【名器】声を出したら次の道具、モニター試験で初めて中でイかされる遥:vol.6(騎乗型の試作機)

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【名器】声を出したら次の道具、モニター試験で初めて中でイかされる遥:vol.6(騎乗型の試作機)

自分で、動いてもいいですか。遥がそう聞くと、真壁は少し意外そうな顔をした。それから、棚の奥の、布をかけられた機械に目をやった。ちょうどいいものがある、と真壁は言った。まだ誰にも試していない、開発中の試作機だ。

布が外されると、そこには鞍のような形の台が現れた。腰の高さほどの台座の上に、革張りの座面があり、その真ん中から、あの凹凸のある道具と同じ形のものが、まっすぐ上に突き出ていた。根元には、センサーの金属の輪が光っている。騎乗型です、と真壁は言った。使う人が自分で跨って、自分で動く。

「……これに、跨るんですか」

使う人がどう腰を動かすか、どこで止まり、どこで速くなるか。そのデータがほしい、と真壁は言った。機械は動かない。動くのは、あなただけだ。決まりは変わらず、十分間黙っていられたら一万円が足される。遥はその突き出たものを見つめたまま、しばらく動けなかった。

同意書に名前を書くと、真壁は試作機を検査台の横に運び、道具にジェルを塗った。それから、台座の前に踏み台を置いた。遥はガウンを羽織ったまま、踏み台に足をかけた。座面をまたぐと、脚の間のすぐ下に、道具の先端があった。遥はそこで止まった。

自分で入れて、と真壁が言った。手を使ってもいい。遥は片手で座面の縁を掴み、もう片方の手を、自分の脚の間に伸ばした。道具の先端を指で支え、入口に当てる。先端が、濡れた入口に触れた。遥はゆっくりと、腰を下ろし始めた。

太いものが、自分の重みで沈んでいく。入口が押し広げられ、凹凸が一つずつ中を擦り上げていく。真壁が入れたときとも、自分の手で入れたときとも違った。腰を下ろせば下ろすほど、奥まで入ってくる。どこで止めるかは、自分で決めるしかなかった。

「っ……、深……」

半分のところで、遥は腰を止めた。太ももが震えていた。真壁はタイマーを押し、十分です、と言った。それから、検査台の椅子に腰を下ろした。試作機に跨った遥の姿が、真正面から見える位置だった。遥は真壁の視線を感じながら、残りの半分を、ゆっくりと呑み込んだ。

座面に、尻がついた。道具が、根元まで入っていた。自分の重みで、先端が奥の壁を押し上げている。押し上げたまま、少しも逃げない。遥は浅く息をしながら、座面の縁を握りしめた。動かなくても、奥がじんじんと疼いていた。濡れ具合、九十五。締めつけ、八十一。

動いてください、と真壁が言った。遥は膝に力を入れ、腰を少しだけ浮かせた。凹凸が、内側の壁を擦りながら抜けていく。半分ほど浮かせたところで、また下ろした。奥に、先端がぐっと届いた。遥は唇を噛んだ。声を出してはいけない。

もう一度。もう一度。最初はぎこちなかった動きが、少しずつ滑らかになっていった。腰を浮かせて、下ろす。浮かせて、下ろす。下ろすたびに、奥のあの場所に先端が当たる。遥は自分で、そこに当たる角度を探していた。前に傾けると、強く当たる。後ろに反ると、少し外れる。

前に傾けたまま、腰を下ろした。先端が、奥のあの場所を正確に押し上げた。遥の喉から、息が漏れた。声ではない。まだ、声ではない。遥は前に傾いたまま、同じ角度で、また腰を下ろした。自分で選んだ角度で、自分で奥を突いていた。

ふと顔を上げると、真壁がこちらを見ていた。画面ではなく、遥の腰を。遥の動きを、目で追っていた。遥は急に恥ずかしくなって、動きを止めた。止めた途端、中が道具を強く締めつけた。締めつけ、八十九。真壁が画面を見て、読み上げた。

「……見ないで、ください」

見なければ記録できない、と真壁は言った。止まっていても、あなたの中は動いている。その言葉に、遥の中がまた締まった。止まっていても、身体は勝手に動いてしまう。だったら、と遥は思った。止まっていても、動いていても、同じことだ。

遥は腰を動かし始めた。今度は、さっきよりも速く。座面の縁を掴んだ手に力を込め、膝で身体を持ち上げて、落とす。落とすたびに、奥が突き上げられる。遥の胸が、ガウンの中で揺れた。前がはだけ、片方の胸が布の外にこぼれた。直す余裕はなかった。

六分を過ぎたころ、遥は自分の腰が、もう自分の意思で止められなくなっているのに気づいた。止めようと思っても、膝が勝手に身体を持ち上げ、勝手に落とす。速さもどんどん上がっていく。試作機の革の座面が、遥の溢れたもので濡れ、腰を下ろすたびに、ぴちゃりと音を立てた。

「あ……っ、止まら、ない……」

声が出た。七分十秒。真壁が告げた。ボーナスはなし。けれど、遥はそれを聞いても、腰を止められなかった。声が出てしまったのなら、もう我慢する理由もない。遥は声を上げながら、自分で自分を突き上げ続けた。奥のあの場所を、何度も何度も。

波が来た。前に傾いたまま、腰を一番深く沈めたところで、遥の身体が硬直した。中が道具を締めつけ、何度も絞り上げる。遥は座面の縁にしがみつき、声を上げてイった。腰を沈めたまま、動けなかった。脚の間から溢れたものが、座面を伝って、台座の脇を流れ落ちていった。

息が整わないうちに、遥はまた腰を浮かせていた。自分でも、信じられなかった。一度果てたはずの腰が、もう次の一往復をねだっている。二度目は、一度目よりも早く来た。三度目は、もっと早かった。真壁は何も言わずに、記録用紙に数字を書き込み続けていた。

四度目を迎えたあと、遥はようやく腰を止め、座面に突っ伏すように前に倒れた。中には、まだ道具が根元まで入っていた。少し身じろぎするだけで、奥が擦れて、腰が跳ねた。遥は荒い息の合間に、真壁のほうを見た。

真壁は、椅子から立ち上がっていた。白衣の前の、スラックスの布が、はっきりと盛り上がっているのが見えた。遥はそれを見て、自分の中が、また道具をきゅっと締めつけるのを感じた。この道具は、誰の形を基準に作ったのだろう。そんな考えが、ふと頭をよぎった。

「……機械じゃなくて」

かすれた声で、遥は言った。真壁が、遥の顔を見た。遥は試作機の座面に頬を押しつけたまま、続きを口にした。機械じゃなくて、主任で、測ってください。言ってから、遥は目を閉じた。もう、どんな顔をしていいのか分からなかった。

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