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【2回戦】跨る操り人形。自重がもたらす再度の絶望
外界から完全に隔絶されたラブホテルの密室に、荒々しい呼吸音と微かな嗚咽だけが静かに響いていた。
円形の巨大なベッドの上で、仰向けに寝そべるひろしの分厚い胸板に突っ伏したまま、遥の身体は糸が切れた操り人形のようにぐったりと崩れ落ちていた。
冷房の効いた無機質な空気が、全身にびっしょりと掻いた冷や汗を無情に冷やし、彼女の華奢な背中をガタガタと痙攣のように震わせている。
数分前まで自分の意志で動かせていたはずの身体は、今や完全に他者の手に委ねられた道具と化していた。
だが、彼女の姿勢は未だにひろしの太い腰を大きく跨いだままであった。
極端に狭小だった秘裂の入り口からは、先ほどの暴力的な処女喪失によって引き裂かれた粘膜からの痛々しい鮮血と、男が容赦なく最奥に叩き込んだ大量の白濁した精液が混ざり合い、生々しいピンク色に濁って男の腹へとどろりと垂れ落ちている。
(……痛い……お腹が……引き裂かれるみたい……)
下腹部を鋭く貫く鈍い激痛と、内臓を下から直接突き上げられたような強烈な吐き気。
遥は焦点の合わない目で虚空を見つめ、過呼吸のように浅い息をヒュッ、ヒュッと繰り返していた。
他人の、しかも忌み嫌う憎悪すべき男の体液が、自分の最も深い場所——命を育むべき神聖な子宮の入り口に、どっぷりと溜まっているという絶望的な事実。
重力に従って最奥にこびりつくその粘り気のある重みが、彼女の理性を激しく揺さぶる。
しかも今日は、絶対に避妊しなければならない排卵日だ。
その恐るべき現実が、肉体的な痛みを遥かに上回る絶望となって、彼女の精神を完全に圧し潰していた。
妊娠してしまえば、築き上げてきたキャリアも、普通の女性としての幸せな未来も、すべてが終わってしまう。
「……遥。休んでいる暇はないぞ。その跨った姿勢のまま、俺の種をもう一度たっぷりと絞り出せ」
ひろしの低く冷酷な声が、下から密室に響く。
その言葉の意味を理解した瞬間、遥の顔からさらに血の気が引き、白蝋のように蒼白になった。
空調の音すら恐ろしく感じられる静寂の中、男の凶器が彼女の真下で再び脈打ち始める気配がする。
先ほど放たれたばかりだというのに、ひろしの欲望はまったく衰えることを知らなかった。
「……っ! いや……っ! もう、だめ……っ! 痛い……っ!!」
遥は恐怖のあまりパニックを起こし、血の滲むような叫び声を上げて、咄嗟に男の上から逃げ出そうとした。
まだ引き裂かれたばかりの傷口が、わずかに動くだけで焼け付くように痛むのだ。
これ以上、あの巨大な鉄の棒のような異物が下から入り込めば、今度こそ身体が真っ二つに裂けて死んでしまう。
彼女の脳は生存本能から全力で逃走を命じ、全身の筋肉を硬直させてベッドへと転がり落ちようとした。
だが、無情にも首元のペンダントの呪縛が再び発動する。
彼女の意志を完全に無視して、ピタリと動きを止めた肉体。
そして、無惨に開かれたままの太腿が、再び男の腰を力強く挟み込むように強制的に固定された。
悲鳴を上げる間もなく、彼女の背筋がピンと伸ばされ、上半身が強制的に引き起こされる。
自らの肉体が自らの悲鳴を裏切るという、圧倒的な矛盾と絶望。
指先一本すら自らの意志で動かすことができず、ただ暴力の対象として跨り続けることしかできない。
自分の身体が自分のものではないという圧倒的な恐怖が、遥の心を黒く塗りつぶしていく。
「口では嫌がっていても、お前の身体は完全に俺の操り人形だ。さあ、もう一度俺を飲み込め」
「ちがっ……! ちがいます……! お願い、許して……っ!!」
遥の哀願も虚しく、呪縛は彼女の両膝をゆっくりと曲げさせた。
先ほどの射精から間もないというのに、ひろしの巨大な欲望は再び凶暴に怒張し、赤黒い血管を浮き上がらせて空を突いている。
そこへ向けて、遥の腰が、彼女自身の体重を伴って容赦なく沈み込んでいく。
ぐちゅっ……!!
「っっっああああああっっ!!!」
密室の空気を切り裂くような、凄絶な悲鳴。
破れたばかりの処女膜の傷口を、巨大な肉塊が再び強引に擦過し、下から無慈悲に押し広げていく。
潤滑油となるのは、先ほど注ぎ込まれた男の精液と、自分自身の血だけだ。
それがむしろ傷口を不快に刺激し、内壁がヤスリで直接削り取られるような想像を絶する激痛が全身を駆け巡った。
遥の目は大きく見開かれ、白目を剥きかけながら、喉の奥でひきつけを起こしたような音を立てる。
「くっ……遥……! 中がまだギシギシに締まってるな。お前自身の重みで、奥の奥まで入ってくるぞ……っ!」
ひろしは獰猛な笑みを浮かべ、下からさらに腰を強く突き上げた。
ずぶり、という鈍い音とともに、凶器が遥の子宮口に激突する。
(……痛い……お腹、破れる……死んじゃう……)
遥は痛みで全身の筋肉を硬直させて激しく痙攣した。
だが、ペンダントの命令は無慈悲にも次の段階へと進む。
呪縛によって、遥の腰が彼女自身の意志を完全に無視して上下に動き始めた。
ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ!
遥の白い尻がひろしの骨盤に激しくぶつかり合う打撃音が、静寂に包まれた部屋に醜悪に反響する。
自らの筋力を使って引き抜き、再び全体重を乗せて叩き落とす。
そのたびに傷口が抉られ、粘膜が引きちぎられ、内臓が押し潰されて呼吸が止まる。
そこに快感などというものは微塵も存在しない。
ただひたすらに痛く、苦しく、息ができない。
自らの肉体が、自らを物理的に破壊する道具として使役されているという、純粋な生物としての恐怖だけがそこにあった。
「……あ……っ! 痛い……っ! 抜い……て……っ! お願い……っ!」
遥は涙と鼻水で顔をぐしゃぐしゃにしながら、何度も何度も懇願した。
かつての完璧で冷徹なエリート社員の面影はどこにもない。
ただ痛みに泣き叫ぶ、無力な一匹の動物に成り下がっていた。
吐き気が胃袋を駆け上がり、口から酸っぱい唾液が男の胸へとこぼれ落ちる。
しかし嘔吐することすら許されず、彼女はただ物理的な拷問と生理的な嫌悪感に意識を明滅させることしかできなかった。
自分を取り囲むすべてが敵となり、自分の身体さえも男のための道具に成り下がってしまった絶望感。
排卵日の子宮に、さらなる絶望の種子が植え付けられる恐怖が刻一刻と迫っていた。
「……遥、すげぇ……。中が俺のモノに絡みついて、絞り出そうとしてる……っ! また、出る……っ!」
「だめっ!! 中……やだ……っ! これ以上、いやぁっ!!」
遥は極限の恐怖で裏返った声を上げた。
だが、ひろしはその絶叫を完全に無視し、最後の一撃として下から強烈に腰を突き上げた。
同時に、遥の腰も限界のその先まで深く沈み込む。
「っっ!!」
遥の喉が引きつった音を立てる。
ずんっ、という下からの強烈な衝撃とともに、硬く膨張した亀頭が彼女の子宮口に完全に密着した。
逃げ場のない、絶対的な蹂躙。
そして。
「うっ……! くっ……!!」
遥の膣内の最深部で、二度目の熱い爆発が起こった。
どくっ、どくっ、どくっ……!
先ほどよりもさらに濃く、暴力的に熱い精液が、逃げ場のない子宮の入り口に向かって容赦なく叩きつけられる。
生身の人間から放たれる熱い液体が、すでに満たされている体内の奥深くに、さらに追加で圧力とともに流し込まれていく圧倒的な恐怖。
排卵日のまっさらだった子宮の入り口は、今や完全に男の体液に浸かり、数億の種子が次々と重力に従って押し込まれていく。
「ひっ……ああっ……っ、ぁ、あああああっ!!」
遥の腰が激しい痙攣を起こした。
二度目の膣内射精。
忌み嫌う男の遺伝子が、自分の体内でドロドロと混ざり合い、溢れかえる感覚。
跨ったままという逃げ場のない姿勢で、そのおぞましさに遥の脳はついに許容量を完全に超え、視界が真っ白にフラッシュした。
彼女のすべてが、この瞬間に完全に破壊されたのだ。
しばらくして、ひろしの身体の緊張が解けた。
しかし、遥の腰はまだ男の凶器を根元まで飲み込んだまま、固定されていた。
内部には収まりきらなくなった大量の白濁が、血と混ざり合って男の腹へとどっと溢れ出す。
遥は完全に虚脱し、ついに上半身を支える力を失って、再び男の胸へと崩れ落ちた。
白目を剥きかけたまま、ひきつけを起こしたように浅い呼吸を繰り返す。
部屋のむせ返るような生臭い匂いが、彼女の完全なる敗北と屈辱を決定づけていた。
下腹部の奥には、今もなお男の種が、焼け付くような激痛とともに、ずっしりと重く溜まっているのがはっきりと感じられる。
もう、どう足掻いても取り返しがつかない。
自分の人生は、今日この日、この密室で完全に破壊されてしまったのだ。
絶望がとめどない涙となって溢れ、彼女の意識はただ白く混濁していった。
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