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【処女喪失・羞恥】トイレの声を用務員に聞かれた、うぶな女子大生・遥:vol.4(鍵をかけた女子トイレ)
閉館後の図書館棟は、非常灯の緑の光だけが廊下を照らしていた。四階の女子トイレの入口に、岩城は清掃中の札を下げた。それから内側から扉を閉め、鍵をかけた。この鍵を持っているのは用務員だけだ、と岩城は言った。朝まで、誰も入ってこない。
明かりをつけると、白いタイルと洗面台の鏡が、蛍光灯の光を跳ね返した。遥は鏡の中の自分と目が合い、思わず俯いた。頬が真っ赤だった。最後まで、と自分で言ったのだ。あの日、一人で声を殺していた場所で。
岩城は作業着のポケットから、小さな箱を取り出した。避妊具だった。前の日に買ってきた、とぶっきらぼうに言う。なしでするわけにはいかん。遥は箱を受け取り、まじまじと見つめた。本物を手に取るのは、初めてだった。
「……私が、つけてもいいですか」
自分でも驚くような言葉が出た。岩城は一瞬黙り、それからベルトを外した。作業ズボンと下着が下ろされる。遥は息を呑んだ。目の前に現れたものは、小説のどんな言葉にも当てはまらなかった。太く、硬く、上を向いて脈打っていた。
袋を破る指が震えた。岩城に教わりながら、先端に被せ、根元へ向かって転がしていく。指先が熱い肌に触れるたびに、それがびくりと跳ねた。遥はそのたびに手を止めた。ゆっくりでいい、と岩城が言った。声が少し掠れていた。
つけ終えたとき、遥の手のひらは汗で湿っていた。片手では握りきれない太さだった。これが、自分の中に入る。指でさえ窮屈だった場所に。考えただけで、脚の間がきゅっと縮み、とろりと溢れるのが分かった。
洗面台の横の窓には、ブラインドが下りていた。外は真っ暗で、中庭の街灯がブラインドの隙間から細く光っている。半年間、昼間の光しか知らなかった場所だった。夜のトイレは、まるで知らない部屋のように静まり返っていた。
岩城が、遥のブラウスのボタンを外していった。スカートが床に落ち、下着も脱がされる。冷えたタイルの空気が、裸の肌を撫でた。遥は腕で胸を隠しかけて、やめた。鏡の中に、何も身に着けていない自分が映っていた。
「寒くないか」
聞かれて、遥は首を振った。寒さなど感じなかった。身体の内側が、ずっと熱かった。岩城は遥をいちばん奥の個室へ導いた。あの日、遥が座っていた個室だった。扉は開け放したままだった。閉める必要は、もうなかった。
便座の蓋の上に、岩城が自分の作業着を畳んで敷いた。冷たいだろう、と言う。その気遣いが、遥にはおかしいくらい嬉しかった。半年間、一人でここに来ていた。誰にも言えないことを、こっそりと。その場所に、今は二人でいる。
岩城は遥の頬に手を当て、もう一度確かめた。ここでいいんだな。遥は頷いた。ここがよかった。全部が始まった場所だから。どんなふうにしたいか、と岩城が聞いた。遥は狭い個室の中を見回し、白いタイルの壁と、作業着を敷いた便座を見比べた。
▶ 別の道へ飛ぶなら
→ 「壁に手をついて、後ろから」
(このまま読み進めてもOK)
「座ったまま、向かい合って」
遥がそう言うと、岩城は作業着を敷いた便座の蓋に腰を下ろした。それから、遥の腰に両手を添えて引き寄せる。遥は岩城の膝をまたぎ、向かい合わせに立った。目の前に、日焼けした顔がある。逃げ場のない近さだった。
まだ入れない、と岩城は言った。遥を膝の上に座らせ、硬いものを遥の下腹部に押し当てたまま、唇を重ねる。今度は、遥のほうから舌を差し出した。教わったばかりのキスだった。岩城の舌が絡んできて、遥は岩城の首に腕を回した。
キスをしながら、岩城の手が遥の胸を包んだ。先端を指で転がされると、遥の腰が勝手に揺れた。揺れるたびに、押し当てられた硬いものが、濡れた割れ目の上を滑る。遥はそれに気づいて、恥ずかしさに顔を伏せた。
「腰……勝手に、動いちゃう……」
それでいい、と岩城が耳元で言った。遥の腰が揺れるたびに、先端が割れ目をなぞり、小さな突起をかすめる。そのたびに、遥の口から甘い声が漏れた。白いタイルの壁が、その声をはね返して、狭い個室の中で何度も響かせた。
扉は開いたままだった。外の洗面台の鏡に、二人の姿が小さく映っているのが見えた。男の膝の上で、裸の女が腰を揺らしている。それが自分だと分かるまで、少し時間がかかった。遥は鏡から目を逸らし、岩城の肩に額を押しつけた。
岩城の指が、遥の脚の間に滑り込んだ。中に一本、沈められる。続けて、もう一本。二本の指で入り口をゆっくりと広げられ、遥は小さく呻いた。引きつれるような感覚があった。けれど、痛みというほどではなかった。
岩城の指の動きは、驚くほど慎重だった。遥が息を詰めると止まり、吐くとまた少し進む。大きくて荒れた手なのに、触れ方はどこまでも丁寧だった。この手で、毎日モップを握り、電球を替え、鍵を開けているのだと思った。
指が抜かれたとき、遥の内側は、何かを探すようにひくひくと動いていた。空っぽになった感覚が、たまらなく心細かった。遥は岩城の顔を見た。岩城も遥を見ていた。額に、汗が滲んでいた。この人も、ずっと我慢しているのだと分かった。
岩城が、遥の腰を両手で少し持ち上げた。硬いものの先端が、濡れた入り口に当てられる。遥の膝が震えた。このまま腰を落とせば、入る。岩城は動かなかった。遥が自分で決めるのを、待っていた。
遥は岩城の首にしがみついたまま、ほんの少しだけ腰を沈めた。先端が、入り口を押し広げる。指とは比べものにならない圧迫感だった。遥は息を止めた。岩城が、遥の背中をゆっくりと撫でた。息をしろ、と低い声が言った。
遥は息を吐いた。吐くと、身体の力が抜けて、先端がほんの少しだけ沈んだ。まだ、入り口だけだった。それなのに、もう中がいっぱいになったような気がした。遥は岩城の目を見た。このまま、この人の腕の中で。それとも、と遥は考えた。
ここまで読んでくれてありがとう
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