名器

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【名器】声を出したら次の道具、モニター試験で初めて中でイかされる遥:vol.7(レンズの前の比較)

真壁は、新しい同意書を持ってきた。測定者の身体を用いた比較測定、映像記録を含む。遥は顔を覆っていた手を下ろし、ペンを握った。カメラの赤いランプが、視界の端で灯り続けていた。名前を書く自分の手も、きっと映っている。遥はそう思いながら、最後の一...
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【名器】声を出したら次の道具、モニター試験で初めて中でイかされる遥:vol.7(前と後ろの測定)

最後の同意書には、測定者二名の身体を用いた同時測定、と書かれていた。遥が名前を書き終えると、真壁はそれを佐伯に見せ、佐伯も小さく頷いた。二人は、それぞれ白衣を脱ぎ始めた。遥は検査台の上で、二人の男が服を脱いでいくのを、交互に見ていた。真壁の...
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【名器】声を出したら次の道具、モニター試験で初めて中でイかされる遥:vol.7(道具と本物の交互)

真壁が最後の布を下ろしたとき、遥は台の上で息を呑んだ。目の前に現れたものは、凹凸のある道具よりもひとまわり太く、先端は張り詰めて光っていた。遥は思わず脚を閉じようとして、足首のベルトに引き戻された。逃げることも、隠れることも、できなかった。...
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【名器】声を出したら次の道具、モニター試験で初めて中でイかされる遥:vol.7(跨る前の同意書)

真壁は長いあいだ、何も言わなかった。遥は目を閉じたまま、自分の言葉がどう受け取られたのかを待っていた。断られたら、どうしよう。そう思ったとき、真壁の手が、試作機の座面に突っ伏した遥の背中に、そっと触れた。ガウン越しに、手のひらの熱が伝わって...
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【名器】声を出したら次の道具、モニター試験で初めて中でイかされる遥:vol.7(鏡の前の検査台)

鏡は、検査台の足元から一メートルも離れていなかった。そこに映る自分の脚の間は、さっきよりもずっと大きく、細かいところまで見えた。濡れて光る花びらのような襞、その上で赤く膨らんだ突起、ひくひくと動き続ける入口。遥は、それを生まれて初めて、こん...
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【名器】声を出したら次の道具、モニター試験で初めて中でイかされる遥:vol.6(製品資料の撮影)

製品の資料として、撮ってください。そう言った瞬間、遥は自分の耳を疑った。今の言葉を口にしたのは、本当に自分だったのか。真壁も、しばらく何も言わなかった。それから、確かめるように、ゆっくりと聞き返した。映像で記録する。それでいいのか。「……顔...
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【名器】声を出したら次の道具、モニター試験で初めて中でイかされる遥:vol.7(懇願の数値)

止めないで、何をしてほしいのか。真壁の問いは、静かな部屋にいつまでも残っていた。遥は答えられなかった。答えは分かっていた。分かっているからこそ、口にできなかった。真壁は額から手を離し、もう一度、指を二本、遥の中に沈めた。奥のあの場所に、指先...
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【名器】声を出したら次の道具、モニター試験で初めて中でイかされる遥:vol.6(二人目の計測者)

もう一人、呼んでもいいです。遥の声は小さかったが、真壁ははっきりと聞き取ったようだった。少しの間、遥の顔を見つめてから、壁の内線電話を取った。佐伯、検査室まで来てくれ。それだけ言って、受話器を置いた。待っているあいだ、真壁は新しい同意書を用...
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【名器】声を出したら次の道具、モニター試験で初めて中でイかされる遥:vol.6(固定された検査台)

検査台に、固定してください。遥がそう言うと、真壁は台の両脇に垂れていた黒いベルトを持ち上げた。最初からそこにあったのに、遥は今まで気づいていなかった。測定中に被験者が動きすぎると、数値がぶれる。そのための固定具だ、と真壁は説明した。今日、初...
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【名器】声を出したら次の道具、モニター試験で初めて中でイかされる遥:vol.6(騎乗型の試作機)

自分で、動いてもいいですか。遥がそう聞くと、真壁は少し意外そうな顔をした。それから、棚の奥の、布をかけられた機械に目をやった。ちょうどいいものがある、と真壁は言った。まだ誰にも試していない、開発中の試作機だ。布が外されると、そこには鞍のよう...
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【名器】声を出したら次の道具、モニター試験で初めて中でイかされる遥:vol.6(鏡に映る数値)

鏡で、見ながらにしてください。そう口にしたとき、遥は自分が何を頼んだのか、半分しか分かっていなかった。ただ、これまで数字でしか知らされなかった自分の身体を、一度だけ、この目で確かめたかった。名器と呼ばれたものが、どんな形をしているのかを。真...
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【名器】声を出したら次の道具、モニター試験で初めて中でイかされる遥:vol.6(基準値の手前)

ぎりぎりで止めて、測ってください。遥がそう言うと、真壁は一瞬だけ動きを止めた。それから、確かめるように聞き返した。寸前で止めるということか。遥は頷いた。自分でも、なぜそれを選んだのか分からなかった。ただ、さっき指でイかされたとき、もっと長く...
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【名器】声を出したら次の道具、モニター試験で初めて中でイかされる遥:vol.5(測定不能)

止めないで、測り続けてください。そう言った声は、自分のものとは思えないほどかすれていた。真壁は少しだけ眉を上げ、それから五枚目の同意書を差し出した。最大負荷試験。そう書かれた文字の下に、遥は名前を書いた。手が震えて、字が少しだけ歪んだ。トレ...
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【名器】声を出したら次の道具、モニター試験で初めて中でイかされる遥:vol.5(人の指との比較)

五枚目の同意書は、それまでのものより短かった。比較測定、とだけ書かれていて、その下に小さな字で、測定者の手指を用いる、と添えられている。遥はその一行を、三回読み直した。真壁の指で、中を測る。そういう意味だった。製品の基準は、人の身体でできて...
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【名器】声を出したら次の道具、モニター試験で初めて中でイかされる遥:vol.4(足されていく道具)

数値が足りないなら、足してください。自分の口から出た言葉に、遥は自分で驚いていた。真壁は少しの間、遥の顔を見ていた。それから四枚目の同意書を差し出し、複数器具の同時使用、という項目を指で示した。一つずつ説明はしない。測りながら、必要なものを...
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【名器】声を出したら次の道具、モニター試験で初めて中でイかされる遥:vol.4(自分の手で測る)

四枚目の同意書には、被験者による自己操作、と書かれていた。遥がペンを置くと、真壁はさっきの道具を消毒して、遥の手に握らせた。まだ温かかった。自分の中から出てきたばかりのものだと思うと、握る指に力が入らなかった。自分で入れて、自分で動かしてく...
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【名器】声を出したら次の道具、モニター試験で初めて中でイかされる遥:vol.2(ローターの十分間)

二枚目の同意書には、外部刺激用器具、という固い言葉が並んでいた。遥がサインを終えると、真壁は棚から小さな卵形の道具を取り出した。淡い桃色で、細いコードがついている。ローターです、と真壁は言い、それを遥の目の前で一度だけ震わせた。低い音が部屋...
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【名器】声を出したら次の道具、モニター試験で初めて中でイかされる遥:vol.3(初めての中イキ)

真壁が棚から取り出したのは、さっきのセンサーとは比べものにならない太さのものだった。肌に近い色をして、表面にはゆるやかな凹凸が刻まれている。根元の近くに、センサーと同じ小さな金属の輪が埋め込まれていた。来年出す予定の製品です、と真壁は言った...