていた。自分が何をしたのか。何を壊したのか。その結果が目の前にある。泣き叫ぶことすらできなくなり、ただ虚ろな目で天井を見つめている妹の姿。それは、ひろしが二十年間抱えてきたコンプレックスや欲望が、最も最悪な形で結実した姿だった。

後悔はあった。恐怖もあった。でも、それ以上に、ひろしの中で何かが決定的に壊れて、そして別の形に組み上がってしまった感覚があった。この、心も身体も完全にへし折られた妹は、もうひろしのものだ。そう思えてしまった。

部屋は、再び重い静寂に包まれた。時計の針は深夜三時を回ろうとしている。両親が帰ってくる明日の夜まで、誰も助けに来ない、この終わりの見えない地獄のような時間はまだ長く続く。

遥はもう、一言も言葉を発することができなかった。

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