【契約書の罠】遥の撮影:vol.8(危険日の恐怖)

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【契約書の罠】遥の撮影:vol.8(危険日の恐怖)

結合部はまだ、深く、暴力的に繋がったままだった。

遥の引き裂かれたばかりの膣の奥には、今なお男の硬い肉が脈を打ちながら、処女を強引に貫き、彼女の人生を永遠に汚染したという事実を物理的な激痛とともに刻み込んでいた。
裂けた粘膜からは脈打つように鮮血が流れ出し、男の異物と擦れ合うたびに、息が止まるほどの痛みが全身を駆け巡る。
こんな暴力的な行為が「撮影」だなんて、どう考えても狂っている。
しかし、自分の不用意なサインが、この狂気の空間から逃げる全ての権利を奪い去ってしまったのだ。

男優の太い腰はわずかに揺れている。
だが、それはもはやピストン運動というよりも、一番奥深く、腹の奥にぴったりと密着させるように押し込み、何かを体内へ射精するための溜めのような動きだった。

「遥ちゃん……もう、限界だ……。中にいっぱい、出してやるからな」

男優の獣のような息が荒くなり、声が低く濁っている。
その言葉の意味を理解するよりも早く、男の身体から発せられる異様な熱量と、筋肉の硬直が、遥に最悪の結末を予感させた。

それを聞いた瞬間、激痛で朦朧としていた遥の背中を、死を予感するような氷の戦慄が走った。

「――ま、待って……っ、中は……だめっ……中は、ほんとに……っ!」

遥は半狂乱になって叫んだ。
声は恐怖でかすれ、喉からは血が滲むような悲鳴しか出ない。
下半身の激痛もさることながら、今から行われようとしている行為は、彼女の未来そのものを完全に破壊する行為だった。
自分の純潔が奪われただけでも絶望のどん底なのに、そこに妊娠のリスクまで乗せられるなんて、絶対に耐えられない。

「危険日って……言ったのにっ……! おねがいっ、っ!! 妊娠しちゃうっ!」

遥は泣き叫びながら、背後の男優を振り解こうと死に物狂いで腰を捩った。
しかし、強靭な腕力で押さえつけられた彼女の体はビクともしない。
まるで鉄の万力で固定されているかのように、彼女はただ男の欲望を受け入れるための無力な器に成り下がっていた。

ひろしの冷酷なカメラのシャッター音だけが、無慈悲にスタジオに響き渡る。
彼にとって、遥の絶望や悲鳴は、映像の価値を高めるための最高のスパイスでしかなかった。

その懇願を完全に無視し、男の腰が最後にぐっと、遥の最も深い場所――腹の奥を直接殴りつけるほどの力で沈み込んだ。

「――あ゛っ……!! い゛っ……!!」

ッと、容赦のない力で肉が奥の壁に激突した瞬間。
腹の奥を強く突き上げられたような強烈な吐き気が遥を襲う。

その太いモノの先端から――粘り気のある熱い奔流が、大砲のように遥の最奥へと注ぎ込まれた。

「……っああああああっ!!!」

遥の口から、もはや人間のものとは思えない絶叫があがった。

熱い、気持ち悪い――!!

自分の体温とは明らかに違う、不気味で生温かい異物が、大量に、勢いよく腹の奥に直接叩きつけられていく感覚。
それは快感などという生易しいものではなく、毒液を体内に直接注射されているような、究極の生理的嫌悪感とパニックだった。
自分の身体の奥底、決して誰にも触れさせてはならない最も神聖な場所に、見ず知らずの男の不潔な体液が直接ぶちまけられている。
その事実が、遥の思考を恐怖で埋め尽くしていく。

「……だめっ、中、だめ……なんで……っ! やだぁっ!!」

男の腰は微かに震えながら、と痙攣を繰り返す。

そのたびに、と、大量の白濁した精液が、処女血にまみれた遥の膣奥に容赦なく噴き出されていた。
一度や二度ではない。男の執念深い欲望が、一滴残らず彼女の中に搾り出されていく。
「よく締まるな……こんなに中に出したのは初めてだ。お前の腹の中で、俺の種が脈打つようにいってるぞ」
男優の下品な言葉が頭上から降り注ぐが、遥にとってはただの耳障りなノイズでしかなかった。
ただただ、自分の内側が取り返しがつかないほど汚されていく絶望だけが、彼女を支配していた。

「いっぱい……でてる……っ、あつい……! なかに、きもちわるいのが……はいって……っ!」

遥の手が、無意識に自分の下腹部をかきむしるように押さえる。
物理的にお腹が膨らむわけではないが、膣内に無理やり注ぎ込まれた精液の熱と質量が、まるで自分の内臓を内側から腐らせていくかのように感じられた。
自分の体が、自分のものではなくなってしまったような感覚。
ただの繁殖用の家畜へと貶められたような、圧倒的な屈辱感。

極度の恐怖とストレスで、過呼吸が止まらない。
息を吸っても吸っても酸素が足りず、視界が明滅する。

「やだ……わたし……今日……危険日なのに……っ、ほんとに……できちゃったら……どうしよう……っ……お母さん……っ」

頭の中では“妊娠”という二文字が、警報サイレンのように鳴り響いていた。

大学に入ったばかりで、これからたくさんの夢があった。
普通の恋愛をして、いつか本当に好きな人と結ばれて、というささやかな願いさえも。
それが今、見ず知らずの中年男の体液を、最も妊娠しやすい日に直接体内に注ぎ込まれ、文字通り「受精」の恐怖に直面させられている。
もしも本当にお腹の中に新しい命が宿ってしまったら、自分はどう生きていけばいいのか。
誰に助けを求めればいいのか。
親に何と言えばいいのか。
思考のループが、遥を完全に狂気へと追いやっていく。

膣内では、男の射精の余韻が、凶暴な熱を持って脈打っていた。

大量の精液が引き裂かれた膣壁の傷口に絡みつき、焼けるような痛みを伴って滞留している。
その感触が、遥にとってあまりにも現実的で、そしてあまりにも絶望的だった。

「なんで……こんな……ひどいことするの……っ……わたしの人生……おわっちゃう……っ」

恐怖と絶望が限界を突破し、遥は白目を剥きそうになりながら全身を痙攣させた。

ようやく射精が終わり、男のモノが抜かれる。
その瞬間、……という下品な水音と共に、遥の真っ赤に腫れ上がった膣口から、処女血と混ざり合った大量の白濁が溢れ出した。

「いや……出てる……でてるぅ……!」

遥は震える両手で、自分の股間から脈打つように垂れ流される男の精液を必死に押さえ込もうとした。
しかし、一度体内に注ぎ込まれたものは、どうやっても無かったことにはならない。
とした体液が、彼女の太ももを伝ってマットを汚していく。
自分の純潔が、こんなにも無残に、こんなにも汚らわしい形で終わってしまったことを、その液体が証明していた。

中は、完全に“汚染されて”しまった。

しかも、自らの“危険日”に。

「こんなの……どうしたらいいの……ほんとに……ほんとに、できちゃったら……っ……」

遥は呆然と、焦点の合わない虚ろな目でマットを見つめながら、その場に崩れ落ちた。
身体の奥底、腹の奥には、まだ男の不気味な熱が――自分を妊娠させるかもしれない毒液が、生々しく滞留している。
その重みが、彼女の心を底なし沼へと引きずり込んでいく。

「奪われた」ことの絶望。
「中に出された」ことの恐怖。
それらが彼女の思考を恐怖で埋め尽くしていた。

快感など、最初から最後まで1ミリも存在しなかった。
あるのはただ、大人たちの薄汚い欲望と暴力によって、一人の女性の日常が取り返しのつかない傷を負ったという、残酷すぎる現実だけだった。
彼女の目からは、もう感情の抜け落ちた涙だけが、とめどなく流れ続けていた。

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