【強制絶頂】イッたら負けのゲームで、何度もイかされる遥:vol.6(寸止めの挿入)

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【強制絶頂】イッたら負けのゲームで、何度もイかされる遥:vol.6(寸止めの挿入)

「入れて……でも、すぐには動かないで」

耳元で告げた言葉に、神崎は小さく笑った。焦らされたいのか、と聞かれ、遥は答えずに顔を背けた。図星だった。さっき先端を当てられたまま待たされたとき、苦しいのと同じくらい、その苦しさが甘かった。あれを、今度は中に入れられたまま味わってみたかった。

神崎は遥を仰向けにしたまま、膝の裏に手を入れて脚を持ち上げた。両膝が胸のほうへ折りたたまれ、濡れた入り口が上を向く。恥ずかしい格好だった。けれど遥はもう、脚を閉じようとはしなかった。神崎の先端が、入り口にぴたりと当てられた。

ゆっくり入れる、と神崎は言った。言葉どおり、先端がじわじわと押し入ってきた。入り口が、太い先端の形に押し広げられていく。指とは比べものにならない圧迫感に、遥は息を止めた。一年ぶりに何かを受け入れる場所が、きしむように開いていくのが分かった。

先端の張り出したところが入り口をくぐった瞬間、遥の喉から長い息が漏れた。そこから先は、少しだけ楽になった。神崎は一ミリずつ確かめるように、幹を沈めていく。内側の壁が押し広げられ、奥へ、奥へと、熱い塊が遥の中を満たしていった。

奥に、先端が当たった。遥の腰がびくりと跳ねた。元彼のときには届かなかった場所だった。神崎は根元まで沈めたところで、ぴたりと動きを止めた。約束どおり、動かない。遥の中で、神崎のものが脈を打つ。その脈が、奥の壁に直に響いてきた。

動かないでと言ったのは自分だった。なのに、止まった途端に、内側が勝手に神崎のものを締めつけ始めた。締めつけるたびに、その太さと硬さを思い知らされる。遥は浅い息をくり返しながら、自分の中に収まった形を、内側の肉でひとつずつ確かめていった。

神崎は動かない代わりに、遥の胸に顔を寄せた。繋がったまま、胸の先を唇で挟まれる。舌で転がされるたびに、内側が連動するように神崎のものを締めつけた。上と下がひとつの神経で繋がっているようだった。遥は自分の身体の仕組みを、今夜はじめて教えられている気がした。

汗ばんだ額を、神崎の指が拭った。目が合う。会社では見たことのない顔だった。いつも穏やかな主任の目の奥に、遥を欲しがる色が、隠しようもなく揺れている。その色を見ただけで、遥の内側がまたひとつ、神崎のほうへほどけていった。

一分ほど経った頃、神崎がほんの少しだけ腰を引いた。抜けていく感覚に、内側が名残惜しそうにすがりつく。先端が入り口近くまで戻ったところで、また止まる。そして、同じくらいゆっくりと、奥まで戻ってくる。一往復に、たっぷり十秒はかかっていた。

その一往復だけで、遥の身体はもう汗ばんでいた。速く動かれるよりも、ゆっくりのほうがずっと深く感じた。内側の壁の一か所ずつを、幹の形が順番に撫でていく。腹側のあの一点を先端が通り過ぎるとき、遥の爪先がシーツの上で丸まった。

三往復目で、遥の呼吸がはっきりと乱れた。下腹の奥で、また波が集まり始めている。指でも舌でもなく、神崎のもので連れていかれる初めての波だった。あと少し。あと二往復もすれば、届く。遥は神崎の背中に腕を回し、無意識に腰を持ち上げた。

その瞬間、神崎が止まった。奥まで沈めたまま、少しも動かない。登りかけていた波が、行き場を失って遥の中で渦を巻いた。遥は思わず神崎の顔を見上げた。神崎は穏やかに見下ろしていた。動かないでと言ったのは遥だ、と、その目が言っていた。

波が少し引くまで、神崎は待った。引いたのを見計らったように、また一往復。遥の内側が、たちまち熱を取り戻す。二往復、三往復。波がまた足元から這い上がってくる。今度こそ、と遥が身構えたところで、神崎はまた、奥に沈めたまま止まった。

二度目の寸止めは、一度目よりもずっと苦しかった。遥の腰が勝手に揺れ、自分から神崎のものを擦りつけようとする。神崎は遥の腰骨を両手で押さえ、それを許さなかった。遥は首を振り、唇を噛んだ。目尻に、悔しさとも快感ともつかない涙が滲んだ。

「……ずるい、です」

かすれた声でそう言うと、神崎は遥の額に唇をつけた。ずるいのはどっちだ、と彼は笑った。こんなに締めつけておいて。言われた途端、遥の内側がまたきゅっと縮み、神崎の喉が小さく鳴った。止まっていても、彼もまた限界に近いのだと、遥にも分かった。

三度目の往復は、それまでよりもさらに遅かった。抜けるときは入り口ぎりぎりまで。入るときは、奥の壁を押し上げるところまで。その一往復ごとに、遥の身体は少しずつ高く持ち上げられていく。頂点はもう、目の前にあった。手を伸ばせば届くところに。

届く、と思った瞬間、神崎は先端を入り口まで引いて、そこで止めた。奥に何もなくなった空洞が、ひくひくと痙攣する。満たされていたものを急に奪われ、遥の身体は、波の頂点の手前で宙に浮いたまま、どこにも行けなくなった。

先端だけを入り口に含ませたまま、神崎は浅いところで小さく出し入れをくり返した。奥には来ない。入り口の輪だけを、張り出した先端が何度も押し広げては抜けていく。くぷ、くぷ、と濡れた音が立つたびに、奥の空洞がますます強く疼いた。

遥はもう、我慢ができなかった。鉄の女の意地も、勝負のことも、明日の朝の顔も、何もかもがどうでもよくなっていた。ただ、奥に戻ってきてほしかった。止まらずに、最後まで動いてほしかった。遥は神崎の首にしがみつき、泣き声に近い声を絞り出した。

「お願い……動いて、ください。もう、止めないで」

神崎は遥の目を覗き込み、それが本当に遥の口から出た言葉かを確かめるように、しばらく黙っていた。それから、遥の膝の裏に回した手に、ゆっくりと力を込めた。

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