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【クンニ】舐められて堕ちていく遥:vol.6(焦らし)
ひろしは遥の乱れた衣服を脱がせると、身体を仰向けに押し戻した。
二度の絶頂を舌によって与えられた遥は、下半身の力が完全に抜け、荒い息を吐きながらシーツに沈んでいた。仰向けで逃げ場のない体勢のまま、ひろしの逞しい身体に組み敷かれる。男の硬い両膝が震える太ももを外側へ押し開き、濡れそぼった秘部を無防備に晒させた。火照りきった粘膜はわずかな空気の揺らぎにすら過敏に反応し、下腹部の芯が疼いている。終電を信じてホテルについてきてしまった激しい後悔が、冷たい恐怖となって胸を締め付けた。
ひろしは下着を脱ぎ捨て、熱く脈打つ剛直を露わにした。照明の下で晒された剥き出しの存在感に、遥の血の気が一気に引く。
「……ま、待ってください……っ。避妊具をつけてください……!」
掠れた声を振り絞り、必死に男の胸元を押そうとした。過去の性交経験でもゴムなしなどあり得ない。ましてや職場の指導係に生で貫かれるなど、取り返しのつかない破滅だった。
「口だけで終わらせる約束だったはずです……っ。生なんて絶対にダメです……!」
絶望的に首を振る遥を見下ろし、ひろしは冷淡に笑った。
「二度もイッて、こんなにシーツまで濡らしておいて何を言ってるんだ。身体を淫らに火照らせて誘ったのはお前だろ」
男の手が抵抗する遥の両手首を乱暴に掴み、頭上のシーツへ縫い止めた。
「溢れさせた蜜をゴム越しで濁らせるなんて勿体ないだろ。生の温もりで受け止めろ」
冷酷な正論で逃げ道を塞がれ、遥の拒絶は無慈悲に粉砕された。
男の腰が、開かれた遥の両脚の間へと容赦なく割り込んできた。薄い布地を一枚も隔てない生身の肉と肉の距離がゼロになる。剥き出しの秘所の入り口に、男の熱い先端がじわりと押し当てられた。皮膚同士が直に触れた瞬間、遥の背筋に電撃のような戦慄が走る。
「嫌……っ! 離れて……っ、生は絶対に嫌です……!」
遥は身をよじって激しく抵抗したが、男の重量は岩のように動かない。男の指先が濡れそぼった割れ目を押し広げ、溢れ出た愛液が生身の先端をねっとりと濡らしていく。
ひろしは一気に貫くのではなく、先端の亀頭だけを膣口の浅い粘膜へじわりと沈めた。濡れた入り口の襞が限界まで押し広げられ、生々しい摩擦熱が走る。
「……っ、あ……っ! 入って……きちゃう……っ、やめてぇ……っ!」
遥は悲鳴のような拒絶の声を上げた。だが男は腰を進めず、敏感な入り口をわずかに押し広げたところで止め、あえてゆっくりと先端を引き抜いてみせた。生身の塊が粘膜を擦りながら後退し、冷たい空気が触れた瞬間、遥の下腹部がキュッと収縮する。
「……ひっ……!?」
貫かれる激痛と恐怖に身構えていた遥は、予想を裏切る肩透かしに息を呑んだ。
ひろしは耳元に熱い呼気を吹きかけながら、再び濡れた先端を入り口へ押し当て、浅い出し入れを繰り返した。
「嫌がってるくせに、先端を抜いた瞬間、お前の身体が寂しそうに入り口をすぼめたぞ」
「違います……っ、吸い付いてなんかないです……っ!」
激しく首を横に振って泣き叫ぶ。しかし二度の絶頂を経た粘膜は、遥の嫌悪と拒絶を裏切り、生身の熱い摩擦を貪欲に感知して勝手に愛液を分泌し続けていた。
ひろしの寸止め焦らしは残酷なまでに精密だった。決して奥までは突き入れず、太いカリ首で小陰唇の内側と膣口の縁をねっとりと擦り上げる。そして遥が恐怖に身を竦めると、わずか数センチだけ生身を押し込み、浅い襞を押し広げてはすぐにずるりと引き抜くのだ。ズシリとした重みが入り口を押し広げるたび、遥の背中がシーツから浮き上がり反り返った。
「……んっ……あぁっ……! お願い、やめて……っ、焦らさないで……っ!」
拒絶しているはずなのに、声は熱を帯びて上ずり、まるで挿入を求めているかのような響きを帯びてしまう。
生身の摩擦が掠めるたび、頭の中では「社内の先輩に生で犯されてしまう」「絶対に破滅する」と激しい恐怖が渦巻いているのに、身体の芯は挿入されない乾きに悶え、熱狂的な痺れを求めていた。これこそが遥が一度も経験したことのない、意識と肉体の完全な乖離だった。過去の行為では痛みに耐えるだけだったのに、クンニで開発された未開の秘部は、生身の刺激に飢えて激しく疼いている。
生で貫かれる寸前の刺激に、遥の肉体は拒絶の意志を裏切って疼き狂っていた。
遥は足元へ落ちた衣服を視線で探した。ほんの一瞬でも手首が自由になれば、扉へ走れるかもしれない。だがひろしはその視線の先を読み、ベッドの外へ伸ばしかけた腕を元の位置へ押し戻す。助けを呼ぶための端末も、部屋の電話も、手の届く範囲にはなかった。
寸前で止める行為は、快感を長引かせるだけではない。遥が自分から願う言葉を口にするまで、拒絶と疲労を削り続けるためのものだった。何を言っても都合よく同意に置き換えられると分かり、遥は唇を固く閉じる。すると男は沈黙まで期待の表れだと言い換えた。どちらを選んでも出口のない会話に、遥の胸は重く塞がった。
同じ刺激と停止を繰り返されるうち、遥には何分経ったのかも分からなくなった。時間の感覚まで奪われても、やめてほしいという意思だけは変わっていなかった。
「奥まで入れてほしいのか? 挿れてほしければ、そう言えよ」
ひろしは手首を掴んだまま冷淡に囁き、先端を膣口に押し当てたままピタリと動きを止めた。寸止めの拷問に、遥の爪先がシーツを掻きむしり、下腹部が痙攣する。熱い圧迫感が入り口を塞いだまま、奥への侵入を焦らされるもどかしさ。涙が目尻から幾筋も溢れ、遥は屈辱と快楽の狭間で狂乱しそうになっていた。夜の静寂の中、壁の時計は無情に出社への時間を刻んでいる。真面目な新入社員の理性は、冷酷な先輩の寸止め焦らしによって、じわじわと崩壊の淵へと追い詰められていた。
ここまで読んでくれてありがとう
選択を変えれば、結末は変わります。
別のルートを試すか、他の物語へ。



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